夏を涼やかに乗り切るスイーツはかき氷だけじゃない!赤穂や姫路をはじめ、兵庫県播磨エリアにあるジェラート屋さん12店舗紹介します。各店舗のイチオシとライターがピックアップしたおすすめフレーバーは要チェックです♪
7.にゅうにゅう工房
市川町ののどかな県道沿いにたたずむ「にゅうにゅう工房」。店に入ると気さくなオーナーが出迎えてくれます。2002年の創業以来、多くのファンに愛され続けるアットホームなジェラート店です。
兵庫県産の牛乳と旬の果物をたっぷり使ったジェラートは常時12種類ほど。ジェラートのほか、後味爽やかな『ソフトクリーム』(400円)や、夏季限定で稲美町産「いなみ野メロン」半玉を器にしたシャーベット、秋には地元の農家が育てた市川町名産・サツマイモを使ったジェラートなど、地産地消を目指したスイーツがそのときどきで登場します。
『ダブル』(左からオリジナルミルク、さくらんぼ)480円
すっきりとした味わいの『オリジナルミルク』は、創業時から不動の人気を誇る絶対外せないフレーバー。『さくらんぼ』など、旬の果物を使った期間限定フレーバーと組み合わせるのがおすすめです。
『ダブル』(左からラムネ、ラムレーズン)480円
※『ラムネ』は6月~9月限定
定番フレーバーで人気No.2が『ラムレーズン』。お店でラム酒に漬け込んだ自家製ラムレーズンはとっても芳醇(ほうじゅん)。爽やかな期間限定フレーバー『ラムネ』に合わせると甘酸っぱく、初夏の訪れを感じさせてくれます。
持ち帰り用のジェラート(330円)や『もなか』(330円)も人気。ジェラートをサンドした『クッキーサンド』(330円)は予約が必要です。夏のギフトにも喜ばれそう。
●ジェラートの価格
シングル400円/ダブル480円(コーン追加料金なし)
■DATA
8.wacca(ワッカ)<多可町>
国道427号線沿いにある「箸荷(はせがい)牧場」直営のジェラートショップ「wacca(ワッカ)」。エントランスからイートインスペースにかけて広々としたスペースがあり、ゆったりジェラートを味わえるのが魅力。遠方からも客足が絶えず、ゴールデンウィークや夏になると行列ができるほどの人気ぶりです。
「箸荷牧場」のミルクのおいしさの秘密は、乳牛を育てる環境にあります。“牛の5つ星ホテルを目指そう!”という経営理念の下、乳牛が自由に歩き回れるようにしたり、個々のベッドにゆとりを持たせて清潔な状態を保ったりすることで、牛のストレスを軽減させることに注力しています。
既成概念にとらわれないオーナーのインスピレーションから生まれるジェラートは、“身体にやさしく、おいしく、きれい”。ジェラートとソルベをあわせて約20種類のフレーバーを用意しています。
『レギュラー・3スクープ』(左からよもぎ、ピルク、あいり)715円
リピーターの間ではおなじみの自家製乳酸菌飲料「ピルクル」から作ったジェラート『ピルク』が看板商品。すっきり爽やかな後味が特徴で。子どもから大人まで世代を問わず愛されるフレーバーです。
珍しい『よもぎ』のジェラートは、独特のクセがなく「箸荷牧場」のミルクと相性ぴったり!和テイストが好きな人におすすめです。
『あいり』はバラの花びらが添えられ写真映えもばっちり。バラのペーストを混ぜ込み、優雅な香りをそのままジェラートに閉じ込めた贅沢なフレーバーです。
『盛りジェラートS』(左からミルク、アッズーロ)605円
思う存分味わいたい人は、カップの上に高さが出るようにたっぷり盛った『盛りジェラート』を選んで。サイズはSサイズとMサイズ(715円)の2種類があります。
イタリア語で“青”を意味する『アッズーロ』は、沖縄の海をイメージした目にも爽やかなフレーバー。「箸荷牧場」のミルクに合う塩を厳選した、オーナーイチオシの塩ジェラートです。ミルクの優しい甘さと、絶妙なバランスで追いかけてくる塩のさっぱりとした後味を楽しんで。
●ジェラートの価格
『レギュラーサイズ』 1スクープ396円/2スクープ605円/3スクープ715円
『盛りジェラート』 Sサイズ605円/Mサイズ715円
■DATA
wacca(ワッカ)
- 所在地
- 兵庫県多可郡多可町加美区門村546-4
- 電話番号
- 0795-20-8528
- 営業時間
- 11:00~16:30(売り切れ次第終了)
- ※閉店しました(2023年10月23日時点の情報)
9.BOSS&MOM(ボスアンドマム)<三木市>
緑広がる三木市吉川町で1967年から続く「西山牧場」。しぼりたての生乳をたっぷり使ったアイスクリーム工房「BOSS&MOM(ボスアンドマム)」が併設されていて、多くのファミリーやカップルで賑わいます。店長が学生時代に考案したレシピや製法が評判を呼び、弟子入り志願者も多いそう。
牧場では、白黒模様が可愛いホルスタイン種が60頭ほど飼育されています。牛舎内で放し飼いにし、なるべくストレスをかけないように育てることで、味わい豊かで高品質なミルクになるそう。
自家農園や地元の野菜とフルーツをふんだんに使ったアイスクリームは、季節限定を含めて年間60種類以上を展開!春から夏にかけては『さくら』『メロン』『トマト』『スイカ』『ぶどう』『もも』、秋から冬にかけては『いちじく』『くり』『かぼちゃ』『いちご』などがスタンバイしています。
『ダブル』(左から黒豆、牧場ミルク)480円
なかでも人気の『牧場ミルク』は、店長自慢のフレーバー!シンプルなミルクの味がダイレクトに感じられ、後味もスッキリしています。
大粒の黒豆が主役のフレーバーもおすすめ。自慢のミルクアイスに、地元の農家仲間が栽培している黒豆を練り込み、豆粒そのものもトッピングしています。凍った豆のシャリシャリとした食感を楽しんで。
●ジェラートの価格
シングル400円/ダブル480円(コーン追加料金なし)/持ち帰り用350円
■DATA
10.万寿庵(まんじゅあん)<三木市>
1986年に天津甘栗専門店としてオープンした歴史ある「万寿庵(まんじゅあん)」。店内にはカフェを併設していて、ジェラートはもちろん、軽食やスイーツ、ドリンクメニューを楽しめます。
ジェラートは常時14種類あり、そのうちの5、6種類は季節の食材を使っているので、季節によって内容が変わります。
『ダブル』(左から山田錦、つぶ)450円
中でも、鋳鉄製の窯で焼いた後、冷蔵庫でじっくり糖化熟成した甘栗の粒入り『あまぐりジェラート(つぶ)』が大人気。ミルクのコクが甘栗の味や芳(こうば)しい香りを損ねることなくまろやかにし、お互いの甘みを引き立て合っています。
地元の食材を使ったジェラートでは酒米の王様『山田錦』がおすすめ。山田錦のリゾットと、香り付けにアルコールを飛ばした日本酒が入っています。米粒がしっかり感じられる珍しいジェラートです。
店頭では、甘栗とあまぐりジェラートを持ったマスコットキャラクターの「くりのすけ」が出迎えてくれます。
●ジェラートの価格
シングル400円/ダブル450円(コーン追加料金なし)
■DATA
11.Big Mama(ビッグママ)<稲美町>
稲美町にある「大村農場」直営の「Big Mama(ビッグママ)」。お店のすぐそばの畑でとれた旬の野菜や果実を贅沢に使い、素材のうま味を前面に出した濃厚ジェラートやソルベが味わえます。
フレーバーは、自家農園や地元でとれたフルーツと野菜が中心。常時30種類あるうちの16種類が日替わりでショーケースに登場します。
6月のイチオシは『ブルーベリー』(提供は8月中旬ごろまで)。7月からは、酸味が爽やかな『すもも』が登場します。さらに『いなみ野メロン』や『いなみとまと』など稲美町の名産を使ったジェラートもラインアップ。いずれも自家農園で収穫できる期間の限定フレーバーです。
『ダブル』(左から抹茶、いちごパイ)480円
春にとれたイチゴをジャムにし、パイ生地と合わせた『いちごパイ』にも注目を。在庫限りでフレーバーは日替わりなので、出合えたらラッキー!鮮やかな緑の『抹茶』を組み合わせると何ともかわいらしいカラーになり、写真映えもバッチリです。
●ジェラートの価格
シングル380円/ダブル480円(コーン追加料金なし)
■DATA
12.ぐらなーと<明石市>
「ぐらなーと」は、隣接する「伊藤牧場」直営のジェラート専門店。海岸からも近く、散歩やサイクリングの途中に立ち寄る人も多いそう。
ジェラートに使う牛乳は、「伊藤牧場」のホルスタインから搾乳されたばかりの新鮮な生乳のみ。生乳の風味を損なわないよう65℃で低温殺菌し、ジェラートに加工しています。ホルスタインの生乳はあっさりしているのが特長で、その風味を引き出すために砂糖は極力控えています。
店頭には12種のジェラートがラインアップ。夏には『塩ミルク』や『レモンクリームソーダ』など限定のフレーバーも登場。また、地元の農場で収穫されたトウモロコシをたっぷり練りこんだ変わりダネは、毎年登場を心待ちにしている人も多いそうです。
『カップジェラート ダブル』(左からみかん、みるく)486円
※イートインは495円
人気No.1フレーバーは『みるく』。生乳の風味がもっとも感じられる一品です。すっきりした味わいで、ダブルでもペロリと食べられます。
ジェラートにはちょっと珍しいフレーバー『みかん』。愛媛県産みかんの皮のシロップ漬けがゴロゴロと入っています。みかん果汁入りでさっぱりしていて、あとからほんのりミルクの風味を感じるジェラートです。
『コーンジェラート ダブル』(左からカフェオレ、いちご)486円
※イートインは495円
『カフェオレ』は、ほろ苦いコーヒーとミルクのまろやかさのバランスがGOOD。瓶入りのコーヒー牛乳のような懐かしい味わいです。
人気No.2は『いちご』。明石市魚住町清水地区で栽培された「清水いちご」を使用しています。ジャムにしたイチゴを練り込んだジェラートに、ザクザクと刻んだフローズンイチゴがたっぷり。
『TAKEOUTカップ』各378円
持ち帰りに便利な『TAKEOUTカップ』は『みるく』や『チョコレート』、『塩』など、全部で8種類のフレーバーから選べます。搾りたての新鮮な生乳を使い、生乳本来の味を自宅でも味わえるのは、牧場直営店ならでは。手土産にもぴったりです。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、夏季8月末までイートインスペースを撤去予定です。今後の詳しい状況は公式Instagramをチェックして。➡︎公式Instagramはこちら
●ジェラートの価格
シングル399円(イートイン407円)/ダブル486円(イートイン495円)
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年6月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。