山陽電鉄夢前川駅から北へ徒歩約15分。住宅街の一角に、洋菓子店「菓子工房Écrin(エクラン)」が2026年3月22日にオープンしました。店を営むのは、神戸の有名パティスリーで腕を磨いたパティシエ夫婦。口の中で消えるようにふわっとほどけるスポンジ、なめらかなカスタード、サックリ香ばしいクッキーなど、同店のスイーツには、“食感”へのこだわりが光ります。食べるとだれかに自慢したくなる、そんな記憶に残るスイーツを求めて訪れて。
・「菓子工房Écrin(エクラン)」

2026年3月22日、姫路市広畑区にケーキ店「菓子工房Écrin(エクラン)」がオープン。山陽電鉄夢前川駅から北へ徒歩約15分のところ、姫路バイパス姫路西ICからは車で7分ほどの住宅街の中にあります。

木を基調としたナチュラルな雰囲気に包まれた店内には、ケーキが並ぶショーケースや、焼き菓子が並ぶ商品棚があります。今後はカフェスペースを開放し、夏季にはかき氷などのイートイン限定メニューも予定しているそう。

神戸の有名パティスリーで学生時代から長年腕を磨いてきた店主と、同店で出会ったパティシエ夫婦が営む「菓子工房Écrin」。夫婦が思い描いてきた“自分たちの店”が、この場所でようやく形になりました。店名の「Écrin」は、フランス語で宝石や貴金属を入れる「宝石箱」や「小箱」を意味する言葉。その意味と美しい響きに惹かれ、名付けられました。
・季節のスペシャリテ

『ナポレオンパイ』750円 ※イチゴが無くなり次第終了
同店では、ショーケースに並ぶケーキの多くが、旬の素材を取り入れた季節限定品。冬から春にかけては、真っ赤なイチゴを使ったスイーツが彩りを添えます。フルーツは産地にとらわれず厳選していますが、イチゴには地元のイチゴ農家「みつヴィレッジ」の「八百ちゃんイチゴ」を使用。極限まで熟してから収穫されるため、格別の甘さが魅力です。
そんな「八百ちゃんイチゴ」を使ったケーキの中でも、ひときわ目を引くのが『ナポレオンパイ』。パイ、カスタード、スポンジを重ねたボリューム満点の一品で、トップだけでなくコクのあるカスタードの中にもイチゴがごろり。仕上げにパイの表面へ塗られたフランボワーズジャムの甘酸っぱさがアクセントです。
イチゴの季節が終われば、その時期ならではのフルーツに変わり、通年で装いを変えて登場予定とのこと。訪れるたびに違った味わいに出合えるのも楽しみです。

『いちごのショートケーキ』630円 ※イチゴが無くなり次第終了
王道の『いちごのショートケーキ』も、ぜひ味わってほしい一品。一般的なショートケーキは、薄くスライスしたスポンジを3枚重ねる“3層仕立て”が主流ですが、同店ではあえて厚めのスポンジを2枚重ねる“2枚仕立て”に。その分スポンジの存在感が際立つかと思いきや、空気をたっぷり含んだきめ細やかな生地が、繊細で口溶けの良い食感を生み出しています。
極めつけは、生クリーム。2種類をブレンドし、甘さを抑えつつ上質なミルクのコクと風味を引き出したクリームは、口当たりも軽やか。ケーキ全体を優しくまとめ上げる存在で、その完成度の高さは、一口で感動すら覚えさせるほどです。

『せとかのタルト』620円 ※せとかが無くなり次第終了
“柑橘の大トロ”とも称される「せとか」を使ったタルトも、3〜4月限定で登場。あふれる甘さのフレッシュなせとかの下には、自慢のカスタードと合わせてしっとりと焼き上げたアーモンドクリームが隠れています。奥深い味わいの決め手は、ほんのりと利かせたラム酒。洋酒の主張を抑えつつ風味だけを引き出す絶妙なバランスに、経験豊富なパティシエの技が光ります。さらに、自家製のデコポンジャムのトッピングも、爽やかな酸味が全体を引き締めます。
タルトのフルーツは季節ごとに変わるため、その時々の味わいに出合えるのも楽しみの一つ。最新情報は公式Instagramでチェックしてみて。➡︎公式Instagramはこちら

『ザッハトルテ』530円 ※秋~春季限定 + 『カップ生クリーム』150円
秋ごろから桜が散る初春にかけて販売される同店の『ザッハトルテ』は、発祥の地・オーストリアと同じ製法で作られた本格派。ふわっとしたスポンジではなく、バターケーキのようにしっとり濃密な生地の間にアプリコットジャムを挟み、トップはシャリッとした食感が楽しいチョコレートのフォンダンでコーティングされています。
カカオのフルーティーさとアプリコットの甘酸っぱさが調和した大人な味わいは、別売りの『カップ生クリーム』を添えることで、よりまろやかに。味わいの変化も楽しみながら、贅沢なひとときを堪能してみて♪
・毎日でも食べたい「エクラン」の定番スイーツ

『バスクチーズケーキ』580円
『バスクチーズケーキ』は、世代を問わず愛される一品。マスカルポーネやクリームチーズ、サワークリームをバランスよく合わせ、小ぶりながらもずっしりと濃厚で、満足感の高い味わいに仕上げられています。“焦げを楽しむ”イメージのあるバスクチーズケーキとは一味違う、同店ならではの“焦げに頼らないおいしさ”を、ぜひ堪能してみて。
チーズケーキはバスクのほか、ベイクドやレアなど、その時々で異なるタイプが登場することもあるそう♪

『シュークリーム』340円
手土産の定番といえばシュークリーム。同店の一品は、サクサクと香ばしいクッキーシューの中に、バニラビーンズ入りの芳醇なカスタードクリームがたっぷりと詰まっています。一口食べるとクリームがあふれ出すほどのリッチさも魅力です。それでいて、生クリームの配合は控えめなので後味はスッキリ。最後までくどさを感じさせない軽やかさも人気の理由です。

『なめらかプリン』(1個)380円
『なめらかプリン』の名にふさわしい、とろけるような口当たりにうっとり。生クリームとプリンの2層仕立てで、見た目にも味わいにも特別感が漂います。卵のコクと生クリームの優しい甘さに包まれた後、ほろ苦いカラメルがアクセントとなり、全体の味わいをキュッと引き締めます。
さらに、桜の時期は桜の形にくり抜かれたホワイトチョコのあしらいも。季節を楽しんでほしいという店主の細やかな気遣いが感じられます。
・香りを閉じ込めた芳醇な焼き菓子はギフトにも◎

焼き菓子は常時10種類以上がラインアップ。数種類の焼き菓子を詰め合わせたギフトボックスもあるので、手土産やちょっとした贈り物にもぴったりです。

左から『フィナンシェ』340円、『シェルマドレーヌ』300円、『バニラクッキー』260円
香りが命ともいえる焼き菓子。同店では、焼き立ての甘いバターの香りを閉じ込めるため、焼き上がり後すぐに粗熱を取り、香りと水分をお菓子の中にしっかりと留めることを大切にしています。
また、フィナンシェには焦がしバター、クッキーには発酵バターを使うなど、菓子ごとにバターや砂糖を使い分けているのもこだわりの一つ。素材選びから丁寧に向き合い、それぞれのお菓子が最もおいしく感じられる“バランス”を追求しています。

一つひとつのスイーツから、パティシエ夫婦の優しい思いが感じられる「菓子工房Écrin」。食感や素材の魅力を大切にしたスイーツは、自分へのご褒美にはもちろん、大切な人への手土産にもぴったり。日常にそっと彩りを添えてくれる、そんな存在です。ぜひ、ちょっぴり特別な日を過ごしたい日に訪れてみて♪
■詳細情報
■サービス・設備
| アクセス | 山陽電鉄夢前川駅駅から徒歩約15分/姫路バイパス姫路西ICから車で約7分 | ||
| 駐車場 | あり(店舗の裏に2台) | ||
| 予約 | 可(電話/店頭) | ||
| 支払い方法 | 現金/クレジットカード/PayPayなど | ||
| コンセント | × | Wi-Fi | × |
| 個室 | × | 貸切 | × |
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年4月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。







