東播磨エリアの中心に位置し、四方を4つの市に囲まれていることから、他エリアからのアクセスもよく、観光スポットとしても人気の小野市。豊かな自然が多く残る「小野アルプス」をはじめ、「ひまわりの丘公園」のひまわりやコスモス、「おの桜づつみ回廊」の桜など、一年を通して花や自然を満喫できます。SNS映えする人気の撮影スポットも満載。絶景をバックに家族との記念写真やブライダルフォトを撮る人も増えているとか。タノスライターおすすめの撮影ポイントも、お出かけ前にチェックして。
日本一低いアルプス「小野アルプス」
標高200m未満の低い山が連なり、「日本一低いアルプス」と呼ばれている「小野アルプス」。ごつごつした岩山の「紅山(べにやま)」を登る約1時間のコースや、小野アルプス一高い「惣山(そうやま)」を巡る約1.5時間のコースなど、初心者や子どもでも楽しめるう回コースもあり多くの人に親しまれています。
まずは小野アルプスの入口にあたる「岩倉峠入口」へ。木々の隙間から光が差し込む山道は早くもマイナスイオンたっぷり!鳥のさえずりを聴きながら進みます。新緑の季節に現れる、緑のトンネルはおすすめの撮影スポット。
岩肌がオレンジの苔をまとった「紅山」では、まるでロッククライミングのようなスリルが味わえます。断崖絶壁での岩場を背景に写真を撮れば、迫力ある一枚を撮れること間違いなし!
小野アルプスの中で最も標高が高い「惣山」の山頂にある「きすみの見晴らしの森・展望デッキ」からは、小野市の町並みが一望でき、天気がよければ播磨灘や明石海峡大橋が望めます。9月から2月にかけて気温が下がる季節は、条件が合えば朝早く雲海が出現することも。カメラを持っていって絶景をおさめて。➡︎小野アルプス(小野市観光協会公式HP)
★撮影スポット・撮影のポイント
撮影時はカメラのパノラマモードで広大な空と山々、街並みをフレームに収めるのがポイント!スマホ派の人は自撮り棒で上からのアングルで撮れば、まるで海外のパワースポットに立っているかのような写真が 撮れますよ!
「ひまわりの丘公園」でフォトジェニックな一枚を
夏のSNS映えスポットとして、あまりにも有名な「ひまわりの丘公園」。
毎年7月には、ハイブリッドサンフラワーなど、38万本のひまわりが咲き誇り、多くの人が訪れます。約2.5ヘクタールに咲き誇るひまわりはまさにフォトジェニック!
園内にはひまわりに囲まれて写真が撮れるベンチなど、あらゆる場所に撮影スポットが用意されているのでチェックして。
太陽を一心に見つめて花を咲かせるひまわりの花言葉は、「私はあなただけを見つめる」。ひたむきな愛をイメージさせてくれるひまわり畑は、カップルのデートコースにぴったりです。ひまわりと2人だけのアングルを狙って、思い出の写真を撮ってみては。
同公園は、秋になると、ひまわり畑が一転、コスモス畑にお色直し。
例年10月下旬〜11月上旬にかけて380万本のコスモスが満開を迎えます。白から薄ピンク、濃紅のピンクまで、さまざまな色がグラデーションを作り出し、あたり一面ピンク色の絨毯が広がります。
園内には大型遊具があるので家族連れにもおすすめ。花の香りに包まれて子どものビッグスマイルを撮れるはず。
黄色のキバナコスモス「オレンジフレア」とピンクの「センセーション」の2色が映り込んだ撮影スポットもあるので、自分だけのベストアングルを見つけるのも楽しそうですね。
しっとり落ち着いた雰囲気の写真を撮りたい人は、夕暮れ時がおすすめ。ブルーから赤に染まり始めた幻想的な空をバックに撮れば、一味違った写真が撮れますよ。
★撮影スポット・撮影のポイント
園内にあるベンチに座って写真を撮れば、花に囲まれたロマンチックな一枚に。花をメインに映したい人は、花畑の中心にちょこんと座って上から撮るのがおすすめ。背景をぼかしてとれば、より雰囲気のある作品に仕上がりますよ。
■DATA
桜のトンネル「おの桜づつみ回廊」
春になると市内一帯は桜色に染まります。中でも「おの桜づつみ回廊」は、西日本最大級の規模を誇る桜並木。全長4kmにわたる桜のトンネルは圧巻です。ソメイヨシノをはじめとした開花時期の違う品種5種類の桜が順に並んでいるので、3月下旬から4月上旬まで、長い間桜が楽しめるのもうれしいポイントです。どこを切り取っても絵になるので、お気に入りの場所を見つけて満開の桜をバックに撮ればとっておきの一枚が撮れるはず。
入学式や卒業式の前撮りとして制服を着て撮影するのもおすすめです。新しい門出を華やかな桜が演出してくれるはず。
また、「おの桜づつみ回廊」では桜の木にオーナーになれる制度があります。オーナーになると桜の木にコメント入りの銘板を設置してもらえます。もともと河川の環境保全のため始まった制度ですが、今では結婚や出産の記念に申し込む人が多いとか。自分だけのマイ桜に愛着がわくのはもちろん、毎年子どもや家族の成長と桜の成長を祈りながらこの場所でお花見ができるなんて素敵ですね。
桜の開花状況、オーナー制についての詳細は小野市の公式HPをチェックして。➡︎小野市公式HP
★撮影スポット・撮影のポイント
風のない日は川沿いに並ぶ桜並木をバックに、カメラを低く構えて、水辺に映り込んだ桜をフレームインするのがおすすめ。菜の花も入れるとさらに鮮やかな作品に仕上がります。風の強い日はシャッターチャンス!桜吹雪をとらえてドラマチックな一枚を狙って。
世界で一枚だけのブライダルフォト
絶景の撮影スポットとして名高い「小野アルプス」、「ひまわりの丘」、「おの桜づつみ回廊」は、ブライダルフォトスポットとしても人気。ロマンチックな演出や自然の中でナチュラルな写真が撮りたい人にぜひおすすめです。
新緑の季節に緑のトンネルが出現する「小野アルプス」では、まるで森の中の結婚式のような一枚が撮れます。ブーケはナチュラルな色合いを選ぶと◎。まさに気分はおとぎ話の主人公になったよう。
「紅山」の頂上からの撮影は、自然が作る壮大な景観が魅力。近年人気のある岩場フォトの新スポットとしておすすめするロケーションの1つです。
元気いっぱいの雰囲気のカップルにおすすめなのは「ひまわりの丘公園」。澄み切った空の青とひまわりの黄色がウェディングドレスを引き立ててくれること間違いなし!
ロマンチックなロケーションで撮りたいなら秋のコスモス畑へ。ピンクのグラデーションがかわいらしさを演出してくれますよ。一面ピンクの風景はお姫様気分を盛り上げてくれるはず。
撮影した場所は2人だけの大切な場所として、記念日に訪れたり、家族を連れてきたり、思い出を増やしていけそうですね。まずはデートがてら、写真を撮りに小野市の絶景スポットへ出かけてみては?
ブライダルフォトの申し込みは「うるおい交流館 エクラ」の公式HPから。➡︎うるおい交流館エクラ
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年12月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。