兵庫県南西部に位置する赤穂市は、海あり山ありの自然に囲まれた町。赤穂温泉や夕日の絶景が有名なこの町に、オシャレなカフェやスイーツショップが続々と増えてきています。わざわざ足を運びたくなるような、味もおいしい人気の19店舗をまとめて紹介します!
1.海と坂と
赤穂御崎にあるSNSで話題のスポット「きらきら坂」。その中腹には、地元の食材を使った期間限定ランチや、華やかなスイーツが楽しめるカフェ「海と坂と」があります。
築70年の屋舎をセルフリノベーションした店内。古き良き風合いを残しつつ、時間を忘れて過ごしたくなるような居心地の良い空間に生まれ変わりました。小上がりになった板張りのフロアは、靴を脱いでゆったりとくつろげます。
<販売期間>6月〜10月
『あなとろごはんプレート』(スープ付き)1,100円
播磨名物の「穴子めし」を「海と坂と」流にアレンジしたワンプレートメニュー。穴子を細かく刻んでいるので、よく味が染み込み、香ばしさがアップ。とろろとオクラも相まって、ごはんがよく進みます。副菜をごはんに混ぜ合わせれば味変も楽しめますよ。
<販売期間>12月下旬〜3月
『牡蠣のグラタン』(サラダ、バゲット付き) 1,380円
冬は坂越産の牡蠣を使った『牡蠣のグラタン』が登場。こだわりは“作り込みすぎないこと”。素材の味を大切にした、シンプルな調理法を意識しています。ぷりぷり食感の牡蠣と、魚介のうま味が染み込んだクリームをじっくり味わって。
<販売期間>10月〜12月
『かぼちゃとチョコレートの秋パフェ』1,210円
食後は秋の味覚を楽しむパフェはいかが。大きな芋チップスに自家製かぼちゃクリーム、栗の渋皮煮がトッピングされたインパクト大の一品は、インスタ映え間違いなし。パフェの中にはかぼちゃプリンやガトーショコラ、安納芋カスタードが入っていて、甘党の心をグッとつかむ濃厚な味わいに仕上がっています。
<販売期間>12月〜5月
『いちごとカスタードのフレンチトースト』1,270円
フレッシュなイチゴをたっぷりのせたフレンチトーストも。甘酸っぱいイチゴと濃厚な自家製カスタードは黄金の組み合わせです。ひんやり冷たいミルクアイスを焼きたてのトーストに絡めて召し上がれ。
➡︎旬の食材を使ったメニューで旬を感じて。「海と坂と」の紹介記事はこちら
■DATA
海と坂と
- 所在地
- 兵庫県赤穂市御崎2-1
- 電話番号
- 0791-56-5210
- 営業時間
- 平日/11:30~17:00
土日祝/10:00~17:00 - ※営業スケジュールは公式Instagramハイライトで確認を。
2.AMAMI TERRACE(アマミテラス)
きらきら坂を登った先にある伊和都比売(いわつひめ)神社。2022年3月、境内に塩カフェ「AMAMI TERRACE(アマミテラス)」がオープンしました。
運営するのは、「赤穂の天塩」をはじめとした食品や海洋深層水などを製造・販売する「赤穂化成」。「赤穂の塩をもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いで、自社商品を使ったメニューを提供しています。
リノベーションされた店内では、大迫力の鳥居と瀬戸内海を眺めながら食事が楽しめます。
『豆腐煮込みハンバーグランチ』1,500円 (前菜付き)
※11:00~14:00限定
豆腐を使ったハンバーグがメインの彩り豊かなランチ。ボリュームがありながらヘルシーなのがうれしいポイントです。豆腐や小鉢の副菜には塩からできるにがりを使用するなど、赤穂の塩に対する熱い思いが感じられるメニューです。
このほか、自家養殖のサツキマスを使用した『アクアパッツァ(前菜付き)』(1,800円)や『蟹たっぷりのクリームコロッケ(前菜付き)』(1,500円)など、メニューが豊富にそろいます。
『苺パフェ』1,400円
※14:00~16:30限定
(季節によってフルーツが変わります)
季節限定メニューにも注目を。春はイチゴ、夏は抹茶、秋は栗とブドウなど、その時々の旬の素材を贅沢に使ったパフェが登場します。フォトジェニックな見た目で、SNSでいいねがもらえること間違いなし♪
このほか、平日は塩や味噌づくりのワークショップも予約制で開催しています。お土産も購入できるので、ぜひ立ち寄って。
➡︎海を見ながらランチやスイーツを堪能できる♪「アマミテラス」の紹介記事はこちら
■DATA
AMAMI TERRACE(アマミテラス)
- 所在地
- 兵庫県赤穂市御崎2-1(伊和都比売神社境内)
- 電話番号
- 0791-42-4140
- 営業時間
- 10:00~17:00(L.O.16:30)
ランチ/11:00〜14:00
3.坂利太(サリータ)
港の町並みが残る、レトロな雰囲気が魅力の坂越。石畳の大通りを5分ほど歩くと、淡いブルーののれんが目を引く洋菓子店「坂利太(サリータ)」があります。ナポリの伝統菓子『アラゴスタ』の専門店です。
『アラゴスタのソフトクリーム(生乳)』518円
コーンの代わりに、サクサクのパイ生地『アラゴスタ』を使ったソフトクリームが人気!地元牧場の生乳を使用し、濃厚なミルクの味とさっぱりした甘みが特徴です。パイ生地の中にはカスタードクリームが詰まっていて、食べ進めると味の変化が楽しめます。
<販売期間>12月頃~
『海のミルク』518円
牡蠣がおいしい12月頃になると登場する『海のミルク』もおすすめ。坂越名産の牡蠣をイメージしたユニークなスイーツです。牡蠣の殻をかたどった大きなラングドシャの上に、牡蠣の身に見立てたプチシュー、ほんのり塩気が利いた生ガキのエキス入りソフトクリームがたっぷりと乗っています。
『ブーケパフェ』560円
フルーツソースやナッツを華やかにトッピングしたパフェもあります。なかでも『ブーケパフェ』は食べ歩きにもおすすめ。写真のチョコイチゴのほか、ぶどうの果実とくるみ、パルミジャーノチーズなど全部で4種類がラインアップ。お気に入りをみつけてみて。
形やフルーツで遊び心をプラスした、オリジナリティーあふれる『アラゴスタ』を使ったスイーツ。遠方からも訪れる人もいる人気店です。おしゃれなスイーツを片手に、坂越の港町を散策してみて。
➡︎レトロな街並みで楽しむ『アラゴスタ』の個性的なスイーツが魅力!「坂利太」の紹介記事はこちら
■DATA
4.Patisserie Noé(パティスリーノア)
国道250号線沿いにある創業40年の洋菓子店「Patisserie Noé(パティスリーノア)」。日本各地のフルーツのおいしさを生かしたケーキが人気です。30種類ほどあるケーキは、彩り豊かでどれも艶っぽく、思わず写真を撮りたくなるような華やかなビジュアルが魅力です。
店内にはカフェスペースがあり、購入したケーキを食べることができます。外に広がるテラス席では、ケーキはもちろん、併設するジェラート店「banbi」のジェラートも楽しめますよ。
<販売期間>2月~4月
『トリコロールフレーズ』(特別仕様) 600円
毎年2月~4月だけ販売する、希少な白イチゴを使用した『トリコロールフレーズ』。白い奈良県産「パールホワイト」、ピンクの「淡雪」、赤の「古都華」の3色のイチゴが楽しめる、プレミアムなタルトです。
<販売期間>7月~11月
『シャインマスカット』450円
夏から秋までは、皮まで食べられる「シャインマスカット」を使ったタルトがおすすめ。アーモンドタルトに、ほんのりヨーグルトの風味が感じられるカスタードを絞り、旬の「シャインマスカット」を並べて、白ワイン風味のジュレでおいしさを閉じ込めます。ジューシーな果肉とジュレ、ザクザクした食感のタルトが織りなす絶妙なコントラストを楽しんで!
旬の果物が主役のケーキはどれも絶品。季節の移り変わりとともに訪れたくなりますね♪
➡︎フルーツをたっぷり使ったパティシエのケーキに注目♪「パティスリーノア」の紹介記事はこちら
■DATA
Patisserie Noé(パティスリーノア)
- 所在地
- 兵庫県赤穂市惣門町55-13
- 電話番号
- 0791-43-2031
- 営業時間
- テイクアウト/10:00~19:00
イートイン/10:00~18:00(L.O.17:30)
5.banbi(バンビ)
「Patisserie Noé(パティスリーノア)」に併設されたジェラート専門店「banbi(バンビ)」。瀬戸内のフルーツのおいしさに魅せられた「ノア」のパティシエが、“ジェラートだからこそできる製法で、瀬戸内のフルーツそのもののおいしさを表現したい”という想いでジェラート作りに取り組んでいます。
ショーケースには、カラフルなジェラートがずらり。味はもちろん、見ているだけでワクワクするような、かわいらしい見た目もポイントです。
『ダブル(ふらここ/ピスタ)』500円
併設する、せとうちジェラートのお店「banbi(バンビ)」では「Patisserie Noé」のパティシエが作るソルベやジェラートが味わえます。
パティシエ一押しは『ふらここ』。名前の由来は、フランボワーズコンフィチュール×ココナッツジェラートの組み合わせから。トロピカルな甘さと爽やかなベリーの酸味が絶妙にマッチ!果実のおいしさをダイレクトに味わって。
濃厚な『ピスタ』は、イタリア産のピスタチオをローストしたジェラート。ピスタチオの深みのある香りが口いっぱいに広がります。
『ダブル(ヘーゼルナッツショコラ/バナーヌ)』500円
キャラメリゼしたヘーゼルナッツと、ミルクチョコのジャンドゥーヤを組み合わせた『ヘーゼルナッツショコラ』。ぜひ『バナーヌ』と合わせて食べてみて!『バナーヌ』は適度に熟したバナナに、味と香りが増すコンポートとバニラ、後味を爽やかにするレモンジュースとオレンジの皮がアクセントです。
この2つの組み合わせでは、口の中でバナナチョコ味が堪能できます。
<販売期間>12月~5月
『ダブル(瀬戸内レモンのソルベ/いちごソルベ)』500円
素材が何よりも大切なソルベ。生産者の想いと果実のうまみがギュッと詰まったシャーベットです。地元赤穂の「まるおファーム」の完熟いちごを使った『いちごソルベ』や、瀬戸内レモンを皮ごと使った『瀬戸内レモンのソルベ』など、季節の果実を生かしたフレーバーが並びます。
フルーツそのもののおいしさを実感できるジェラートは要チェックです。パティスリーノアのケーキと合わせて楽しんで。
➡︎素材のおいしさを味わうジェラートショップ「banbi(バンビ)」の紹介記事はこちら
■DATA
Patisserie Noé(パティスリーノア)
- 所在地
- 兵庫県赤穂市惣門町55-13
- 電話番号
- 0791-43-2031
- 営業時間
- テイクアウト/10:00~19:00
イートイン/10:00~18:00(L.O.17:30)
6.壱枚乃絵(いちまいのえ) 海辺のテラスカフェ
きらきらとまぶしい赤穂御崎の海辺にある「壱枚乃絵(いちまいのえ) 海辺のテラスカフェ」。2021年11月にオープンした新店舗です。別荘として使われていた物件をリノベーションした店舗は、全ての席から美しい空と海を眺めることができます。
テラスからの眺めはまさに絶景。瀬戸内海の島々まで見渡せる眺望の良さに、感動すること間違いなしです。
『パンケーキ(HONEY)』1,000円
5種類から選べるパンケーキ。季節限定のメニューもあり、どのパンケーキもふわふわ食感がたまりません。定番メニューの『HONEY』は、上品なハチミツの甘さを楽しめるやさしい味わい。美しい赤穂御崎と一緒に写真を撮れば、インスタ映えも狙えるかも。
『壱枚乃絵自家製プリン』750円 ※数量限定
口の中でとろける食感がやみつきになる自家製プリンにも注目を。ほろ苦いカラメルソースと一緒にほんのり大人な風味を楽しむもよし、添えてあるバニラアイスと絡めて甘めを楽しむもよし。好みのバランスを見つけて。同店こだわりの自家焙煎コーヒーともよく合います。
目の前にどこまでも広がる青い空と広大な海を見ながら、のんびりとリラックスタイムを楽しんで。
➡︎絶景を眺めながらブレイクタイム♪「壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ」の紹介記事はこちら
■DATA
壱枚乃絵(いちまいのえ) 海辺のテラスカフェ
- 所在地
- 兵庫県赤穂市尾崎丸山2300-3
- 電話番号
- 0791-56-6028
- 営業時間
- 9:00~17:00
モーニング/9:00~11:30
ランチ/11:30~14:00(L.O.13:30)
パンケーキ/14:00~16:30(L.O.16:15)
7.BOB CAFE(ボブカフェ)
農地として使われていた300坪もある家付きの土地を整備・リノベーションして生まれたカフェ「BOB CAFE(ボブカフェ)」。可能な部分は自分たちで手を入れて作り上げたという、温かみのある空間です。
アメリカンヴィンテージテイストで統一された店内。のんびり過ごせる「落ち着く居場所」がテーマです。家具やディスプレイはユーズドや廃材を活用したそうで、異国情緒漂う雰囲気が魅力的。店内では本の貸し出しもあり、1人でゆっくりしたい時にもぴったりです。
『スパイスチキンカレー』700円
ルーを使わず、5種類のスパイスを独自にブレンドしたこだわりの『スパイスチキンカレー』。辛さはお好みで変更も可能です。長時間煮ることでやわらかく仕上がった鶏肉や、スパイスのほどよい辛さと野菜の甘みのバランスが絶妙なのがポイント。一度食べるとリピート必至のメニューです。
『チーズケーキ』400円、『オリジナルブレンド珈琲(ホット)』450円
(ケーキとセットでドリンクは50円引き)
クリームチーズを贅沢に使った『チーズケーキ』はしっとり濃厚で、口どけなめらか。レモンの酸味もあいまって甘すぎず、サッパリと楽しめます。
注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップで抽出するコーヒーにも注目を。『オリジナルブレンド珈琲(ホット)』は、マウンテンブレンド。上品な香りで酸味が少なく、ブラックでも飲みやすいのが特徴です。チーズケーキのお供にぜひ。
自然に囲まれたのどかな風景を眺めながら、ゆったりと心安らぐ時間を過ごしてみて。
➡︎のどかな自然と異国情緒を堪能するリノベカフェ「BOB CAFE(ボブカフェ)」の紹介記事はこちら
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年4月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。