神戸新交通ポートライナー南公園駅から徒歩約1分の場所にある「UCCコーヒー博物館」。1987年に開館し、2013年に続いて2026年7月1日に二度目のリニューアルを実施しました。コーヒー発祥の歴史から栽培、焙煎、抽出まで、一杯のコーヒーができるまでの物語を学べるだけでなく、ブレンド体験や飲み比べなど、五感を使って楽しめる体験コンテンツも充実。コーヒー好きはもちろん、神戸観光や親子のおでかけにもおすすめのスポットです。
・「UCCコーヒー博物館」のアクセス・駐車場・入館料は?

1987年10月1日の「コーヒーの日」に開館した「UCCコーヒー博物館」。世界でも珍しいコーヒーをテーマにした博物館として、多くのコーヒー愛好家に親しまれてきました。場所は神戸新交通ポートライナー南公園駅から徒歩約1分。神戸観光とあわせて立ち寄りやすい立地も魅力です。
2026年7月1日には、「コーヒーのテーマパーク」をテーマに展示内容を一新する二度目のリニューアルを実施。コーヒー発祥の歴史や文化、生産、焙煎、抽出まで、一杯のコーヒーができるまでの過程を学べる展示に加え、見て・触れて・味わいながら楽しめる体験コンテンツも充実しました。子どもから大人まで、五感を使ってコーヒーの世界を満喫できます。
さらに、今回のリニューアルから、入館および各体験コンテンツ(一部有料)は事前予約制に。予約は毎月1日正午から、2カ月後までの来館分を受け付けています。時期によっては、すぐに枠が埋まる場合もあるので、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。➡︎公式HPはこちら

館内は8つのエリアで構成され、子どもから大人まで楽しみながらコーヒーについて学べる工夫が満載。映像や実物展示、体験コンテンツなどを通して、一杯のコーヒーができるまでの物語をたどることができます。➡︎館内MAPはこちら(PDF)

来館者を最初に迎えるのは、両側にコーヒーの木が並ぶガラス張りの温室になったエントランス。亜熱帯地域で育つコーヒーの木を、館内で温度や湿度を管理しながら大切に育てています。毎年5~6月ごろには、わずか2~3日で散ってしまうという貴重なコーヒーの花を見られることも。ここから、コーヒーの世界を巡る旅が始まります。

入館して左手すぐの場所にあるのが「ミュージアムショップ」。入館料不要で利用できるので、博物館を利用しない人も気軽に立ち寄れるのがポイント。神戸土産やコーヒー好きへのプレゼント探しにもおすすめです。
●アクセス
【電車】
神戸新交通ポートライナー南公園駅から徒歩約1分
【バス】
神姫バスパークシティ前下車後、徒歩約7分
●駐車場
施設の専用駐車場及び提携駐車場はなし(近隣にコインパーキングあり)
●入館チケット
大人(高校生以上) 880円
子ども(小・中学生) 440円
未就学児 無料
※各種割引あり。詳細は公式HPで確認を ➡︎公式HPはこちら
●決済方法
クレジットカード/PayPayなど(※現金使用不可)
・コーヒーの歴史から文化まで「学びのコーナー」

和紙にコーヒーの粉を練り込んだ光のアトリウムの壁がそびえ立つエスカレーターを上がると、コーヒーの歴史や文化、一杯のコーヒーができるまでの工程を順番に学べる「学びのコーナー」が広がります。展示は「コーヒーの起源」「栽培」「鑑定」「焙煎」「抽出」「文化」「未来」の7つのテーマと、UCCの歩みを紹介する「ヒストリーコーナー」で構成。それぞれ映像や実物展示を交えながら紹介されています。
「コーヒーの起源」では、コーヒーがどんな地でどのように親しまれてきたかを分かりやすく解説。続く「栽培」のエリアでは、コーヒーノキの種類や実の成長過程、生産地ごとの栽培環境などを紹介しています。

展示は、子どもにも分かりやすいよう、できるだけ難しい言葉を使わずに構成。詳しい内容はモニターで解説されているので、子どもから大人まで、それぞれの知識に合わせて楽しみながら学べます。

「鑑定」コーナーでは、実際の流通で使われている約60kgのコーヒー袋を持ち上げ、重さを体感できます。展示されているプロの鑑定士が使う本物の器具を使って、実際にコーヒー豆の品質チェックの体験をすることも可能。普段はなかなか目にすることのない道具を通して、コーヒーが私たちの手元に届くまでの裏側をのぞいてみて。

鑑定を終えたコーヒー豆は、いよいよ焙煎へ。「焙煎」のエリアでは、スケルトン構造の本物の焙煎機が見どころです。普段は見る機会の少ない機械の内部を観察したり、焙煎度合いによるコーヒー豆の色の違いを見比べたりしながら、焙煎の仕組みを楽しく学べます。

続いては、「抽出」のコーナーへ。古代から現代まで、世界各地で使われてきた抽出器具がずらりと並ぶ、見応えたっぷりのエリアです。時代や地域によって異なる抽出方法を知ることで、一杯のコーヒーの背景にある文化や技術、人々の暮らしにまで思いを巡らせることができそうですね。

さまざまなデザインのコーヒーカップがディスプレーされたスロープを降りると、コーヒーの歴史や文化を数字でひもとく「文化」のコーナーがあります。世界のコーヒー消費量や生産量など、思わず「へぇ!」と言いたくなるような豆知識も満載です。“一杯のコーヒーができあがるまでの旅”の途中で、コーヒー豆をモチーフにしたスツールに腰掛け、コーヒーの世界を静かに探求してみては。
・新たな展示や無料試飲も!

リニューアルを機に、“コーヒーのこれから”をテーマにした「未来」コーナーが新登場。同社の研究開発部門「UCCイノベーションセンター」が手がける最新の技術や研究成果を通して、コーヒーの未来やサステナブルな取り組みについて学べます。夏休みには、自由研究を目的に訪れるのも良さそう♪

このエリアには、実際に触れて楽しめる体験型の展示のほか、簡単な質問に答えるだけで自分にぴったりの一杯が見つかる「コーヒータイプ診断」も用意。自分好みのコーヒー豆が分かるだけでなく、診断結果に合わせたオリジナルキャラクターがモニターに表示されます。来館の記念に、ぜひチャレンジしてみて。

館内には、1日4回限定で開催される「テイスティングコーナー」も。月替わりのコーヒーを無料で試飲できるので、展示で学んだ知識を実際に味わいながら深めることができます。時には希少なコーヒー豆が登場することもあるので、どんな一杯に出合えるかは当日のお楽しみ。コーヒー好きはお見逃しなく♪

同館を訪れた記念に写真撮影もお忘れなく。フォトスポットでは、ユニークな顔はめパネルを使って遊び心あふれる一枚が手に入ります。中には同社の人気商品「UCCミルクコーヒー」のパネルも。ぜひここで、来館の思い出を写真に残してみては。
・【完全予約制】五感で楽しむ体験プログラム

展示を見学したあとは、コーヒーをより深く楽しめる体験プログラムにも注目を。館内には「Lounge」「Cube」「Studio」の3つの体験エリアがあり、それぞれコーヒーのペアリングやハンドドリップ、ブレンドづくり、焙煎など、さまざまな角度からコーヒーの魅力を体感できます。いずれも事前予約制なので、来館前に公式HPで予約を。
※体験プログラムはすべて事前予約制。いずれも体験チケットと入館チケットの両方の予約が必要。

『イントロダクションコース(25分)』2,200円/人
※要予約。中学生以上対象
エントランスをくぐってすぐ右手にある「Lounge」では、コーヒーのプロフェッショナルが案内するワンランク上の体験プログラムを開催。コーヒーとフードのペアリングを通して、味わいや香りの違いを体感しながら、コーヒーのおもしろさや奥深さに触れられます。
より深くコーヒーを楽しみたい人には、コーヒーの持つフルーツのような香りや、優しい甘みなどの多彩な個性を体感し、自分の好みと出合える『ディスカバリーコース』(3,300円)がおすすめです。

『3Dラテアート体験(40分)』1,650円 ※要予約
「Cube」では、『3Dラテアート体験』(1,650円)『ペーパードリップ体験』(2,200円)『ブレンドづくり体験』(2,750円)の3種類の体験コンテンツがスタンバイ。
中でも人気なのが『3Dラテアート体験』。フォームミルクを使って、クマやネコなど立体的でかわいらしいラテアート作りに挑戦できます。完成した一杯は思わず写真に収めたくなるかわいらしさで、親子や友人同士の思い出づくりにもぴったり!
このほか、「Studio」では、手網でコーヒーを焙煎する『コーヒー焙煎体験』(2,750円)も。手網を使って自分好みの焙煎度合いに仕上げる本格的な体験で、香りや色の変化を五感で感じながら、自分だけのコーヒー豆を作れます。コーヒー好きならぜひ一度は挑戦してみて♪
・「ミュージアムショップ」でお土産探しを♪

今回のリニューアルを経て、「ミュージアムショップ」が以前より約3倍もの広さに!それと同時に同館オリジナル商品も増え、魅力がパワーアップしました。
中でも人気なのがここでしか販売していない『COFFEE MUSEUM BLEND』。豆と粉(各100g/1,220円)、ドリップバッグ(240円)がラインアップ。特にドリップバッグは、専用の器具がいらず、お湯さえあればいつでもどこでも本格的なコーヒーを味わえるとあって、コーヒー初心者へのギフトや自宅用として選ばれることが多いそう。
エチオピア、コロンビア、ブラジルの3種類の豆をブレンドしたこの豆は、華やかな香りがありつつも酸味は控えめでほどよいコクも感じられるバランスのとれた味わいが魅力。このコーヒーを楽しむなら、神戸の洋菓子店「モロゾフ」とコラボした『UCCコーヒー博物館 リーフクッキー缶(6枚入り)』(990円)とのペアリングがおすすめです。

10種類以上のコーヒー豆から6種類を自由に組み合わせられる『コーヒービュッフェ』(1,700円)も要チェック!色合いもデザインもかわいらしい多彩なパッケージがずらりと並び、一つひとつ異なるテーマに合わせて豆がブレンドされています。
パッケージの中にはコーヒーの粉が入っていて、付属のドリップバッグに粉をセットするというユニークな仕様。「未来」コーナーで見つけた自分の“コーヒータイプ”に合わせて、選ぶのも良いですね。コーヒー好きへのギフトにもぴったりです。

このほか、コーヒースプーンやエコバッグ、巨大な抱き枕など、人気商品「UCC BLACK無糖」や「UCCミルクコーヒー」がデザインされたオリジナルアイテムも豊富にそろいます。これらのオリジナルアイテムはすべてオンライン販売もなく、購入できるのは同館だけ。UCCファンなら思わず手に取りたくなるアイテムが満載です。UCCファンはテンションが上がること間違いなし♪

コーヒー好きはもちろん、まだコーヒーを飲めない小さな子どもも楽しめるコンテンツが満載の「UCCコーヒー博物館」。見て、触れて、味わう体験を重ねるうちに、普段何げなく飲んでいる一杯が、もっと特別に感じられるはずです。奥深いコーヒーの世界を巡る旅へ出かけてみませんか?
■詳細情報
■DATA
UCCコーヒー博物館
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年7月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。







