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2023.6.27
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【加古川】お寺が営むカフェ「坊主カフェ Kiseki-no-ima」こだわりスイーツに注目!

JR加古川駅から徒歩8分ほどのところにある「坊主カフェ Kiseki‐no-ima」。「ビハーラけんしんりょう加古川養生所」内にあります。兵庫県では珍しいお寺がプロデュースしているカフェで、内なる自分と向き合うひと時を過ごしてみませんか。

「坊主カフェ Kiseki-no-ima(キセキノイマ)」

窓の外に笹の葉が揺れる静かなカフェ「坊主カフェ Kiseki-no-ima(キセキノイマ)」。和モダンな空間は、なんと加古川にあるお寺がプロデュースしています。“今生きていることが奇跡”ということに気づいてほしいと、願いを込めて名付けたそう。

浄土真宗本願寺派の寺院「照徳寺」が、断食スペースとして設けている「ビハーラけんしんりょう加古川養生所」。併設の「坊主カフェ Kiseki-no-ima」は断食中の滞在者が利用する以外に、一般にも開放しています。

店内は靴を脱いでくつろげるスタイル。足裏からフロアの木の温もりが伝わってきます。

建物は外の雑踏をさえぎるようなつくり。一度知ってしまうと、また訪れたくなる心地良いスペースが広がっています。おひとり様でも気軽に楽しめるのも魅力。


食べて安らぐこだわりランチメニュー

『養生茶粥』780円

11:30~14:00はランチタイム。同店の魅力がたっぷりつまったランチはいかが?メニューはどれも体をいたわるものばかり。

人気の『養生茶粥』は、穏やかな味わいにほっこり。ほうじ茶でコトコト炊いてトロリと仕上げています。ご飯のお供は住職お手製みそ漬けショウガ、南高梅の梅干し、つくだ煮の3種類。

約1年かけて漬けこんだみそ漬けショウガは、コクとうま味が凝縮され、そのおいしさにとりこになる人が多いそう。これに、兵庫県産の厳選した米麹みそで作ったみそ汁と、濃厚でなめらかな食感のゴマ豆腐が付きます。なくなり次第終了なのでお早めに。

『坊主カフェ茶粥ランチ』1,680円 ※1日10食限定

2023年4月から新たに、月替りランチ『坊主カフェ茶粥ランチ』がスタートしました。『養生茶粥』のセット内容にワカメの豚巻き、あんかけハンバーグ、月替わりの惣菜6種類が付いて、ボリュームも◎。デザートには梅ゼリーが付いているのもうれしいポイントです。一つひとつ丁寧に作られた料理の数々は、見ているだけで心が満たされそう。茶粥に合う野菜をたっぷりと煮炊きした、手作りの家庭の惣菜をじっくりと味わって。

1日10食限定、2日前までの電話予約が必要なのでお忘れなく。

季節限定のかき氷などの甘味メニューも

『梅みつミルクかき氷』880円 ※6月~10月末までの期間限定

6月~10月末までの期間限定で提供される『梅みつミルクかき氷』。さっぱりとした梅みつの酸味と、濃厚なミルクのまろやかさが絶妙なハーモニーを奏でます。フワフワのかき氷は、中までしっかり密がかかっているので、最後の最後までおいしくいただけます。意外な組み合わせがクセになる一品を、ぜひ一度味わってみて。

『ぜんざい』780円

寒い時期になると人気なのが『ぜんざい』。コーヒー・抹茶・ココナッツミルクの中から好きなシロップを選び、回しかけていただきます。おすすめは抹茶。優しい甘さのあんに抹茶特有の苦みと香りが加わって、奥深い味わいに。

『甘酒ミルク(温・冷)』690円

“飲む点滴”と言われるほど栄養価の高い甘酒は、美肌効果も期待できる女性にうれしい一品。そんな甘酒を独自の配合でミルクとブレンドした『甘酒ミルク』は、芳醇でまろやかな口当たりが特徴。甘酒独特の風味が苦手な人でもこれならおいしくいただけそう。あえて米麹の粒を残しているので、ダイエット中でも満足感のあるおやつになりますね。冬はポカポカ温かく、夏はスッキリ冷いのがオススメです。

居心地の良いスペースで、ゆったりとこだわりスイーツを味わって。



時を重ねて引き出すコーヒー

大きなサイフォンを使ってじっくりとうま味を抽出する『水出しプレミアムコーヒー 』は自慢の一杯。コーヒーが苦手な人もトライしやすいクリアな口当たりが人気です。

『水出しプレミアムコーヒー 』580円

オーダーすると数種類ある立杭焼のカップから、好きな絵柄のもので提供してもらえます。温もりを感じられるカップは口当たりがよく、コーヒーの香りを引き立ててくれるものばかり。同店でコーヒーを飲んで立杭焼きのファンになるお客さんもいるとか。

興味があれば断食コースも

気になる断食コースは2泊3日が基本。ヨガや瞑想、リンパドレナージュなどを組み込んだ緩やかな内容で体と心に向き合えます。

傾聴(けいちょう)の時間は、住職の言葉の一つひとつが心にじんわり染み入るはず。たまには自分をリセットする時間を持つのもいいかも。※傾聴は要予約

お寺がプロデュースする「坊主カフェ Kiseki-no-ima」。静かな空間でこだわりの料理をいただけば、心が整うこと間違いなし。自分時間を満喫しに出かけてみては?


■詳細情報

■DATA

坊主カフェ Kiseki-no-ima(キセキノイマ)

所在地
兵庫県加古川市加古川町溝之口73-9 ビハーラ けんしんりょう加古川養生所内
電話番号
079-455-7378
営業時間
11:00~18:00
ランチ/11:30~14:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年5月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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