播磨エリアの紅葉スポットをピックアップ。2021年の見ごろやライトアップ期間、祭りの時期など最新情報をチェックして、紅葉狩りに出かけよう!今年はバージョンアップして20カ所のおすすめスポットを紹介します♪
1.姫路城西御屋敷跡庭園 好古園<姫路市>
姫路城を借景に造られた日本庭園「好古園」。池泉回遊式の「御屋敷の庭」や本格的数寄屋建築の茶室がある「茶の庭」など、9つの庭園郡で構成され、江戸の情緒をかもし出しています。
2021年11月19日~12月5日は「紅葉会(もみじえ)」を開催。期間中は連日、夕暮れとともにライトアップされ、昼とは趣の異なる紅葉の景色が楽しめます。
【見ごろ】11月中旬~11月下旬
【祭り】「紅葉会」2021年11月19日(金)~12月5日(日)※期間中は20:00閉園(19:30最終入園)
【ライトアップ】期間中の連日(日没~20:00)
※新型コロナウイルスの影響により中止・変更の可能性があります。おでかけの際は公式HPをご確認下さい。➡︎公式HP
■DATA
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(コウコエン)
- 所在地
- 兵庫県姫路市本町68
- 電話番号
- 079-289-4120
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
- ※2021年11月19日(金)~12月5日(日)は連日20:00まで(最終入園は19:30まで)
2.書寫山 圓教寺<姫路市>
「西の比叡山」とも呼ばれる「書寫山圓教寺」。樹齢数百年の木々に囲まれた荘厳なお堂は息をのむ美しさです。
2021年11月12日~14日は「もみじまつり」を開催。美しい紅葉が満喫できる秋の恒例行事です。期間中は、大講堂や常行堂(じょうぎょうどう)、金剛堂の天井絵など、貴重な文化財を特別公開しています。この機会をお見逃しなく。
【見ごろ】11月中旬~11月下旬
【祭り】「もみじまつり」2021年11月12日(金)~14日(日) 10:00~16:00
【ライトアップ】「もみじまつり」期間中の17:00~20:00
■DATA
書写山圓教寺
- 所在地
- 兵庫県姫路市書写2968
- 電話番号
- 079-266-3327
- 営業時間
- 入山時間
8:30~17:00 (季節により変動あり) - ※新型コロナウイルスの影響により、
ロープウェイ運行時間ならびに圓教寺営業時間は
8:30~17:00に変更しています。(2021年9月14日時点の情報)
3.龍野公園 紅葉谷・聚遠亭(しゅうえんてい)<たつの市>
龍野城が築かれた鶏籠山(けいろうざん)の一帯に、多くの紅葉鑑賞スポットが点在する「龍野公園」があります。
中でも「紅葉谷(もみじだに)」は「龍野公園」随一の紅葉スポット。“谷”と呼ばれるだけあって、見上げた空が隠れるほど美しい深紅色の世界が広がっています。
紅葉谷から西側へ坂道を登っていくと、江戸時代後期に建てられた茶室『聚遠亭(しゅうえんてい)』があります。広い亭内には複数の茶室や日本庭園があり、秋には紅葉に包まれた歴史的建造物や池に映し出された自然のアートが楽しめます。
夜はライトアップ演出で、紅葉が鮮やかに輝く幻想的な空間に。日中は前庭から瀬戸内海を眺めることもできるので、昼夜の違った表情を見に訪れるのもおすすめです。
【見ごろ】11月下旬〜12月上旬
【祭り】なし
【ライトアップ】あり
※ライトアップ実施期間の詳細は、たつの市の公式HPで11月上旬に発表されます。 ➡︎公式HPはこちら
■DATA
4.東山公園<たつの市>
春はつつじ、秋はカエデで有名な「東山公園」。たつの市を流れる揖保川東岸に佇む小嵐山(こあらしやま)の山裾にある、自然豊かな公園です。秋になると公園内はカエデやイロハモミジなどの鮮やかな紅葉で彩られ、水面には大きな紅葉のアートが浮かび上がります。
2021年11月3日~11月23日には「もみじまつり」を開催。夜はライトアップ演出もあるので、ゆったりと夜の散策を楽しんで。
公園の入り口手前の揖保川には全長159mの吊り橋が架かり、ちょっとしたスリルを体験できます。公園内にある孤高の哲学者・寺田弥吉の記念碑、不動の滝などの見所もチェックしてみて。
【見ごろ】11月中旬〜11月下旬
【祭り】「もみじまつり」2021年11月3日(水・祝)~11月23日(火・祝)まで
【ライトアップ】祭りの期間中 17:30〜20:00
■DATA
5.最上山公園もみじ山<宍粟市>
約3000本のカエデが色づく「最上山公園もみじ山」は、日本紅葉の名所百選の一つ。山全体が燃えるような深紅色に染まり、見る者を圧倒します。遊歩道には両脇からカエデが伸び、紅葉のトンネルが続いています。
2021年11月13日〜28日はライトアップを実施予定。秋の夜長をもみじ山で楽しんで。
例年11月下旬には2日間に渡って「最上山もみじ祭り」を開催。商店街や城下町の風情を残す酒蔵通りで、グルメや特産品の販売、イベントが催され、老若男女問わず賑わいます。
※2021年「最上山もみじ祭り」は中止。
【見ごろ】11月中旬~11月下旬
【祭り】「~しそう秋物語~最上山もみじ祭り」・「宍粟山崎酒蔵まつり」※2021年は中止
【ライトアップ】2021年11月13日(土)~11月28日(日) 18:00~21:00
■DATA
6.福知渓谷<宍粟市>
四季折々の渓流美を見せ、「関西の風景100選」「ひょうご風景100選」に選ばれている福知渓谷。毎年10月下旬から見ごろを迎え、赤や黄色に彩られた渓谷沿いを歩きながら紅葉が満喫できます。
例年11月上旬に福知渓谷デイキャンプ場ドーム周辺で「福知渓谷もみじ祭り」が開催され、採れたての野菜の直売会などが行われます。
※2021年「福知渓谷もみじ祭り」は中止。
【見ごろ】10月下旬~11月中旬
【祭り】「福知渓谷もみじ祭り」※2021年は中止。
【ライトアップ】なし
■DATA
7.原不動滝<宍粟市>
「日本の滝100選」に選ばれた原不動滝周辺は、紅葉スポットとしても有名。10月下旬から11月上旬にかけて、ブナやモミなどの木々が美しく色づきます。例年10月下旬~11月上旬にはライトアップも実施。
例年11月上旬には、原観光りんご園と楓香荘で、りんごの皮むき競争やりんごジュース早飲み競争、りんごの重さ当てクイズなどが繰り広げられる「原不動滝元祖もみじ&りんご祭り」が開催されます。グルメブースも充実しているので、秋の一日を美しい紅葉を眺めながら楽しんでみては?
※2021年「原不動滝元祖もみじ&りんご祭り」「ライトアップ」は中止。
【見ごろ】10月下旬~11月上旬
【祭り】「原不動滝元祖もみじ&りんご祭り」※2021年は中止。
【ライトアップ】※2021年は中止。
■DATA
8.ちくさ高原<宍粟市>
標高850m~1125mに位置する自然豊かな「ちくさ高原」。11月上旬に、モミジやブナ、ケヤキなどが見ごろを迎え、秋風にゆられるススキとのコントラストが美しい情景に。
毎年11月3日には、「ちくさもみじ祭り」を開催。たたら製鉄体験やワークショップが行われます。地元団体による飲食ブースもあるので、紅葉を眺めながら楽しんで。
※2021年「ちくさもみじ祭り」は中止。
【見ごろ】11月上旬~11月中旬
【祭り】「第4回ちくさもみじ祭り」※2021年は中止。
【ライトアップ】なし
■DATA
9.高源寺<丹波市>
兵庫県随一の紅葉の名所として名高い「高源寺」。三重塔や本堂など多くの建物が立ち並び、日本の由緒ある景色と紅葉が調和する美しい空間が広がっています。
境内を埋めつくすカエデの中でもひときわ目を引くのが「天目カエデ」。鎌倉時代に同寺を創設した遠谿祖雄(えんけいそゆう)禅師が、中国杭州の天目山より持ち帰って植えたと言われています。深い切れ目が入った小さな葉がいくつも折り重なり枝が垂れ下がる様子は、まるで紅葉の雨が降り注ぐよう。
毎年山開きの日には、甘酒の無料提供や、琴の演奏、民謡の披露などのイベントを開催。2021年10月30日〜11月末の土日祝には、1,000年続く名物、猿回しの鑑賞も楽しめます。
【見ごろ】11月上旬~11月中旬 ※もみじ期間:11月1日(月)~11月30日(火)
【祭り】「高源寺山開き」2021年11月3日(水・祝) 10:00~14:00
【ライトアップ】なし
■DATA
10.永谷山 円通寺<丹波市>
丹波の地で600年の歴史をもつ「永谷山 円通寺」。紅葉の名所として有名ですが、名将・明智光秀に所縁があり、現在も直筆の書などを保持していることから、歴史ファンも訪れる人気の観光スポットでとなっています。
春には糸桜、初夏にはアジサイ、秋は紅葉の名勝地として、一年を通して参拝者の目を楽しませてくれます。
秋になると参道はオレンジや黄色に彩られ、まるで絵画のように見事な紅葉のグラデーションを見ることができます。見ごろを迎える時期には毎年「もみじ祭り」が開催され、太鼓の実演や模擬店が出店するなど、多くの人で賑わいます。
【見ごろ】10月中旬~11月下旬
【もみじまつり】2021年11月1日(月)~11月30日(火)8:30~16:30
※11月14日(日) 氷ノ川太鼓(ひのかわたいこ)の実演あり。開演は、11:00~、12:00~、14:00~、15:00~
【展示】「寺宝展」明智光秀由来の品など 2021年11月14日(日)~11月23日(火・祝)8:30~16:30
■DATA
永谷山 円通寺(えんつうじ)
- 所在地
- 兵庫県丹波市氷上町御油983
- 電話番号
- 0795-82-1992
「もみじ祭り」に関する問合わせ:0795-82-9188 - 営業時間
- 【拝観時間】8:30〜16:30
11.石龕寺(せきがんじ)<丹波市>
歴史は古く、587年に聖徳太子によって創立されたという由緒ある寺です。山門へとつづく長い坂道を登っていくと、国の重要文化財に指定されているという「金剛力士像」が出迎えてくれます。
駐車場から本堂までの700mの参道には、約600本の紅葉並木が続きます。丹波市観光100選の「もみじの名所部門選定」にも選ばれていて、毎年紅葉の季節には多くの参拝客が訪れます。
赤や黄色に葉が色付いた並木はトンネルのように、落葉すると参道は辺り一面が真っ赤な絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたようにその時々で美しい景観を作り出しています。ライトアップイベントも注目を。
【見ごろ】11月上旬~11月中旬 ※もみじ期間:11月1日(月)~11月30日(火)
【ライトアップ】2021年11月1日(月)~11月30日(火)17:00~20:00 ※中止の場合や時間変更の可能性もあり
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年10月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。