夏の風物詩といえばひまわり。元気いっぱいに咲くひまわりが一面に広がる絶景スポットを紹介します。ひまわりと一緒に写真が撮れるフォトスポットを用意しているところもあるので、インスタ映えするかわいい写真も狙ってみて。
1.南光ひまわり畑<佐用町>
●見ごろ 7月中旬~8月上旬
●本数 約57万本
●品種 P63HE60
2021年で32周年を迎える「南光ひまわり畑」。佐用町南光地域では、町内3地区で時期・地区をずらして栽培。西日本最大級の合計約14ヘクタールの敷地に約57万本のひまわりが開花します。
2021年 佐用町のひまわり畑情報 |
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地区名 |
栽培面積 |
栽培本数 |
開園予定日 |
所在地 |
林崎 |
6.6 |
約20万本 |
7月17日から約1週間 |
林崎839 |
東徳久 |
5.0 |
約25万本 |
7月25日から約1週間 |
林崎839 |
漆野(本村) |
2.4 |
約12万本 |
8月2日頃から約1週間 |
漆野48-2 |
合計 |
14.0 |
約57万本 |
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例年行われている南光スポーツ公園周辺での「佐用町南光ひまわり祭り」も。2021年は7月17日から開催予定です。東徳久地区ではひまわりの迷路で遊んだり、世界のひまわりを見比べたり、新しい楽しみ方で夏の風物詩を満喫できます。
ひまわりの開花情報や祭りの詳細は、佐用町役場公式HPにて確認を。➡︎佐用町役場 公式HP
ひまわりが咲き終わって約1カ月後に種を収穫し、「南光ひまわり館」では無農薬のひまわりの種を搾って作る「ひまわり油」を特産品として販売。オレイン酸やビタミンEが豊富で人気を集めています。➡︎南光ひまわり館 公式HP
■DATA
2.ひまわりの丘公園 ひまわり畑<小野市>
●見ごろ 7月中旬~下旬
●本数 約38万本
●品種 ハイブリッドサンフラワーなど
その名の通り、夏になるとひまわりがそこら中に咲き乱れる「ひまわりの丘公園」。約2.5ヘクタールの広大な敷地に咲くひまわりは、その数約38万本。
ひまわりの開花情報は小野市公式HPで更新しているのでチェックして。➡︎小野市 公式HP
主に植えられているのは、茎がしっかりとした「ハイブリッドサンフラワー」。草丈高いもので150cmまで成長し、大型の花を咲かせることで知られています。ひまわり畑の中に設置されたベンチは、ひまわりに囲まれて写真を撮ることができるインスタ映えスポット。あらゆる場所に設置されているので、好きなアングルを探してみて。
敷地内には、公園のシンボル「ひまわりの塔」や大型遊具がある「わんぱく広場」、小野市の特産品が購入できる「サンパティオおの」などがあり、子連れでも一日中楽しめますよ。
■DATA
3.淡路ファームパーク イングランドの丘<南あわじ市>
●見ごろ 7月下旬~8月下旬
●本数 全体で約7万本
●品種 ハイブリッドサンフラワー、ビッグスマイル、サンリッチ系など
ひまわり畑が14カ所あり、時期をずらしながら順番に咲くので、見ごろが比較的長いのが特徴。8月下旬ごろまで、元気いっぱいに咲くひまわりが楽しめます。
メインの5万本の大花畑は、8月中旬に見頃を予定。施設内の他エリアの見頃は公式HPで確認できます。➡︎イングランドの丘 公式HP
ひまわり畑の一角に、ハートのオブジェやブランコベンチなどかわいい写真ができる撮影スポットもあるので、インスタ映えする写真を撮るのも忘れずに。
■DATA
淡路ファームパーク イングランドの丘
- 所在地
- 兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
- 電話番号
- 0799-43-2626
- 営業時間
- 平日 9:30~17:00
土日祝 9:30〜17:00(10月~3月)
9:30〜17:30(4月~9月)
※最終入場は閉園30分前
※時期によって変動あり - ※いちご狩りは2月から土・日曜、祝日に限りネット予約が可能
※ハウスは水曜日休館(2022年4月以降は不定休のため、公式HPで確認を)
4.たんとう花公園<豊岡市>
●見ごろ(開園期間) 8月上旬~8月中旬
●本数 約50万本
●品種 緑肥用ひまわり
約1.2ヘクタールの甲子園球場ほどの敷地に、約50万本のひまわりが咲き誇る「たんとう花公園」。一面に黄色い絨毯(じゅうたん)のような景色が広がります。なんといっても、ひまわりを摘み取って持ち帰れるのが魅力!摘み取り用のハサミや持ち帰り用の袋を持参して。
毎年開花するのは「ロシアひまわり」という品種。通常2mほどの高さに成長するひまわりですが、同公園では高密度にまいているので小ぶりで持ち帰りやすいサイズに。
敷地内には「ホワイトコーンのもぎ取り園」もあり、1本300円でもぎ取り体験ができます。もぎたてのホワイトコーンは糖度18度!フルーツほどの甘さだとか。数に限りがあるので、開園情報と合わせて問い合わせてから訪ねてみて。
ひまわりを眺めながら森の小路を進むと「森カフェ」が。ひまわりが見頃を迎える8月のみの期間限定営業で、こだわりのスイーツやドリンクに出合えます。お茶を飲みながらひまわりの景色を眺めて癒やされてみては。
■DATA
5.神戸布引ハーブ園/ロープウェイ<神戸市>
●見ごろ 7月下旬~8月下旬
●本数 約5,200本
●品種 F1サンリッチフレッシュオレンジ、サニーキッズなど
ハーブ園としては日本最大規模の「神戸布引ハーブ園」。標高約400mの山頂付近に位置するので、暑い夏を涼やかに過ごせる避暑地としても人気のスポットです。園内にある「風の丘フラワー園」や「四季の庭」では一面に広がるひまわりを楽しめます。
ロープウェイからその景色や神戸・京阪神の街並みを見下ろすのも一興。約10分間の優雅な空中散歩を楽しんでみては。
7月17日(土)から8月31日(火)まで、夏を楽しむための仕掛けがたくさんつまった「GARDEN FEST 2021 -Summer きっと忘れない夏」を開催。ひまわりをバックに写真が撮れる「夏の思い出フォトガーデン」や、夜はライトアップされたハーブ園が楽しめる「光の森~Forest of Illuminations~森の大聖堂」、ハーブ園で収穫したペパーミントを使った『布引モヒート』が味わえる「神戸ガーデンテラスバー」などイベントが盛りだくさんです!
標高400mのそよ風に吹かれながら、ハンモックでのんびりするのもおすすめですよ。
女性にうれしい日傘貸し出しサービスもあるので、夏のハーブ園を気兼ねなく満喫できそう♪
■DATA
神戸布引ハーブ園/ロープウェイ
- 所在地
- 兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3
- 電話番号
- 078-271-1160
- 営業時間
- 9:30〜16:45
※7/16~8/31、9/1~11/30の土・日曜、祝日は全日9:30〜20:15(状況により変更の可能性あり)
6.木津ひまわり畑<赤穂市>
●見ごろ 8月1日~お盆ごろ
●品種 ハイブリッドサンフラワー
地域の美観を高めようと10年ほど前から休耕田にひまわりを咲かせている「木津ふれあい農園」。市内外の人とのふれあいを目的として自治会やサポーター等が協力し、ひまわりと約7,000株のトウモロコシを栽培しています。こじんまりとした穴場的ひまわり畑で、手作り感が魅力です。
ひまわり畑のすぐ横の畑では、大人も子どもも楽しめる「とうもろこしもぎ取り体験(1本100円)」ができます。開催日時は、7月18日(日)から8月1日(日)までの毎日曜日9:00~11:00、最終日の8月1日のみ13:00まで行っています。(予約不要)
お盆以降はひまわりを切り花にして持ち帰ることもできます。ひまわりがなくなり次第終了するため、問い合わせてからのおでかけがおすすめ。
■DATA
7.ヨーデルの森<神河町>
●見ごろ 7月下旬~8月上旬
●本数 約5000本
●品種 ロシアひまわり
子どもから大人まで楽しめるアトラクションが満載の「ヨーデルの森」。自然いっぱいの園内は時間がゆっくり流れます。
畑では、草丈が2m以上に成長する「ロシアひまわり」を栽培。花径が約25cmの巨大な花を一輪咲かせます。
四季折々で楽しめる花畑では春はチューリップ・菜の花・ネモフィラ、秋になるとコスモスやセージなどが咲き乱れます。詳しくは詳細記事でチェックして。
■DATA
神崎農村公園 ヨーデルの森
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町猪篠1868
- 電話番号
- 0790-32-2911
- 営業時間
- 【平日】10:00〜17:00
【土日祝・春休み・GW・お盆期間】9:30〜17:30
(11月)9:30~17:00
(12月~2月) 10:00~16:30
- BBQサイトは土日祝のみ営業
8.あわじ花さじき<淡路市>
●見ごろ 7月中旬~8月中旬
●本数 約21万本
●品種 サンリッチレモン、サンリッチオレンジの2種類
淡路島北部にある、甲子園球場の約4倍、15ヘクタールの広大な土地に四季折々の花が咲き誇る「兵庫県立公園あわじ花さじき」。ひまわりは、7月中旬から見ごろを迎えます。明石海峡や大阪湾も一望できる花と海の共演スポット。
爽やかな青色の空と海に、ビタミンカラーの黄色いひまわり。そのほか、初夏を彩る涼しげなパステルカラーのクレオメなど見どころが盛りだくさん。
標高298mにある展望デッキからは、海に向かって花畑が広がる絶景を360度見渡すことができます。「花さじき」の大パノラマを眺めながらのカフェ「Galleri (ギャラリ)」もおすすめ。地域特産物販売所では新鮮な野菜や果物など特産品の販売もあります。夏の花景色を楽しみながら暑さを吹き飛ばして。
■DATA
9.淡路島国営明石海峡公園<淡路市>
●見ごろ 7月下旬~8月中旬
●本数 約1万5千本
●品種 ゴッホのひまわり、マティスのひまわりなどの絵画シリーズ
明石海峡大橋のすぐそばにある「国営明石海峡公園」。約40ヘクタールの敷地を有する淡路地区内には、テーマに沿って整備された“花と自然のスポット”があり、季節によってさまざまな花景色を楽しめます。
各花の開花情報は公式HPから確認できます。➡︎淡路島国営明石海峡公園 公式HP
「大地の虹南エリア」に7品種、「ポプラの丘」に4品種のひまわりが植えられていて、ちょっぴり珍しい「ゴッホのひまわり」や「モネのひまわり」などの絵画シリーズも。色も形も多彩なひまわり畑をバックにシャッターをきれば、素敵な夏のワンショットが撮れそうですね。
バーベキュー広場や大型遊具、水遊び場など、ファミリーで楽しめる施設も充実。淡路の食材を使ったメニューがあるレストラン「花屋敷」も要チェックです。入場料は大人(15歳以上)450円、中学生以下は無料。
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年7月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。