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2021.7.14
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【加古川】お寺が営むカフェ「坊主カフェ Kiseki-no-ima」こだわりスイーツに注目!

JR加古川駅から徒歩8分のところにある「坊主カフェ Kiseki‐no-ima」。「ビハーラけんしんりょう加古川養生所」内にあります。兵庫県では珍しいお寺がプロデュースしているカフェで、内なる自分と向き合うひと時を過ごしてみませんか。

坊主カフェ Kiseki-no-ima

窓の外に笹の葉が揺れる静かなカフェ。和モダンな空間は、なんと加古川にあるお寺がプロデュースしています。その名も「坊主カフェ Kiseki-no-ima」。“今生きていることが奇跡”ということに気づいてほしいと、願いを込めて名付たそう。

浄土真宗本願寺派の寺院「照徳寺」が、断食スペースとして設けている「ビハーラけんしんりょう加古川養生所」。併設の「坊主カフェ Kiseki-no-ima」は断食中の滞在者が利用する以外に、一般にも開放。店内は靴を脱いで。足裏からフロアの木の温もりが伝わってきます。


静かな空間で自分時間を満喫

建物は外の雑踏をさえぎるようなつくり。一度知ってしまうと、また訪れたくなる心地良いスペースが広がっています。おひとりさまでも気軽に楽しめるのも魅力。

食べて安らぐこだわりメニュー

『ぜんざい』750円

メニューは体をいたわるものばかり。やさしい甘さの『ぜんざい』は、コーヒー・抹茶・ココナッツミルクの中から好きなシロップを選び、回しかけていただきます。

『養生茶粥』750円

人気の『養生茶粥』は、穏やかな味わいにほっこり。もち米と白米をブレンドしたものを使用し、ほうじ茶でコトコト炊いてトロリとした味わいに仕上げています。ご飯のおともには住職お手製みそ漬けショウガ、南高梅の梅干し、つくだ煮の3種類。

約1年かけて漬けこんだみそ漬けショウガは、コクと旨みが凝縮され、そのおいしさにとりこになる人が多いそう。これに、兵庫県産の厳選した米麹みそで作ったお味噌汁と、濃厚でなめらかな食感のゴマ豆腐がつきます。なくなり次第終了なのでお早めに。



夏季限定!梅みつミルクかき氷

『梅みつミルクかき氷』860円

6月から9月までの期間限定で提供される『梅みつミルクかき氷』。さっぱりとした梅みつの酸味と、濃厚なミルクのまろやかさが絶妙なハーモニーを奏でます。フワフワのかき氷は、中までしっかりミツがかかっているので、最後の最後までおいしくいただけます。意外な組み合わせがクセになる一品を、ぜひ一度味わってみて。

時を重ねて引き出すコーヒー

大きなサイフォンを使ってじっくりとうま味を抽出する『水出しプレミアムコーヒー 』は自慢の一杯。コーヒーが苦手な人もトライしやすいクリアな口当たりが人気です。

『水出しプレミアムコーヒー 』580円

オーダーすると数種類ある立杭焼のカップから、好きな絵柄のものにサーブしてくれます。


興味があれば断食コースも

気になる断食コースは2泊3日が基本。ヨガや瞑想、リンパドレナージュなどを組み込んだ緩やかな内容で体と心に向き合えます。

傾聴(けいちょう)の時間は、住職の言葉の一つ一つが心にじんわり染み入るはず。たまには自分をリセットする時間を持つのもいいかも。※傾聴は要予約

夏は冷たく冬は温かい甘酒はいかが

『甘酒ミルク(温・冷)』690円

“飲む点滴”と言われるほど栄養価の高い甘酒は、美肌効果も期待できる女性に嬉しい一品。そんな甘酒を独自の配合でミルクとブレンドした『甘酒ミルク』は、芳醇でまろやかな口当たりが特徴。甘酒独特の風味が苦手な人でもこれならおいしくいただけそう。あえて米麹の粒を残しているので、ダイエット中でも満足感のあるおやつになりますね。冬はポカポカ温め、夏はすっきり冷たくして飲むのがオススメです。

居心地の良いスペースで、ゆったりとこだわりスイーツを味わって。

■詳細情報

■DATA

坊主カフェ Kiseki-no-ima(キセキノイマ)

所在地
兵庫県加古川市加古川町溝之口73-9 ビハーラ けんしんりょう加古川養生所内
電話番号
079-455-7378
営業時間
11:00~18:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年5月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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