兵庫県はりまエリアの“楽しい”をチョイスする地域情報サイト TANOSU [タノス]
2021.10.4
36,344 views

【姫路】素材にこだわる焼き菓子店「べつばら」がオープン!スコーンや季節限定のかき氷が絶品

2021年7月30日、姫路市網干区に小さな焼き菓子店「べつばら」がオープン♪自宅の敷地内に作ったコンテナショップで、手間暇惜しまず作ったこだわりのおやつを販売しています。スコーンやマフィン、贅沢素材のカトルカールやスティックチーズケーキなどの焼き菓子が200円台から楽しめます。10月中旬ごろまでは自家製シロップのかき氷も販売しています♪

こだわりのおやつ「べつばら」

姫路市網干区の自宅敷地内にコンテナを構え、手作りの焼き菓子を販売する「べつばら」。

実家が、同市で約150年続く老舗和菓子店「御菓子司 浪花堂(なにわどう)」というオーナー。家業を手伝いながら、実家や近くの産直販売所「旬彩蔵(しゅんさいぐら)」やイベント出店で焼き菓子を販売していました。

ファンも増え、「今まで販売できなかったような、多数の焼き菓子を販売したい」という思いで、2021年7月30日に待望の実店舗をオープン!

「べつばら」という店名にはその名の通り、“お腹がいっぱいでも別腹で食べられるほどおいしいこだわりのおやつを”という思いが込められています。

国産小麦粉や「よつ葉」バター、農家から直接仕入れる旬のフルーツなど、厳選素材を使用。塩、小麦粉、砂糖などは、お菓子によって使い分けるほどのこだわりがあります。

毎日ショーケースには、約20~25種類の焼き菓子がずらり。オーナーが1人で手作りしていて、1日に焼ける量に限りがあるので、オープン時に即完売する商品があることも。

焼き菓子は100円台~300円台が多く、買い求めやすい値段から、近くに住む小学生も一人で買いに来ることもあるそう。複数購入して、手土産としてもぴったりですね。

テイクアウトが基本ですが、ちょっとした飲食スペースも併設しているので、買った商品をその場で食べることもOK。気さくで明るいオーナーとおしゃべりを楽しみながら、こだわりのおやつを味わってみては。


スコーンは約10種類!あんことスコーンが選べる『あんバター』も

『スコーン』230円~

特注の国産小麦粉を使用した、粉からこだわる『スコーン』は、定番と季節限定を合わせて約10種類。よつ葉バター、アルミフリーベーキングパウダー、赤穂産の塩、生クリームなど材料にこだわり、保存料や着色料は一切不使用。子どもからお年寄りまで幅広く愛されている人気の一品です。

種類は、香り高い京都石臼挽き宇治抹茶にホワイトチョコを組み合わせた『抹茶』や、ドライイチジクたっぷりの『いちじく』、子どもから人気の濃厚な『ダブルチョコレート』など。

中でも珍しいのが『しょうが』。熊本県産のショウガをスライスし、水を一切使用せず三温糖のみで炊き上げ、1週間かけて乾燥させた手の込んだショウガチップがたっぷり入っています。ショウガ本来の風味を生かした味わいに、一度食べるとやみつきになること間違いなし。

『プレーン』230円

『プレーン』は、まずはそのままで、小麦やバターの素朴な風味を味わって。生地は中までしっとりとしていて、食べ応えがあります。

バターの風味が香る贅沢なスコーンに、アイスクリームやメープルシロップ、ハチミツ、コンフィチュールなど、自分好みにアレンジを楽しんでたまには気分転換も◎。

左から『こしあんのスコーン』、『白あんのスコーン』各180円

「べつばら」でしか味わえないオリジナルのあんこ入りスコーンも名物。あんこを丸く包んで焼き上げたオリジナルスコーンは、洋風饅頭のような食感と味わいで、子どもからも年配の人からも評判が高い一品です。

『あんバターサンド』各350円

こだわりのスコーンにあんことバターをサンドした『あんバターサンド』が人気No.1!組み合わせは5通りで、スコーンが『プレーン』と『抹茶』の2種類、あんこが『つぶあん』『こしあん』『白あん』の3種類です。

『あんバターサンド プレーン白あん』350円

ちょっぴり珍しい“白いあんバターサンド”がおすすめ。北海道産の豆から作った白あんは、やさしく上品な甘さが特徴。無塩バターのコクと、スコーンの上にかかった淡路島産の藻塩(もしお)が豆本来の味を引き立て、何口でもぺろりと食べたくなる深みのある味わいに仕上がっています。

手土産にぴったりな焼き菓子たち

『マフィン(季節の果実)』380円~
※時季によって価格が変動する場合あり

スコーンの他にも、手土産にぴったりな焼き菓子が豊富にそろいます。ブラウンシュガーやバターでリッチに仕上げた『マフィン』は、口に入れた瞬間にバターの香りが口いっぱいに広がり、食べると自然に笑みがこぼれるような極上の味わい。

『オレオ』や『チョコチップ』などの定番フレーバー(300円~)のほかにも、旬のフルーツを使ったものも登場します。

9月~10月は『いちじく』と『いちじく&クリームチーズ』が登場。中には、朝採れの姫路市産イチジクを使った自家製イチジクシロップがたっぷり!イチジクの粒々とした果肉感やクリームチーズとの爽やかなハーモニーを楽しんで。

『チーズケーキ ベイクド』200円、『チーズケーキ レア』250円

人気があるスティックタイプの『チーズケーキ』は、『ベイクド』と『レア』の2種類。卵をたっぷりと使った『ベイクド』はしっかりとした卵のコクが特徴的で、ビスケットとチーズの2層仕立ての『レア』は、抜群の口どけが自慢です。

スティックタイプなので、小腹がすいた時に気軽に食べられるのもうれしいですね。

左から時計回りに『バターサブレ(チョコレート)』220円、『バターサブレ(抹茶)』220円、
『バターサブレ(プレーン)』190円

『バターサブレ(ディアマンサブレ)』はサクッ!ホロッ!な食感が自慢。身も心も幸せにしてくれる贅沢な味わいで、食べ終わっても続く芳醇なバターの香りがクセになります。日持ちもするので、『バターサブレ』は、手土産にマストですよ。



体が喜ぶスムージーも人気♪

『小松菜スムージー』480円

お腹がいっぱいでも別腹で飲みたくなる絶品スムージーは、イベントや「浪花堂」でも販売していない新商品。味は『小松菜』と『バナナ』の2種類。

『小松菜スムージー』は、農薬をおさえた地元のこだわり農家の小松菜を1杯につき2束も使用!小松菜特有の苦みや風味は、バナナやカシューナッツ、オーガニックの豆乳や有機アガベシロップと調和することでまろやかに。毎週飲みに来るお客さんもいるという、リピート率の高い一品です。

夏~秋限定!自家製シロップのかき氷が絶品

『自家製シロップかき氷 いちじく』880円

7月~10月中旬ごろまではかき氷が登場(シロップが売り切れ次第終了)。産地からこだわって仕入れた旬のフルーツを使い、素材本来の持ち味を最大限に生かして作った自家製シロップが自慢です。

9月からは、自家製イチジクシロップをふんだんにかけた『自家製シロップかき氷 いちじく』が販売スタート。四郷町産のイチジクを丁寧に三温糖と煮詰め、イチジクのうま味を濃縮したこだわりのシロップ。

「べつばら」のかき氷には、中にもたっぷりのシロップが隠れているのがポイント。なので、最後の一口までイチジクが楽しめます。

さらにイチジクを堪能したいなら、果実のトッピング(+150円)がおすすめ。朝採れイチジクの皮をむいてすぐに冷凍し、フレッシュな味を閉じ込めた“フローズンイチジク”を、かき氷の上にどんと豪快にトッピングしてくれます。無い時もあるので、注文前に確認を。

かき氷の氷は、網干区の地元民なら誰もが知っている有名店「まるつ食堂」と同じ最上級グレードの機械と天然水氷を使用しているのがこだわり。昔ながらのきめ細やかでシャリっとしたかき氷が味わえます。

今は無き「まるつ食堂」の特製シロップの配合も直接伝授してもらったそう。「べつばら」のオーナーによって蘇(よみがえ)ったかき氷もチェックして。

『自家製シロップかき氷 柿』880円

かき氷としては珍しいフレーバー「柿」にも注目を!兵庫県産の早生柿をじっくりと炊いて作った自家製柿シロップは、衝撃を受けるほど濃厚で、甘みが抜群。

かき氷というより、柿そのものを食べているかのようなとろっとした口当たりがクセになります。自家製シロップが無くなり次第終了なので、気になる人はお早めに。

時間と手間を惜しみなくかけられるのは手作りならでは。作り手の温かみを感じる、真心とおいしさたっぷりの「べつばら」のおやつを食べて、ほっこりしてみては。

■詳細情報

■DATA

べつばら

所在地
兵庫県姫路市網干区垣内西町1769-8
電話番号
079-228-8329
営業時間
11:00~18:30
※かき氷の販売は13:00~17:30
※営業日や営業時間がイレギュラーに変更することがあるため、公式Instagramで確認してから来店を

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年9月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP