兵庫県のほぼ中央に位置し、その形から“ハート型のまち”とも呼ばれる神河町。豊かな自然に囲まれ、四季折々の表情を見せています。ランチやスイーツが楽しめる店舗も充実♪自然の中に溶け込むような心温まる店内でのランチや、テイクアウトして食べたいパン、デザートタイムに注目のスイーツなど、おでかけで立ち寄りたい店舗をたっぷり紹介します。また、家族で楽しめるアクティビティ&観光スポットも目白押し。休日は神河町へ出かけましょう!
1.Cafe ikoi(カフェ イコイ)
静かな空間と家庭的な味わいに癒やされるカフェで憩いのひとときを
桜の名所、蛍の生息地としても知られる小田原川沿いに佇む「Cafe ikoi(カフェ イコイ)」。四季折々の自然豊かな風景に溶け込んだ、木のぬくもりあふれる小さなカフェです。
店内に入るとふわっと鼻をくすぐるコーヒーの香りがお出迎え。数日分の生豆を少量ずつ焙煎する家庭焙煎にこだわっていて、鮮度抜群のコーヒーが楽しめます。苦味が少なくすっきりとした味わいなので、まずはブラックで試してみて。
『ハンバーグランチ』 850円
ランチメニューの人気No.1はハンバーグ。蒸し焼きにしているので、肉汁をたっぷり含んで、ふわふわジューシーに仕上がっています。味付けは醤油ベースであっさりめに。白ごはんに、季節の野菜を使ったスープやキッシュ、ミニスイーツまで付いて、財布に優しいランチセットです。
『ケーキセット』 500円
『ケーキセット』は 、いろんなスイーツをちょっとずつ食べたいよくばりさんにおすすめ。ドリンクとセットで注文すると200円引きとお得に。店自慢のコーヒーを少し濃いめに抽出したコーヒーゼリーや甘さ控えめなベイクドチーズケーキなど、ランチ後でもぺろりと食べられるボリューム感もうれしいですね。
ほっと一息つきたい午後は、おしゃれな立杭焼に注がれたコーヒーを片手に、素朴な自家製スイーツをゆっくりと味わって、心と体にご褒美をあげませんか。
■DATA
Cafe ikoi(カフェ イコイ)
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町上岩3−2
- 電話番号
- 0790-34-1101
- 営業時間
- 7:00〜17:00
【モーニング】7:00〜11:00
【ランチ】11:30〜14:00
※カフェタイムは区切りなし
2.昔ごはんとおやつの時間 楽や(たのしや)
キッズスペースが充実したママもうれしいカフェ
村役場だった場所をリノベーションした「昔ごはんとおやつの時間 楽や(たのしや)」。店名の通り、“楽しく過ごせる憩いの場所”を提供する、子連れでも気軽に立ち寄れる人気のカフェです。
卵や乳製品などのアレルギーをもつ人にも安心して食べてもらえるお菓子を作りたいと、一から独学で店を始めた店主。姫路でアレルギー対応のケーキ店を営んだのちに、ランチも楽しめるカフェとして、神河町で新たにスタートをきりました。
店内には、キッズスペースが用意されていて、おもちゃや絵本がずらり。子どもは飽きることなく遊ぶことができて、ママもゆっくりとごはんの時間を楽しむことができます。
『杉ごはん』1,100円
メインが日によって変わるランチ『杉ごはん』は、野菜をたっぷり使って丁寧に作られたおかずがプレートに並びます。使う野菜は地元産の無農薬野菜や有機栽培のものを積極的に取り入れています。カツオ、いりこ、昆布からしっかりとだしをとった具だくさんの味噌汁にも根菜をはじめとした野菜やキノコがたっぷりと。
ごはんは無農薬玄米と有機栽培の小豆を炊き、4日間かけて熟成させた栄養価の高い酵素玄米か、白米から選べます。酵素玄米は子どもでも食べやすいと好評なんだそう。
『ちょこあん』390円、『お豆のぷりん 柚蜜』200円、『お豆のぷりん 黒蜜』180円、
『ばなな山』440円、『ぷりん大福』440円
ケーキは常時15種類ほどがスタンバイしています。
自家製餡と求肥(ぎゅうひ)、シナモンクッキーをサンドした『ちょこあん』や、有機豆乳を使用したプリンに甘酒と柚子を合わせて蜜で仕上げた『お豆のぷりん 柚蜜』、豆ベースのぷりんをさっぱりと黒蜜で仕上げた『お豆のぷりん 黒蜜』など、地元産の材料を積極的に使い、素材にとことんこだわったスイーツが並びます。
バナナとキャラメルソース、ココナッツ、生クリーム、スポンジを求肥で包んだ『ばなな山』や、求肥の中に豆乳プリンときなこ、生クリーム、スポンジをたっぷり詰め込んだ『ぷりん大福』も定番人気。
素材のおいしさを生かした優しい味わいのランチやスイーツで、ゆっくりと「楽しい」時間を過ごして。
■DATA
昔ごはんとおやつの時間 楽や(たのしや)
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町杉440-2
- 電話番号
- 0790-32-2322
- 営業時間
- 10:00~17:00
※ランチは予約がベター。 - ※閉店しました(2023年1月17日時点の情報)
3.cafe hanul(カフェ ハヌル)
話題の韓国グルメが食べられるトレンディなカフェ。夜カフェにも注目♪
親子3人で仲良く切り盛りする「cafe hanul(カフェ ハヌル)」。JR播但線寺前駅からほど近く、モーニングから夜カフェ、コワーキングスペースとしての顔も持つ、いろんなシーンで利用しやすいカフェです。
『プルコギランチ』1,300円(+100円でミニデザート付き)
“街中へ出かけなくても流行りのものが食べられるお店にしたい”との思いで、メニューは韓国グルメが目白押し。『プルコギランチ』は、ピリ辛でしっかり味つけされた国産の牛肉と野菜の甘みが食欲をそそる不動の人気メニュー。副菜も野菜たっぷりで、食べ応えがありながらもヘルシーなワンプレートになっています。
『クロッフル』730円
カフェタイムに訪れたときは『クロッフル』がおすすめ。表面はカリッ、中はモチフワな食感が楽しくなる、話題の韓国スイーツです。バニラアイスとハチミツを絡めながら、濃厚な味わいに癒やされて。プラス200円でホットコーヒーか紅茶をつけられるので、一服したいときにぴったりです。
『銀馬車かぼちゃのニョッキ』860円
2022年2月から始めた夜カフェでは、パスタやピザ、神河町ならではのジビエ料理など、多彩なメニューがスタンバイ。イチオシは、ニョッキ、ソース共に「銀馬車かぼちゃ」を贅沢に使ったこの地域ならではのパスタ。季節の素材を使ったものなど、パスタだけでも数種類を取りそろえています。
トレンドに敏感で、次々と新しいことに取り組んでいる「cafe hanul」。飲み終わったボトルをmy水筒として使えるテイクアウト限定のドリンク『モクテル』など、新商品も登場しています。今後の動きは公式Instagramでチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
■DATA
cafe hanul(カフェ ハヌル)
- 所在地
- 兵庫県神埼郡神河町寺前207-7
- 電話番号
- 0790-20-4065
- 営業時間
- 9:00〜21:00
【モーニング】9:00〜11:00
【ランチ】11:30〜14:00
【カフェタイム】14:00〜16:00
【夜カフェ】17:30〜23:00(L.O.22:30)
- ※蔓延防止期間中は夜カフェの営業時間が17:00〜21:00(L.O.20:30)に時短となります。
4.la mia casa(ラ ミア カーサ)
古民家リノベーションのイタリア料理店でランチを満喫
古民家をリノベーションしたイタリア料理店「la mia casa(ラ ミア カーサ)」。神河町へ移住してきたというオーナー夫婦の温かな人柄を表すような、ホッとする店内が魅力です。
『マルゲリータ』 1,160円
本場ナポリの味を追求し、手作りした薪窯(まきがま)でアツアツのピザを焼き上げます。ナポリで一番愛されている粉を使ったという『マルゲリータ』は、一度は食べてみたい一品。
『パスタのランチセット』1,520円~
人気のランチセットには、前菜とドリンクがセットに。自然農法の生産者から買い付けた野菜や、魚介類など、旬の食材を使った前菜に注目です。
セットのパスタはさまざまなメニューから選ぶことができます。『ボローニャ風ミートソース 自然農法野菜添え』(セット価格 1,520円)は、肉にしっかりと焼き目を付け、香味野菜と濃いめの赤ワインでじっくり煮込んだソースを使用。子どもにも人気のメニューなんだとか。仕上げには、削りたてのパルミジャーノ・レッジャーノチーズをたっぷり振りかけて召し上がれ。
このほか、『ピッツァのランチセット』(1,560円~) もあります。季節限定のメニューが登場することもあるので、ぜひ訪れてみて。
■DATA
la mia casa(ラ ミア カーサ)
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町粟賀町297
- 電話番号
- 0790-32-0651
- 営業時間
- 11:00~15:00(LO.14:00)
※ディナーは4人から1日前に要予約 - ※2023年9月末をもって閉店しました。10月末に新店舗を移転オープン予定。最新情報は各種SNSで確認を。
5.菓旬処 彩 sai(サイ)
地元の食材にこだわった和洋のスイーツがそろう老舗和菓子店
創業から80年続く老舗菓子店「菓旬処 彩 sai(サイ)」。先代からの製法を守りながらも新しい風を取り込み、季節を感じる和菓子を作り続けています。
地元の食材を取り入れ、神河町産のお茶「仙霊茶」や根宇野地区で栽培されているユズ、神河町の天然水を使うなど、おいしさはもちろん、素材にもこだわっています。
『犬寺もなか』1個200円
店の看板商品でもある銘菓『犬寺もなか』。北海道産の小豆を越知川沿いの名水で炊き上げた粒餡を、軽い食感の皮で挟んであります。その昔、2匹の飼犬に命を救われた地元の枚夫長者が建てた「法楽寺」の別名が「犬寺」だったことにちなんで作られたそう。よく見ると皮にも2匹の犬が描かれています。
他にも、栗がまるっと入った最中『柴栗』(210円)も人気。自宅用にはもちろん、箱入り(5個~)もあるので神河町の手土産として喜ばれること間違いなしです。
『夢ろーる』1,295円 ※7月~9月中旬は販売休止
卵をたっぷり使ったふわふわのスポンジケーキのロールケーキ『夢ろーる』。中には自家製の粒あんとカスタードクリームが入っていて和と洋の魅力が詰まったオリジナルスイーツです。つぶ餡は、北海道産の小豆を、神河町の天然水でじっくりと炊き上げています。甘さ控えめなので、たっぷり入ったクリームも最後まで飽きることなく食べられます。
このほか、旬のフルーツを使った『ふるーつ大福』(6月〜11月ごろ限定)や『わらび餅』(夏季限定)などの限定商品も登場します。
彩り豊かなスイーツは自分へのご褒美や手土産にもぴったり。季節を感じるスイーツを買いに出かけてみては。
■DATA
6.miya-pain(ミヤパン)
日常になじむやさしい味わいでランチにもぴったりのパンを
食感や口どけにこだわったパンが人気のベーカリー「miya-pain(ミヤパン)」。長年大手パンメーカーに勤めていた店主が独立し、常時40種類ほどのパンを販売しています。
『クリームパン』194円
同店で一番人気は『クリームパン』。最後までおいしく食べられるように、パンと自家製クリームのバランスを追求。焼き上げ前後に分けてクリームを注入することで、すき間がないほどたっぷりのクリームを味わえます。
『ポテトとウィンナーのフォカッチャ』270円
四季折々の旬な野菜を使用したフォカッチャ。『ポテトとウィンナーのフォカッチャ』は、ホクホクのポテトとウインナーに、ボロネーゼソースとマスタードソースがよく合う一品です。
このほか、オーナーが試行錯誤を繰り返して完成させた『38食パン』(1斤324円)や、神河町産の旬のフルーツを使用したデニッシュなど、バラエティに富んだパンが勢ぞろい。定期的に新商品も登場するので、何度でも訪れたくなります。
■DATA
7.熟成パン工房ABODEN(アボーデン)
天然酵母のこだわりパンが充実したのどかな町のパン屋さん
天然酵母と発酵バターを使った無添加のパンを販売している「熟成パン工房 ABODEN(アボーデン)」。パンは手作りにこだわり、「地域の人が気軽に立ち寄れる店にしたい」というオーナーの思いがこもっています。
『自家製味付け煮卵ドーナツ』300円
卵をまるごと1個包んで揚げた注目メニュー。トロリとした半熟卵は、三河みりんと天然醸造醤油を加えただし汁に漬け込んだもの。漬け汁がサクサクのドーナツ生地に染み込み、食欲をそそります。
『カヌレ』250円
コロンとしたフォルムがかわいらしい『カヌレ』もラインアップ。外はカリッと、中はふんわりの食感を楽しんで。
このほか、ほぼ毎日並ぶ定番商品はもちろん、約1,000種類あるレパートリーから日替わりで常時20種類ほどのパンを販売しています。コーヒーの無料提供もあるので、気軽に訪れてみては。
■DATA
熟成パン工房 ABODEN(アボーデン)
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町柏尾701-1
- 電話番号
- 070-1849-5010
- 営業時間
- 9:00~19:00
※売り切れ次第閉店となる場合あり
※詳しくは店舗へお問い合わせください
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年3月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。