せとうちジェラート「banbi(バンビ)」。ケーキ屋「Patisserie Noé」と併設するスタイルで、どちらも人気店です。温暖な瀬戸内の気候で育った果実のおいしさがダイレクトに味わえるソルベや、パティシエの技とセンスが光るジェラートは必見。ケーキとジェラートを“はしご”してみては?
せとうちジェラート「banbi」
洋菓子店「Patisserie Noé(パティスリーノア)」に併設されたジェラート専門店「banbi(バンビ)」。ジェラートを作るのは、温暖な瀬戸内の気候で育った果実のおいしさに魅せられた「ノア」のパティシエです。「ケーキとはまた違った、ジェラートだからこそできる製法で瀬戸内の果実そのもののおいしさを表現したい」という想いから、7種類のジェラートと3種類のソルベが生まれました。
サイズは『シングル』400円、『ダブル』500円の2種類。カップかコーンから選べます。
パティシエの技とセンスがギュッと詰まった「banbi」のジェラート
『ダブル』(ふらここ/ピスタ)500円
パティシエ一押しのフレーバーは、『ふらここ』。名前の由来は、フランボワーズコンフィチュール×ココナッツジェラートの組み合わせから。トロピカルで軽やかな甘さのココナッツピュレとフランボワーズの爽やかな酸味の相性がGOOD!
『ピスタ』には、イタリア産のピスタチオをローストして深みのある香りに仕上げています。濃厚で上質なピスタチオそのもののおいしさを味わえます。
『ダブル』(ヘーゼルナッツショコラ/バナーヌ)500円
キャラメリゼしたヘーゼルナッツと、ミルクチョコのジャンドゥーヤを組み合わせた『ヘーゼルナッツショコラ』。『バナーヌ』とあわせれば、まるでチョコバナナのような味わいが楽しめます。
※ジャンドゥーヤとは・・・焙煎したナッツ類(主にヘーゼルナッツやアーモンド)のペーストとチョコレートとの混合物
『バナーヌ』は適度に熟したバナナを使用。味と香りが増すコンポートとバニラ、後味を爽やかにするレモンジュースとオレンジゼストを加えています。“バナナってこんなにおいしかったっけ…?”と思わずにはいられない、計算し尽くされたフレーバーです。
※オレンジゼストとは・・・柑橘系の香りをプラスするために使われる、オレンジの皮の最上層のこと。
『ダブル』(ヴァニラミルク/ブルーベリーヨーグルト)500円
牛乳のおいしさを味わいたいなら、大山牧場の低温殺菌牛乳を主役にした『ヴァニラミルク』がオススメ。ふくよかな香りを持つマダガスカル産のバニラを合わせています。
コンフィチュールにしたブルーベリーと、大山牧場の良質な生乳100%のヨーグルトを使用した『ブルーベリーヨーグルト』をセットに。ヨーグルトの酸味が控えめなので、大人から子どもまで人気のフレーバーです。
どのフレーバーも味の濃さをしっかり楽しめますが、後味がさっぱりしているのが特徴。その理由はパティシエが9種類の砂糖の特性を見極め、それぞれの素材との相性を吟味して使い分けているから。厳選した果実のおいしさを引き出します。
素材の味がそのまま伝わる!ソルベも見逃せない
『ダブル』(瀬戸内レモンのソルベ/いちごソルベ)500円
ジェラートのほかにも、地元赤穂の「まるおファーム」の完熟いちごを使った『いちごソルベ』や、瀬戸内レモンを皮ごと使う『瀬戸内レモンのソルベ』など、パティシエと生産者の想いがギュッと詰まったソルベも見逃せません。
まさに素材が命のソルベ。『いちごソルベ』はいちごの季節が終わるまでに食べておきたい、6月頃までの限定フレーバーです。
イートインスペースでLet’s “はしごスイーツ”♪
テラス席で楽しむジェラートはまた逸品。天気のいい日はぜひ利用してみて。
「banbi」と「Patisserie Noé」は店内で同一空間になっています。ケーキを持ち帰るお客さんがジェラートのショーケース前を通り、ジェラート片手に店を後にする光景や、逆もまた然り。ジェラートとケーキを“はしごスイーツ”できますよ。
ジェラートもソルベも、旬の果物が主役。「Patisserie Noé」のケーキと同じく、季節によってショーケースは色とりどりに変わります。季節の移り変わりとともに足を運んでみて。
■詳細情報
■DATA
Patisserie Noé(パティスリーノア)
- 所在地
- 兵庫県赤穂市惣門町55-13
- 電話番号
- 0791-43-2031
- 営業時間
- テイクアウト/10:00~19:00
イートイン/10:00~18:00(L.O.17:30)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年10月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。