兵庫県はりまエリアの“楽しい”をチョイスする地域情報サイト TANOSU [タノス]
2024.11.8
32,384 views

【赤穂】ジェラート専門店「banbi」果実のおいしさを生かした“せとうちジェラート”に舌鼓

JR播州赤穗駅から西へ徒歩約12分。1979年創業のケーキ屋「Patisserie Noé(ノア)」に併設するジェラート専門店「banbi(バンビ)」があります。洋菓子に欠かせない果実のことを知り尽くしたパティシエが手がけるジェラートは、果実の風味や食感を生かした唯一無二なおいしさが魅力です。パティシエの技とセンスが光るジェラートで、瀬戸内の旬の味覚を堪能してみては?

・せとうちジェラート「banbi(バンビ)」

洋菓子店「Patisserie Noé(パティスリーノア)」と、併設のジェラート専門店「banbi(バンビ)」。両店ともにJR播州赤穗駅から西へ12分ほど歩いたところにあります。2022年には姫路市田寺に2号店がオープンし、赤穗市外にもその名を轟かせています。

店名は、播州の「バン」と備前の「ビ」に由来。どちらの地域も、年間を通じて雨雲の影響を受けにくく温暖な「瀬戸内気候」に恵まれ、良質なフルーツや野菜が採れるいわば“素材の宝庫”。

その瀬戸内産の果実のおいしさに魅せられた「パティスリーノア」のパティシエが、「ケーキとはまた違った、ジェラートだからこそできる製法で“瀬戸内の果実そのもののおいしさ”を表現したい」といの思いでオープンしました。

【赤穂】「パティスリーノア」親子2代で営むケーキ店♪イートイン限定メニューにも注目!

【姫路】ジェラート専門店「banbi gelato」瀬戸内の果実で作る独創的なジェラートが豊富

10種類のジェラートが入るショーケースの中には、カラフルなジェラートでいつもいっぱいに。ジェラートのほかにも春夏にはソルベも登場し、季節ごとに異なったメンツで出迎えてくれます。

サイズは『シングル』(550円)、『ダブル』(650円)の2種類。容器はカップかコーン(+100円)から選べます。

テラス席を利用してイートインも可能です。天気のいい日はぜひ利用してみて。


・果実感ほとばしる“せとうちジェラート”

『ダブル(ふらここ/ピスタ)』650円

イチオシはオリジナリティーが光る『ふらここ』。名前の由来は、フランボワーズコンフィチュール×ココナッツジェラートの組み合わせからきているそうで、まぶしいほどに真っ白なジェラートに色鮮やかなフランボワーズの赤が映えるフレーバーです。トロピカルで軽やかな甘さのココナッツピュレとフランボワーズの爽やかな酸味の相性がGOOD!

不動の人気『ピスタ』は、イタリア産のピスタチオをローストして引き出した深みのある香りが魅力。濃厚で上質な“ピスタチオそのもののおいしさ”が味わえます。

『ダブル(バナーヌ/ショコラ)』650円

2種類のクーベルチュールチョコレートをブレンドした『ショコラ』と『バナーヌ』の組み合わせは、まるでチョコバナナのような濃厚な味わいが楽しめます。

『バナーヌ』は「おかやまおひさまファーム」で有機栽培された「岡山バナナ」を贅沢に使用。バナナ風味のジェラートに果肉をゴロッと忍ばせ、食感の楽しさまで計算し尽くされたフレーバーです。

『ダブル(ヴァニラミルク/ブルーベリーヨーグルト)』650円 + 『コーン』100円

牛乳のおいしさをダイレクトに味わいたいなら、「大山牧場」の低温殺菌牛乳を主役にした『ヴァニラミルク』がオススメ。ふくよかな香りを持つマダガスカル産のバニラを合わせています。

コンフィチュールにしたブルーベリーと、「大山牧場」の良質な生乳100%のヨーグルトを使用した『ブルーベリーヨーグルト』をセットにすると、よりサッパリとした味わいに。ヨーグルト独特の酸味が控えめで、大人から子どもまで人気のフレーバーです。

・旬の味覚が楽しめる季節限定フレーバーも見逃せない

『シングル(くるみと無花果)』550円 ※提供は9~10月末ごろ

9月の初旬から10月末ごろまで、約2カ月ほどしか店頭に並ばない秋の限定フレーバー「くるみと無花果」も要チェック!熟すスピードが早いイチジクが最もおいしい“完熟のタイミング”を見極め、ソルベのような作り方で果実感を生かすように作った渾身の逸品です。

イチジクの上品な風味に、ローストしたクルミの香ばしさが絶妙にマッチ。良くも悪くも控えめなイチジクの香りを牛乳のコクで広げるテクニックは、パティシエだからこそなせる技です。

『ダブル(瀬戸内レモンのソルベ/いちごソルベ)』650円 ※春夏限定

ジェラートのほかにも、地元赤穂の「まるおファーム」の完熟イチゴを使った『いちごソルベ』や、瀬戸内レモンを皮ごと使う『瀬戸内レモンのソルベ』など、パティシエと生産者の思いがギュッと詰まったソルベも見逃せません。

まさに素材が命のソルベ。『いちごソルベ』はイチゴの季節が終わるまでに食べておきたい、6月ごろまでの限定フレーバーです。

一つの空間を共有するように店を構える「banbi」と「Patisserie Noé」。ケーキを持ち帰るお客さんがジェラートのショーケース前を通り、ジェラート片手に店を後にする光景や、逆もまた然り。ジェラートとケーキを“はしごスイーツ”を楽しめるのは、同店ならではの楽しみ方です。

ジェラートもソルベも、旬の果物が主役。「Patisserie Noé」のケーキと同じく、季節によってショーケースは色とりどりに変わります。季節の移り変わりとともに足を運んでみて。

■詳細情報

■DATA

banbi(バンビ)赤穗店

所在地
兵庫県赤穂市惣門町55-13
電話番号
0791-43-2031
営業時間
10:00~19:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年10月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP