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2025.4.10
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【加古川】「権現総合公園」山陽自動車道にハイウェイオアシスが誕生!大型複合遊具やドッグランも

2025年3月30日、加古川市平荘町に、市内最大級の大型複合遊具を備えた総合公園「権現総合公園(ごんげんそうごうこうえん)」が誕生しました!山陽自動車道権現湖PAに連結しており、高速道路からもアクセス可能。旅の疲れを癒やすハイウェイオアシスとしての役割も果たします。遊具のほか、サイクルステーションやミニドッグラン、遺跡などもあり、多世代が楽しめる注目のスポットです。

・「権現総合公園(ごんげんそうごうこうえん)」

かねてより整備を進めていた「権現総合公園キャンプ場」が、2025年3月30日、「権現総合公園」に生まれ変わりました。

駐車場は、入口ゲート付近と大型複合遊具前に計55台分を完備。また、高速道路との連絡路には、上り・下りそれぞれ約15台分の駐車スペースがあり、敷地内全体では約85台が駐車可能です。さらに、山陽自動車道・権現湖PA(下り)の駐車場からは徒歩でのアクセスもOK。思いきり体を動かして遊んだ後、PAで食事を楽しむこともできます。

公園の広い敷地内には、「遊びの広場」「さくら広場」「古墳広場」の3つの広場があります。「遊びの広場」には、児童用と乳幼児用でエリアを分けた複合遊具や、「サイクルステーション」があります。県道79号線と接続する入口ゲート付近には「さくら広場」と「古墳広場」のほか、「奥新田西古墳」や「ミニドッグラン」も用意。自然と癒やしと遊びを一度に叶えることができる、加古川市北部最大の公園施設となります。


・子どもの感性や意欲を育む「大型複合遊具」

同公園のシンボルは、高さ約12mの大型複合遊具がある「森のエリア」。昆虫をテーマにしたデザインで、成長段階に応じて挑戦できる6種類の滑り台が備わっています。傾斜が緩やかなタイプや、3人同時に滑れるワイドタイプ、スリル満点のチューブ滑り台など、滑り台だけをとってもバラエティー豊富!子どもたちは好奇心や冒険心をくすぐられること間違いなしです。

滑り台のほか、チェーンジムやパネル遊具、ネット遊具など、33個の遊びのアイテムが勢ぞろい!階段一つにしても、シンプルなものかららせん階段、ネット状の階段まで多種多様。「どこから登ろう?」「あそこに行くにはどうやったら行けるかな?」と考える時間も、ワクワクと楽しめそう♪

ポールに3個のボールが付いたカラフルな遊具は、ボールをくるくると回して遊ぶことができるユニークなアイテム。この遊具は、大型複合遊具の最上層に設置されており、フェンス越しに公園全体を見渡せる絶好の展望スポットにもなっています。

大型複合遊具の横には、1歳から6歳ごろまでが利用できる乳幼児・幼児用遊具「水のエリア」も。水辺の生き物がモチーフとなっているので、カエルやヤドカリ、コイなど、遊びながら自然の生き物の名前を学ぶことができる楽しい仕掛けが隠されています。

中には、親が思わずカメラを向けたくなるようなかわいらしいオブジェも。小さい子向けのミニ滑り台やトランポリン、トンネルなど、多彩なアスレチックが広場を埋め尽くします。広場の中心部は、クッション性のあるゴムチップで舗装されているので、つかまり立ちや歩き始めの子どもも安心して見守れそう。

・サイクリストにうれしい「サイクルステーション」

公園のすぐそばにある権現湖は自然に恵まれ、多くのサイクリストが自転車で訪れます。「サイクリストの憩いの場を設けたい」との思いから、同公園には「サイクルステーション」を併設。ここには、更衣室や無料のシャワー室があり、サイクリングでかいた汗を流してリフレッシュすることができます。もちろん、公園利用者の利用も可能。子どもがどろんこになってもここさえあれば安心です。

サイクルステーションの横には、「権現総合公園」の頭文字「G」をモチーフにした自転車スタンドやサイクルラックも。

シャワー利用時やPAに立ち寄りたいときなど、1部屋につき1台の自転車を収容することができる「自転車専用ロッカー」も完備していて、愛車から長時間離れるときでも安心です。雨風にさらされることなく、ロッカー内に縦置きできるため、愛車が汚れる心配も御無用!施錠もでき、サイクリスト目線の機能が備わっています。



・「ミニドッグラン」や「古墳」も♪

入口ゲートを入ってすぐのところには、お花見が楽しめる「さくら広場」や広さ約260㎡の「ミニドッグラン」があります。ドッグランは、小型犬と中型犬専用。飼い主の目が行き届きやすいコンパクトさが魅力です。

大型複合遊具と同じく、「権現総合公園」のシンボルとなっているのが「奥新田西古墳」。古墳時代後期のものと言い伝えられるこの古墳は、横穴式石室が特徴。上にいくにしたがって内側にせり出すように石を積み上げられています。古墳の内部には入ることはできませんが、遠くから見学することは可能です。ぜひ、古墳を眺めながら悠久の歴史を感じてみて。

■公用施設

公園内にはバリアフリートイレも完備。車いすやベビーカーごと入れるほどのゆったりとしたスペースを備えています。その横には、一息つける東屋も。遊びの疲れはここで癒やして。

公園内のありとあらゆる場所に東屋があるので、散策や遊びの途中などの小休憩をテーブル付きのベンチでとることができます。特に、権現湖のほとりにある「古墳広場」がイチオシスポット!夏になると、辺り一面に広がる天然芝が青々と色づき、さらに美しい景観が広がります。豊かな緑が一層引き立ち、自然の中での爽やかな時間を楽しむことができます。

山陽自動車道のハイウェイオアシスとなる「権現総合公園」。豊かな自然に囲まれる中、遊び尽くしつつ学びが得られる総合公園で、家族そろって余暇を過ごしてみませんか?

■詳細情報

■DATA

権現総合公園(ごんげんそうごうこうえん)

所在地
兵庫県加古川市平荘町中山1003-1
電話番号
権現総合公園管理事務所:079-428-0012
営業時間
入口ゲート/8:30~17:30
ウェルカムゲート/9:00~17:00
高速側駐車場/9:00~17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年4月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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