姫路市飾東町にオープンした「andot」は、築70年の古民家を再生させたオシャレなカフェ。旬の地元食材を、鉄板で調理してくれるスタイルが自慢です。こだわりのコーヒーや、ギフトにピッタリのかわいいスイーツにも注目して。
オシャレな古民家カフェ「andot(アンドット)」
花田ICから車で10分、姫路市の山奥に店を構える「andot」。神戸の有名ホテルで修行を積んだオーナー夫妻が、鉄板焼きをもっと身近に、そしてリーズナブルに楽しんでもらいたいと2020年11月22日いい夫婦の日にオープンしました。
「andot」は、人と人や物をつなげる“&(アンド)”と、大切なポイントを意味する“.(ドット)”から名付けました。愛情を注いで作物を育てる生産者の思いを大事にし、できる限り愛情を上乗せしてお客さんに届けることをモットーにしています。
もとは築70年の古民家。天井や土壁などは当時のまま、天然ムクのフローリングや木のぬくもりを感じるテーブルを新しく設置。あたたかみのある照明にもホッとさせられる癒やしの空間になっています。
1番の魅力はなんといっても、ライブ感満載のオープンキッチン。シェフが鉄板で焼く様子が目の前で見られるカウンターは特等席です。
縁側に向かって配置されたカウンター席もオススメ。川や山が広がり、春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色。四季折々の風景を眺めながら、のんびりしたカフェタイムを過ごせます。ソファ席や子ども用のイスもあるので子連れでの来店もOKです。
鉄板焼きで味わう!週替わりランチ
『andot ランチ お魚』1,300円
看板メニューは、週替わりの魚料理をメインにしたランチ。副菜2種、スープorみそ汁、サラダ、ごはん、漬物がセットになっています。自家農園で育てた野菜や、地元で採れた旬の食材をふんだんに使用した季節を感じるランチです。
鉄板焼きの魅力は、圧倒的な火力での短時間調理により、うま味をしっかりとじ込められること。蒸したり揚げたりすることも可能で、素材のおいしさを最大限に引き出します。
取材日のメインは、鯛のムニエル ヴァンブランソース仕立て。脂がのった旬の鯛を鉄板で調理することで、皮はパリッと、身は蒸し焼きでふわっとした食感に。鯛のだしや白ワインを合わせて煮詰めた、爽やかな酸味のヴァンブランソースがよく絡みます。
副菜は、エビの生春巻きと棒棒鶏(バンバンジー)。メイン料理がフレンチ仕立てなので、あえて副菜にはエスニックと中華を。サラダにはユズを効かせた和風ドレッシングを合わせ、さまざまなジャンルの料理が楽しめる献立になるよう工夫しています。
鶏肉や牛肉の赤身ステーキなどがメイン料理となる『andot ランチ お肉』(1,500円)もあります。ランチの魚も肉も、自家製ソースにこだわっています。
『ふわとろオムライス』950円
オムライスも鉄板で提供し、最後までアツアツの状態で楽しめます。自家製のデミグラスソースは苦味を効かせた本格派。ちょっぴり大人のオムライスです。
そのほか、『炙りチーズの焼きナポリタン』(850円)と『和風キーマカレー』(850円)はテイクアウトもOKです。
ランチには+300円でデザートを付けることも。クリーミーさが自慢の濃厚な壺(つぼ)ブリュレ、スペシャルティコーヒーを使用したティラミス、季節のフルーツが主役のミニパフェからチョイスして。食後にもしっかり楽しめるよう、甘さ控えめで手頃なサイズ感がポイントです。
『andot ブレンドコーヒー』300円 ※ランチとセットで150円
お得なセットドリンクもぜひ一緒に。コーヒー豆は、西宮市のスペシャルティコーヒー専門店「タオカコーヒー」から取り寄せています。苦味と酸味のバランスを考えたオリジナルブレンドで、香り高く飲みやすい1杯です。
手土産にはかわいいカップデザートを
テイクアウトできる卵型のカップデザートもあります(280円~)。常時6種類程がスタンバイ。取材日は、定番の『プリン』や『ティラミス』のほか、『渋皮栗のモンブラン』、『柿のパンナコッタ』、『丹波黒豆の抹茶ムース』など旬の食材を使ったスイーツがラインアップ。自家農園でとれたキウイをたっぷり使った『ショートケーキ』もオススメです。どれも素材のおいしさを活かした味わいで、かわいらしいビジュアルにもこだわった自家製スイーツ。ちょっとした手土産にもピッタリですね。
前々日までの予約でホールケーキも用意できます。リクエストに応えてもらえるオーダーメイド方式です。クリスマスケーキは20台限定で発売予定。そして2021年からはモーニングもスタート予定なんだそう。詳しくは公式Instagramを要チェック。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年11月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。