「伊勢屋本店(いせやほんてん)」は、播磨エリアだけでなく、日本全国にも名を轟かせる老舗和菓子店。看板商品『玉椿』のほか、『官兵衛 兵糧餅』や『千姫すいーと』など、姫路にゆかりのある人物を重ねたオリジナリティーあふれる和菓子は手土産にぴったり!お歳暮や帰省の手土産、お中元、お祝いなど、さまざまなシーンに「伊勢屋本店」の姫路銘菓を贈ってみては?
・「伊勢屋本店(いせやほんてん)」
「伊勢屋本店(いせやほんてん)」は、姫路で元禄15(1702)年に創業した老舗和菓子店。
天保年間に姫路藩家老・河合寸翁(かわいすんのう)から「江府(江戸)・洛中(京都)に劣らぬ菓子を作るよう」と命じられた伊勢屋新右衛門。江戸屈指の菓子司「金沢丹後大橡(たんごだいじょう)」のもとで和菓子作りの技術を習得し、数種類の上生菓子を献上しました。中でも河合寸翁が気に入った求肥菓子が『玉椿』と命名され、今に伝え続けられています。
商品は、市内に4カ所ある直営店のほか、2024年11月時点で日本全国に30カ所以上ある販売店でも購入することができます。店舗一覧は公式HPからチェックして。➡︎公式HPはこちら
1977年に本社と工場を姫路市龍野町に移転。店舗以外にも、遠方の人に届けたいときや盆歳暮に便利な公式オンラインショップもあるのでぜひ一度チェックしてみて♪ ➡︎公式オンラインショップはこちら
・看板商品『玉椿』のおいしさの秘密は?
創業以来、すべてのお菓子に対して、原材料選びから徹底してこだわる同店。小豆や白小豆、手亡(てぼう)豆など、餡に欠かせない豆は北海道産を使うなど、長きに渡って守り抜いてきた秘伝の製法で丁寧に炊き上げています。
中でも『玉椿』は、同店にとっても姫路市民にとっても欠かせない存在。天保年間、11代将軍・徳川家斉(いえなり)の娘と姫路城主・酒井忠学(ただのり)との婚礼のころに誕生し、以来、何百年という年月を歴代の職人によって技と味が受け継がれて今の『玉椿』があります。
古くから姫路手土産として地元民から親しまれる同商品は、「ひょうごの観光土産品」や「五つ星ひょうご」に認定されたり、雑誌やTVなどのメディアで取り上げられたりと、現代においても人気は健在。衰えるどころか人気は加速し続けていて、幅広い世代に支持されています。
椿の花に見立て、淡い薄紅色の求肥で黄身餡を包んだころんと丸くてなんとも愛らしい見た目に仕上げられた一品。北陸地方の最上級羽二重粉を使った求肥は、驚くほどもっちりとやわらか。とろけるような口当たりに虜(とりこ)になること間違いなしです。
求肥の中をびっしりと埋め尽くす黄身餡は、白餡によく使われる手亡豆に加え、希少な北海道産白小豆を使うのがこだわり。上品な香りとあっさりとした甘みが舌の上でじんわりと広がる優しい味わいが、老若男女の心をわしづかみにしています。
『玉椿 5個入』842円
ちょっとしたお持たせには手ごろな5個入りの箱(842円)がおすすめ。
2024年10月に包装紙が黄色からピンクにカラーチェンジし、デザインもちょっぴりポップに一新!若い世代からも喜ばれるパッケージになりました。ぜひ手土産を悩んだときは、候補の一つとして入れてみては?
『玉椿 20個入(木箱)』4,428円
贈答用には、木箱入りの詰め合わせがイチオシ!風呂敷付きで持ち運びがしやすく、高級感もあります。引っ越しや異動、退職など、挨拶のときの手土産に利用する人も多いそう。20個入りと30個入り(6,372円)があるので、予算やシーンで使い分けて。
・姫路にゆかりのある人物にちなんだユニークな銘菓も
『玉椿』のほかにも、10種類以上の和洋菓子がラインアップ!通年販売している定番商品の中には、姫路にゆかりのある人物にちなんだものもあります。
『官兵衛兵糧餅(ひょうろうもち)』もその一つ。兵糧攻めを得意とする姫路生まれの天才軍師・黒田官兵衛を表現した「胡麻入りくるみ餅」です。もっちりと歯切れの良い生地に、ゆべし粉をまぶした真っ白な外観からは想像がつかないほど、中は真っ黒!黒ゴマやクルミの香ばしい風味と食感がアクセント!隠し味の醤油が深みを生み出し、日本人の舌に合う和な味わいに仕上がっています。
『官兵衛兵糧餅 10個入り』1,836円
日持ちがする同商品は、和をイメージする藍色のパッケージが、武将好きの外国人からも好評。また、小麦を使わず米粉由来で製造しているためグルテンフリーな上、腹持ちも良いので、マラソンやスポーツ、トレーニング時の栄養補給にもぴったりです♪体型維持を心がけている人に贈っても喜ばれそう。
『千姫すいーと 4個入り』831円
“千姫シリーズ”は、容姿端麗と言われた千姫をイメージした焼き洋菓子のこと。特に『千姫すいーと』は若者世代からも人気があり、幅広い年齢層に親しまれています。
ほくほくの「鳴門金時」に白あんとクリームを合わせてこんがり焼き上げた和風スイートポテト。生地の中にはゆで小豆がごろごろと入っていて、豆の粒々感と優しい甘みがクセになります。手の平にちょこんと乗るほど小ぶりなサイズでも、食べ応えは満点!しっとり濃厚な舌触りがたまりません。
『千姫ばうむくーへん』1,188円
『千姫ばうむくーへん』は、イチゴ風味のバウムクーヘン。販売店舗が限られているため、購入したい場合は事前に予約しておくのがベターです。
袋を開けた瞬間、イチゴの甘い香りが鼻にふわっと届き、食べる人を一瞬で虜(とりこ)にします。イチゴ層には、イチゴエッセンスなどの人工的な香料ではなく天然乾燥イチゴを惜しげもなく使用。その周りを口溶けの良いアイシングでコーティングし、シャリッとした食感でも楽しませてくれます。
イチゴ層とミルク層、それぞれ別々にいただいてもおいしいのはもちろんのこと、一緒に口に運べばなお絶品。甘酸っぱい味わいにミルクのコクが加わることで甘さ・酸味・香りが絶妙なバランスで保たれています。薄切りにすれば香りをダイレクトに、厚切りにすればしっとりとした口当たりの良さを存分に楽しむことができますよ♪
・詰め合わせギフトも充実!カスタマイズにも対応
『創味遊菓』2,721円
いろんなお菓子をちょっとずつ詰め合わせたギフトボックスは手土産の定番。2,000~3,000円台が特に人気ですが、予算に合わせてカスタマイズしてくれるので気軽に声かけを♪
小さい子どもがいる家庭に贈るなら『千姫すいーと』入り、年配や目上の人への贈り物なら『玉椿』『官兵衛兵糧餅』『塩味饅頭』の名物トリオの組み合わせがおすすめです。迷ったときは人気の詰め合わせ『創味遊菓』をチョイスしてみては?
・直営店は市内に4店舗!
姫路駅や姫路城の観光ついでに手土産を探しているときは、「西二階町本店」が好アクセス。外にはひと息つける休憩場所もあります。
JR姫路駅のコンコースから徒歩すぐのところにある「ピオレお土産館店」は、営業時間が長く品ぞろえも豊富なのが魅力です。
姫路駅を利用するなら、姫路随一の地下街「グランフェスタ店」も便利。看板や「玉椿」と書かれた額の書がひときわ目を引きます。雨の日でも濡れずに買い物できるのもうれしいですね。
姫路の中心部から西へ車で20分ほど。姫路市広畑区の県道502号線沿いにある「広畑店」は、4店舗の内で最もゆったりと買い物を楽しめる店舗。駐車可能台数も多く、車でアクセスしたい人におすすめです。
姫路藩主・酒井家の御用菓子司として、300年余りの歴史を重ねてきた老舗和菓子店「伊勢屋本店」。古き良きものは大切にしつつも、和菓子という枠に捕らわれすぎることなく、創造力と時代への適応力を駆使して新しい銘菓を生み出し続けています。
姫路土産に迷ったときは『玉椿』をはじめ、同店が手がけたバラエティーあふれる和洋菓子を選べば間違いなしですよ♪
■詳細情報
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税込1,000円以上の購入で『官兵衛兵糧餅』を1個プレゼント!
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年11月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。