夏の風物詩といえばひまわり。兵庫県内でひまわりが楽しめる定番名所、佐用町「南光ひまわり畑」のほか、淡路や神戸にある穴場スポットなど全11カ所をピックアップしました。ひまわりと一緒に写真を撮ることはもちろん、各スポットで開催される楽しいイベント情報もチェックしてみて。
1.木津(きづ)ひまわり畑<赤穂市>
●見ごろ 8月上旬~お盆ごろ
●品種 ハイブリッドサンフラワー
地域の美観を高めようと休耕田にひまわりを咲かせている「木津(木津)ふれあい農園」。市内外の人とのふれあいを目的として自治会やサポーター等が協力し、ひまわりと約7,000株のトウモロコシを栽培しています。こじんまりとした穴場的ひまわり畑で、手作り感が魅力です。
ひまわり畑のすぐ横の畑では、大人も子どもも楽しめる「とうもろこしもぎ取り体験(1本120円)」ができます。開催日時は、2023年7月16日(日)~7月30日(日)の毎日曜日9:00~11:00に行っています。(予約不要)
お盆以降はひまわりを切り花にして持ち帰ることもできます。ひまわりがなくなり次第終了するため、問い合わせてからのおでかけがおすすめ。
■DATA
2.南光ひまわり畑<佐用町>
●見ごろ 7月中旬~8月下旬
●本数 約85万本
●品種 P63HE60
2023年で34年目を迎える「南光ひまわり畑」。佐用町南光地域では、町内4地区で時期・地区をずらして栽培。関西最大級の合計約17ヘクタールの敷地に約85万本のひまわりが開花します。
2023年 佐用町のひまわり畑情報 | ||||
地区名 | 栽培面積 | 栽培本数 | 開園予定日 | 所在地 |
林崎 | 7.9 | 約39万本 | 7月15日から約1週間 | 林崎839 |
東徳久 | 4.8 | 約24万本 | 7月23日から約1週間 | 林崎839 |
漆野・段
| 2.0 | 約10万本 | 8月中旬ごろから | 漆野48-2 |
漆野・本村 | 2.4 | 約12万本 | 8月下旬ごろから約1週間 | 漆野48-2 |
例年、南光スポーツ公園周辺で行われているイベント「佐用町南光ひまわり祭り」も。2023年は7月15日(土)~7月30日(日)までの期間に開催予定され、7月30日(日)の20:00からは花火の打ち上げを行います。東徳久地区ではひまわりの迷路で遊んだり、世界のひまわりを見比べたり、新しい楽しみ方で夏の風物詩を満喫できます。
ひまわりの開花情報や祭りの詳細は、佐用町役場公式HPにて確認を。➡︎佐用町役場 公式HP
ひまわりが咲き終わってから約1カ月後に種を収穫し、「南光ひまわり館」では無農薬のひまわりの種を搾って作る「ひまわり油」を特産品として販売しています。オレイン酸やビタミンEが豊富で毎年人気なんだそう。➡︎南光ひまわり館 公式HP
■DATA
3.ヨーデルの森<神河町>
●見ごろ 8月上旬~中旬
●本数 約5,000本
●品種 ビューティフルサン、太陽
子どもから大人まで楽しめるアトラクションが満載の「ヨーデルの森」。自然いっぱいの園内は時間がゆっくり流れます。
畑では、草丈が2mに成長する「ビューティフルサン」と、草丈が160cm以上の「太陽」を栽培。花径は「ビューティフルサン」が約20~25cm、「太陽」が20cmと大きな一輪を咲かせます。
四季折々で楽しめる花畑では春はチューリップ・菜の花・ネモフィラ、秋になるとコスモスやセージなどが咲き乱れます。詳しくは詳細記事でチェックして。
■DATA
神崎農村公園 ヨーデルの森
- 所在地
- 兵庫県神崎郡神河町猪篠1868
- 電話番号
- 0790-32-2911
- 営業時間
- 【平日、夏休みの平日】10:00〜17:00
※12月のみ月・金10:00~16:00
【土日祝、GW】9:30〜17:30
※12月~2月のみ10:00~16:00
※季節により営業時間が変動するため、最新情報は問い合わせを - BBQサイトは土日祝のみ営業
4.ひまわりの丘公園 ひまわり畑<小野市>
●見ごろ 7月上旬~中旬
●本数 約40万本
●品種 ハイブリッドサンフラワーなど
その名の通り、夏になるとひまわりが一面に咲き乱れる「ひまわりの丘公園」。約2.8ヘクタールの広大な敷地に咲くひまわりは、その数約40万本にもなります。
ひまわりの開花情報は小野市公式HPで更新しているのでチェックして。➡︎小野市 公式HP
主に植えられているのは、茎がしっかりとした「ハイブリッドサンフラワー」。草丈高いもので150cmまで成長し、大型の花を咲かせることで知られています。ひまわり畑の中に設置されたベンチは、ひまわりに囲まれて写真を撮ることができるインスタ映えスポット。あらゆる場所に設置されているので、好きなアングルを探してみて。
敷地内には、2022年にリニューアルされた関西最大級の広さを誇る遊具広場、小野市の特産品が購入できる「サンパティオおの」などがあり、子連れでも一日中楽しめますよ。
■DATA
ひまわりの丘公園
- 所在地
- 兵庫県小野市浄谷町1545-321
- 電話番号
- 小野市役所:0794-63-1000
※公園の設備に関する問い合わせは、ひまわりの丘公園パークセンター(管理事務所):0794-62-1147
5.ひまわり柚遊(ゆうゆう)農園<丹波市>
●見ごろ(開園期間) 2023年7月23日(日)〜8月6日(日)
●本数 約40万本
●品種 ハイブリッドサンフラワー
丹波市春日町柚津(ゆず)にあるひまわり園「ひまわり柚遊(ゆうゆう)農園」。7ヘクタールの敷地に約40万本のひまわりが夏空に咲き誇ります。
開園期間は7月23日(日)〜8月6日(日) 。開園時間は、9:00~16:00(最終日のみ12:00まで)です。ひまわり畑を散策できることはもちろん、ひまわりを自由に摘み取れる「ひまわり狩り」や「すいスタンプラリーが楽しめる「ひまわり迷路」は、子どもたちに大人気!スタンプラリー完走者にはうれしいプレゼントもあります。
見渡す限り広がるひまわり畑を満喫して、夏の思い出をつくりませんか。
■DATA
ひまわり柚遊(ゆうゆう)農園
- 所在地
- 兵庫県丹波市春日町柚津
- 電話番号
- 丹波市観光情報センター「丹波ええとこナビ」:0795-70-3501
- 2023年の開園期間7月23日(日)〜8月6日(日) 。開園時間は9:00~16:00(最終日のみ12:00まで)
6.たんとう花公園<豊岡市>
●見ごろ(開園期間) 8月上旬~8月中旬
●本数 約50万本
●品種 ロシアひまわり、他13種類
約1.4ヘクタールの甲子園球場ほどの敷地に、約50万本のひまわりが咲き誇る「たんとう花公園」。一面に黄色い絨毯(じゅうたん)のような景色が広がります。なんといっても、ひまわりを摘み取って持ち帰れるのが魅力!摘み取り用のハサミや持ち帰り用の袋を持参して。
2023年から、園内の一角に「見本園」を新たに設置し、13種類のヒマワリを違いを楽しみながら観賞することができます。品種ごとにさまざまな表情を見せてくれるヒマワリと一緒にフォトジェニックな一枚を。
毎年開花するのは「ロシアひまわり」という品種。通常2mほどの高さに成長するひまわりですが、同公園では高密度にまいているので小ぶりで持ち帰りやすいサイズに。
敷地内には「ホワイトコーンのもぎ取り園」もあり、1本300円でもぎ取り体験ができます。もぎたてのホワイトコーンは糖度18度!フルーツほどの甘さだとか。数に限りがあるので、開園情報と合わせて問い合わせてから訪ねてみて。
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年6月30日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。