食べると幸せな気分になれる和菓子、大福。大福というと豆やよもぎなどを思い浮かべますが、コーヒーやティラミス、プリン、フルーツといった一風変わったフレーバーも。おいしさはもちろん、断面の美しさにもこだわった“萌え断大福”も注目を浴びています。職人のセンスが光る大福を手土産にすれば、喜ばれること間違いなし!
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ゑびす屋 <姫路市>
『カフェラもち』1個165円
生クリームとコーヒー餡をやわらかな求肥で包んだ、和と洋のコラボ大福『カフェラもち』が人気。求肥にもコーヒーがたっぷり練り込まれ、ほろ苦くちょっぴり大人な味わいです。包装を開くと、鼻をくすぐるコーヒーの香りが。コーヒーの苦味が生クリームの甘さとバランスよく混ざり、まるでカフェオレのようなまろやかな味わいを楽しめます。
冷凍で販売しているので、常温で30分ほど解凍してから召し上がれ。半解凍でアイスクリームのようなシャリっとした食感を楽しむのも◎。
<提供期間>12月中旬〜5月中旬
『苺もち』1個270円
薄くてやわらかい求肥でミルク餡とイチゴを包んだ『苺もち』は、ミルク餡の優しい甘さがクセにな一品。中のイチゴが透けて、先端が赤く染まった姿がかわいいですね。イチゴは、酸味と甘みのバランスがちょうどよい「さがほのか」を使用。大きくて形がよいものを一つひとつ手作業で選んでいるのもこだわりのひとつ。イチゴの甘酸っぱさとミルク餡の甘いマリアージュを楽しんで。
<提供期間>夏季限定
『みかんもち』1個280円
冷凍で販売される『みかんもち』は、『苺もち』の終売と同時に販売される夏季限定の大福。ミカンを丸ごと1個、カシス餡と柔らかなお餅で包んでいます。出来立てをすぐに冷凍しているので、解凍後もミカンの果汁があふれ出るほどジューシー!さっぱりとした甘さのカシス餡がミカンの甘酸っぱさを引き立てる涼やかな味わいは、夏にぴったりです。
姫路市元町で60年以上にわたって親しまれている「ゑびす屋 本店」。大福、もなか、羊かんに季節菓子と、目移りしてしまうほど豊富な和菓子があります。老舗和菓子店自慢の伝統ある製法で作られた求肥や餡も、モダンな個性派大福で食べると違った味わいが楽しめそうですね。
■DATA
江戸屋 <姫路市>
<提供期間>通年
『元祖ぷりん大福』1個180円(店頭価格)
姫路市下手野に本店を構える「江戸屋」の名物。ぷるぷる食感の焼きプリンを羽二重餅で包んだ意外性No.1の大福です。和菓子職人が試行錯誤して作った新感覚の和スイーツで、発売から30年たった今も、変わらず幅広い世代に愛されています。夢前町産の卵を使用して丁寧に焼き上げる特製プリンは、『カスタード』『抹茶』『コーヒー』の3種類。ふわふわのお餅ととろけるようなプリンの意外な組み合わせと食感を堪能して。
<提供期間>通年
『みかん大福』230円
和歌山県産の温州ミカンをまるごと1つ使った贅沢な『みかん大福』は、冷凍で1年中販売しています。ミカンを特製の白餡と羽二重餅で包み、鮮度と食感が落ちないようすぐに急速冷凍しているそう。解凍して食べるのはもちろん、暑い日は少し柔らかくなるまで半解凍して、アイス感覚で食べるのも通な食べ方。
<提供期間>6月~11月
『ぶどう大福』200円
『ぶどう大福』は夏~秋の終わりごろまでの期間限定フレーバー。季節ごとに、一番おいしい産地と品種のブドウを選りすぐり、特製のブドウ餡で包み込んでいます。6月から8月の夏季は、福岡県や岡山県産の巨峰やピオーネが登場。口の中ではじけるブドウのみずみずしさが暑さを吹き飛ばしてくれそう。
本店からほど近いところにある「なごみ店」では、販売している和菓子を併設のカフェスペースで食べることもできます。あたたかいお茶やコーヒーとともに、ゆっくりと味わうのもいいですね。季節限定商品は本店のInstagramからチェックできますよ。 ➡︎@himeji.edoyahonten
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■DATA
臼井福寿堂 <姫路市>
<提供期間>通年
『てぃらみす大福』4個入り1,168円
イタリアから取り寄せたマスカルポーネチーズを、エスプレッソを混ぜ込んだお餅で包んだ『てぃらみす大福』。表面には上質なココアパウダーがたっぷりとかかっています。お餅はふんわりやわらかく、酸味とコクが調和したマスカルポーネはクリーミーな口当たり。濃厚でありながらも上品な甘さで、思わずもう1個と手が伸びてしまいそう。
<提供期間>1月上旬〜5月下旬
『いちご一笑(いちえ)』4個入り1,168円
ふんわり柔らかい求肥と上品な甘さのこし餡で、ジューシーなイチゴを包み込んだ『いちご一笑(いちえ)』。イチゴは果肉がしっかりとしてみずみずしい大粒の「あまおう」を取り寄せ、その中でもさらに大きくて見た目のよいものを選別するのがこだわり。求肥生地1枚につき2~3個の「あまおう」をたっぷりと練り込み、ほんのりピンクに色づいたかわいらしい見た目も特徴的です。
<提供期間>5月下旬〜7月末
『梅大福』4個入り994円
初夏に出合える『梅大福』は、毎年販売を待ち焦がれるファンも多い人気の大福。大粒の梅の甘露煮を1粒まるごと包み、梅の形に仕上げています。求肥を作る時には水を使用しますが、『梅大福』には特別に梅酒を使用しているので、求肥まで梅の香りがふわりと漂います。爽やかな梅の香りに包まれた『梅大福』を食べて、夏の訪れをいち早く感じてみては。
姫路市広畑区高浜町にある「臼井福寿堂」。店内には、抹茶の新茶を使った『抹茶ムース大福』や、備中大納言小豆の餡をはさんだどら焼きなど、素材にこだわった商品が勢ぞろい。老若男女に愛される「臼井福寿堂」の優しい味わいの和スイーツをあなたも食べてみて。
■DATA
甘音屋 <姫路市>
<提供期間>通年
『味感(みかん)』324円
フォトジェニックな和スイーツを多く生み出している姫路の創作和菓子店「甘音屋」。中でも人気なのが、ミカンをまるごと1個包んだみかん大福『味感』です。主役のミカンは、有田みかんをはじめ国産のものを中心に、季節によっておいしい品種を厳選しています。その新鮮なミカンを包むのは、甘さ控えめの白餡と、兵庫県播磨生まれのもち米「はりまもち」で作った求肥。酸味と甘みのバランスが絶妙で、一口頬張るとみずみずしいミカンの果汁が口の中いっぱいに広がります。
<提供期間>11月下旬〜5月上旬
『小春』 324円
一度は味わっておきたいのが期間限定商品『小春』。イチゴをミルク黄身餡で包み、それをマシュマロ生地でくるんだイチゴ大福です。口に含むと、そのふわふわ食感にびっくり。もち粉にメレンゲを加えて作った生地は、口の中でしゅわっと溶ける新感覚。上品な甘さのミルク黄身餡が「さがほのか」のほどよい酸味を引き立たてます。
姫路市広畑区蒲田にある本店には、ほかにもモダンな創作和菓子がたくさんあります。色とりどりの球体最中『笑美玉(えみだま)』や土日に本店でのみ購入できる和洋スイーツ『WA YOU』は、写真映えする美しいビジュアルがSNSで話題となり、全国から予約が殺到しているんだとか。ギフトして選ばれること間違いなしです。
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■DATA
山田屋 <加古川市>
<提供期間>5月中旬〜9月末
『パイナップル大福』275円
大きくカットした生のパイナップルを贅沢に使った『パイナップル大福』がイチオシ。口の中に入れると甘い果汁がじゅわっ。パイナップル特有の渋みがなく、2個3個とつい手がのびてしまいそう。
<提供期間>11月初旬〜1月中旬
『みかん大福』275円
和歌山県産の厳選したみかんを丸ごと1個使用した『みかん大福』。かぶりつくとみかんのジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。丁寧に炊きあげた自家製の白あんは、みかんの甘みと酸味を生かすため、あえて甘さ控えめに。さっぱりとしているので、甘いものが苦手な男性でもペロリと食べられます。売り切れてしまう日もあるので、予約がおすすめです。
大正14年創業、加古川市別府町にある「山田屋」。2021年6月16日には「山田屋本店」の隣に和カフェ「yamadaya cafe(やまだやカフェ)」もオープンし、世代を問わず愛され続ける和菓子の老舗です。季節ごとに中身のフルーツが変わるフルーツ大福を求めに訪れてみては。
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■DATA
七福堂 <太子町>
<提供期間>夏季限定
『宮崎県産極マンゴー』550円
国産マンゴーで有名な宮崎県で育ったマンゴーの中でも、鮮度や糖度、色の鮮やかさにこだわって選び抜かれた『宮崎県産極マンゴー』。手で持つだけで崩れそうなほどとろりと完熟のマンゴーを、薄い白餡と高級羽二重餅粉から作った求肥で包んだ繊細な一品です。
<提供期間>夏季限定
『なつあかり』380円 ※イチゴ大福はイチゴの品種を変えながら、通年提供。値段も時期により変動
定番の中で不動の人気No.1はイチゴ大福。夏季は秋田県産の夏イチゴ「なつあかり」を使っています。時季によって、イチゴの産地や品種を変えているので、そのときどきで見た目も味も変わるのが魅力の一つ。「なつあかり」は芳醇なイチゴの香りと爽やかな酸味が特徴で、白餡の優しい豆の味と相性ぴったり。
太子町総合公園近くの溶岩ステーキの店「えん家」の2階に店舗を構える「七福堂」。販売は土日のみ10:30~と15:00~の二部制で、売切れ次第終了。土日は開店前から行列ができることもあるので、気になる味があれば早めの来店がおすすめです。
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■DATA
七福堂 太子本店/和カフェ 七福堂
- 所在地
- 兵庫県揖保郡太子町東保323-4 2階
- 電話番号
- 079-263-7779
- 営業時間
- 平日/8:00〜18:00
土日祝/8:00〜19:00
※大福は売切れ次第終了
※和カフェはL.O.18:00 - ※閉店しました(2024年1月8日時点の情報)
彩 <神河町>
<提供期間>6月~11月
『ふるーつ大福』各215円
初夏から秋にかけての季節限定商品『ふるーつ大福』。旬のフルーツと白餡をやわらかい羽二重餅で包んだ夏にピッタリの一品です。甘さ控えめの白餡がフルーツの甘みを引き立て、バランスのとれた味わい。
お盆まで販売される『白桃』とシャリっと爽やかな『スイカ』。どちらもジューシーで、かじると果汁があふれ出るみずみずしい一品です。
『キウイ』と『パイン』は秋頃までのフレーバー。まろやかな白餡に甘さや酸味がマッチ。
このほか、『みかん』や『メロン』、『柿』、『ぶどう』など、6月から11月にかけて、そのときどきの旬のフルーツが登場します。ショーケースには、5、6種類がランダムに並ぶので、お目当てのフルーツは予約がベター。予算に応じて詰め合わせもできるので、手土産としてもおすすめです。
先代から引き継いだ伝統の味を守りながら、新しい要素を加えて次々に現代的な和菓子を生みだしている和菓子店「彩sai」。色とりどりの『ふるーつ大福』を全制覇してみて。
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■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年6月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。