「パワースポット巡りへ 国宝四ヵ寺trip」のロゴタイプ

前書き

兵庫県に5つある国宝寺院のうち、4つは播磨地域にあるのを知っていますか? 播磨地域で国宝に指定されている寺院は加古川市の鶴林寺、加西市の一乗寺、加東市の朝光寺、小野市の浄土寺。貴重な文化財が残る4カ寺は古くから大勢の人が訪れるパワースポットです。各見どころや周辺のスポットをチェックしてお寺巡りにでかけよう!

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  • スポット

    時間をかけて見学したい
    歴史とパワーあふれる場所

    刀田山 鶴林寺 とたさん かくりんじ

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    聖徳太子ゆかりの寺院で、太子にまつわる寺宝など、数多くの重要文化財を保有することから「播磨の法隆寺」とも呼ばれています。

    境内は国宝や重要文化財に指定された建物のほか、メディアで話題になったウインクする仏像や思いを振り切るパワースポット、伝説の仏像など見どころがいっぱい。疫病除けのお札も要チェック!

  • check 1 ウインクするおちゃめな仏像に胸キュン!

    ウインクしているのは、新薬師堂内にある十二神将の1体「摩虎羅(まこら)大将」。メディアでも紹介されたアイドル的存在で、おちゃめな表情に胸キュン!ウインクする仏像をかたどった期間限定の特別ご朱印もあるので要チェック。

    check 2 あいたた観音と疫病除けのお札にも注目!

    泥棒が盗んだ仏像を壊そうとすると「あいたた」という声を聞き、驚いて返したという伝説の「あいたた観音」。くねらせた腰に注目!平安時代、元三大師が鬼の姿になり、疫病を鎮めたと伝わる「角大師」のお札。玄関に貼ると疫病除けになるかも!?

    check 3 未来へ向かって進むためのパワースポット

    過去・現在のさまざまな思いを振り切るユニークなパワースポット「ふりきる門」。石門をくぐって裏にあるマニ車を回すと、より良い未来に向かって進めるとか。振り切りたいことがあれば、思いを込めて門をくぐってみて。

    check 4 6月には仏教と関係が深い2種の花が開花

    境内には6月上旬~下旬、甘い香りが漂う菩提樹(ボダイジュ)、朝に咲いて夕方には散る沙羅(サラ)が順に花を咲かせます。どちらも仏教と関係が深い花で、厳かなお寺の雰囲気にぴったり。お寺は関西花の寺二十五カ所の第九番に指定されています。

    国宝データ

    • 本堂…建立は室町時代初期(1397年)。構造は入母屋造り、本瓦葺
    • 太子堂…建立は平安時代後期(1112年)。構造は宝形造り、縋破風(すがるはふ)、檜皮葺

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    山門の外から見ると、三重塔がそびえ、古都に来たかのような雰囲気!広々とした境内には、さまざまな建物が点在していて、のんびり散策できますよ。宝物館は貴重な文化財が多数展示されているので、忘れず見学してくださいね。

    鶴林寺周辺の おすすめスポット

    *新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更・休業など、日々状況が変化しています。最新情報は店舗に直接お問い合わせいただくか、公式HPなどでご確認ください。

    • HOKKORI
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    • 坊主カフェ Kiseki-no-ima
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    • 鯛焼工房 やきやきや
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    • 喫茶カトレア
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    • 加古川総合文化センター
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    石段を登りながら
    眺める三重塔の調和美

    法華山 一乗寺 ほっけさん いちじょうじ

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    播磨各地に多くのお寺を開いた法道仙人によって開山。西国三十三所巡礼の第二十六番札所で、桜や新緑、紅葉の名所としても有名です。

    見どころは石段を上がりながら、さまざまな角度から眺められる県下最古の三重塔。本堂の回廊から眺めると、三重塔を眼下に見渡すことができます。本堂天井の巡礼札やお守りも忘れずチェックして。

  • check 1 三重塔が見渡せる回廊からの絶景

    本堂の回廊からは山並みや木々、三重塔が織りなす壮大な景色を眺めることができます。豊かな自然や厳かなお寺の景色を眺めていたら、心が洗われ、日頃のストレスも吹っ飛びそう。ビュースポットなので、絶景をバックに記念撮影を!

    check 2 ほっこり和むアースカラーのお守り

    女性に人気のお守り(500円)は紫、緑、オレンジ、黄、生成りの5色。土や植物などを連想させるアースカラーで、持っているだけで心がほっこりしそう。大切な人のイメージカラーを選んで、プレゼントすると喜ばれるかも!?

    check 3 天井に打ち付けられた謎の巡礼札

    本堂の天井を見上げると花のような模様が見えます。これは江戸時代、参拝者が打ち付けた巡礼札で、訪れた日にちや住所、名前などが書かれています。しかし、どうやって天井に打ち付けたかは謎。柱にも跡が残っているので、チェックしてみて。

    check 4 三重塔の絶妙なバランスに注目!

    日本を代表する古塔で、建てられたのはなんと平安時代。屋根は上に行くほど小さく造られ、どっしりとした安定感と絶妙なバランスが特徴です。下から見上げると、軒下の複雑な組木や反った屋根など、当時の建築技術にうっとり!

    国宝データ

    • 三重塔…建立は平安時代末期(1171年)。日本でも十指に入る古塔
    • 聖徳太子及天台高僧像十幅…平安時代後期の絹本著色

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    162段の石段が三つに分かれ、拝観入り口から本堂まで一直線に伸びています。一つ目の石段を上ると常行堂、二つ目の石段を上がると三重塔、三つ目の石段を上がると本堂に到着。石段を上がるごとにさまざまな景色が楽しめますよ。

    一乗寺周辺の おすすめスポット

    *新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更・休業など、日々状況が変化しています。最新情報は店舗に直接お問い合わせいただくか、公式HPなどでご確認ください。

    • 駅舎工房 モン・ファボリ
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    • CODATE 293 cafe .
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    • オリエンティーマキ
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    • café FLAT(カフェ フラット)
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    • ふく蔵
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    • 松葉
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    阿弥陀三尊立像は必見!
    極楽浄土の世界を体感して

    極楽山 浄土寺 ごくらくざん じょうどじ

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    鎌倉時代初期、重源上人によって建てられた寺院。境内中央に八幡神社、前の池をはさんで浄土堂と薬師堂が向かい合う、珍しい配置になっています。

    国宝の浄土堂と阿弥陀三尊立像以外に注目したいのは裏山の散策路に咲くあじさい。梅雨時期になると紫や青、白など10種類のあじさいが咲き誇ります。参拝の記念に御朱印やおみくじはいかが。

  • check 1 どれにしようか迷う、かわいいおみくじ人形♪

    歓喜院の副住職が手作りしているおみくじ付き人形(500円)は「あみださん」と「ほとけの子」の2種類。形や表情、持ち物も全部違うので、目が合った一体をチョイスして。境内で写真を撮れば、SNS映えすること間違いなし! ※歓喜院でのみ授与

    check 2 ご朱印ガールの心くすぐる月替わりご朱印

    サザンカやロウバイなど、四季折々の花を描いた月替わりのご朱印。丁寧に描かれた花を見ていると、1年を通して集めたくなりそう。そのほか、阿弥陀三尊の姿やお寺を建立した重源上人の特別ご朱印も要チェック! ※歓喜院でのみ授与

    check 3 ご来迎を現す阿弥陀三尊立像は必見!

    中央に立つ快慶作の国宝・阿弥陀如来は高さ5.3m、両脇の2体は3.7m。西日が差し込んで床に反射し、阿弥陀三尊に降り注ぐと、雲に乗って浮かんだように現れる姿は来迎そのもの。夏場は午後4~5時頃、冬場は午後3~4時頃がおすすめ。

    check 4 裏山や境内一帯を彩るあじさいの名所

    梅雨時期になると10種類のあじさいが裏山や境内を彩ります。裏山には四国八十八カ所巡りができる林道があり、江戸時代に作られた祠(ほこら)を見ることができます。あじさいと風情あるお寺の雰囲気を持参したカメラに収めて♪

    国宝データ

    • 浄土堂…建立は鎌倉時代前期(1192年)。大仏様式の代表的な建物
    • 阿弥陀三尊立像…鎌倉時代。仏師・快慶作。全長5.3m、両脇の2体は3.7m

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    境内には鳥居があって、神社とお寺が混在した不思議な雰囲気。浄土堂に入ると、大きな阿弥陀三尊立像があり、極楽浄土の世界が体感できました。次に訪れる時は、西日が床に反射して、浮かび上がる仏像の姿を見てみたいです。

    浄土寺周辺の おすすめスポット

    *新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更・休業など、日々状況が変化しています。最新情報は店舗に直接お問い合わせいただくか、公式HPなどでご確認ください。

    • 共進牧場レストランミルカーズ
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    • 和創作 旬菜きらら
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    • ひまわりの丘公園
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    • パティスリー アプレシエ
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    • MATURARE (マトゥラーレ)
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    • こだまの森
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    静寂に包まれた境内で
    国宝を独り占め!?

    鹿野山 朝光寺 しかのさん ちょうこうじ

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    加東市の外れにある静寂に包まれた寺院。法道仙人によって開山され、1189年、裏の権現山から現在の場所に移りました。

    注目したいのは境内中央にどっしり佇む本堂。均整のとれた建物で、52本の通し柱と高床式が特徴です。境内で耳を澄ませば、聴こえてくるのは鳥の鳴き声や滝の音。豊かな自然と澄んだ空気にも癒やされます。

  • check 1 軒下の芸術作品も見どころの一つ

    本堂を斜め横から眺めると、軒下のさまざまな建築に目が留まります。曲がった梁(はり)、突き出た獅子(しし)や唐草模様の彫刻などは芸術作品そのもの。じっくり見れば、当時の大工のこだわりが発見できるかも!?

    check 2 珍しい高床式の撮影スポット!

    本堂は珍しい高床式。腰をかがめて入れるほどの高さで、52本の通し柱が等間隔に並んでいます。なんと、柱は大きな石の上に乗っているだけなのに、今まで地震による大きな被害はなかったとか。かつての建築技術に触れながら、記念撮影を!

    check 3 お寺を見守る六面の地蔵菩薩

    二重の屋根を持つ多宝塔の前にあるのは、六面石幢(せきどう)。笠下の六角形部分に地蔵菩薩が刻まれています。建てられたのは1450年で、市の指定文化財。六体の地蔵菩薩がお寺を見守っているかのようです。

    check 4 心地良い滝の音が癒やしに

    正面参道の南を西へ流れる鹿野川の落差6mの滝。周辺に果実の形が羽子板の羽根に似ている珍しい植物「ツクバネ」が多く自生することから「つくばねの滝」と呼ばれています。心地良い滝の音を聞きながら、癒やしの時間を過ごして。

    check 5 ほっこり心和む素朴な石仏

    境内の周囲には西国三十三所霊場の石仏が並んでいます。一番から順に回ると、巡礼したのと同じご利益があるとか。木漏れ日を浴びる素朴な石仏は、見ているだけで穏やかな気持ちになります。時間をかけて、ゆっくり巡ってみて!

    国宝データ

    • 本堂…建立は1413年頃。寄棟造、向拝三間、本瓦葺

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    木々が生い茂る鹿野川沿いの参道を歩くと、山門が見えてきます。その奥にあるのがでんと腰を据えた本堂。木々に囲まれた山の中に、立派な国宝のお寺があるのには驚きました。ほっこり心休まる場所で、何度も訪れたくなります。

    朝光寺周辺の おすすめスポット

    *新型コロナウイルスの影響により、施設によって営業時間の変更・休業など、日々状況が変化しています。最新情報は店舗に直接お問い合わせいただくか、公式HPなどでご確認ください。

    • Sandwich&Cafe INVIGO
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    • がいな製麺所 ぽかぽ店
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    • 社菓庵 末永(やしろかあん すえなが)
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    • やんべ丼
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    • 滝野温泉ぽかぽ
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    • 道の駅とうじょう
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