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2024.6.14
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【姫路】人気洋食店「ロッソピコリーノ」のオムライスがSNSで話題!愛犬と“室内ランチ”もOK

都会の喧騒から少し離れた姫路市西庄の山の麓(ふもと)に建つ「Rosso Picorino(ロッソピコリーノ)」。姫路市民なら、一度はその名を聞いたことがあるのでは?20年来のファンからは生パスタ、SNSではオムライスが注目を集め、遠方からもたくさんのお客さんが訪れる洋食店です。店内に愛犬と一緒に食事が楽しめる席を設けていることから、愛犬家からも大人気!犬連れでも、気軽に訪れて。

・「Rosso Picorino(ロッソピコリーノ)」

「(旧)兵庫県立姫路循環器病センター」からほど近く、姫路市西庄にある「Rosso Picorino(ロッソピコリーノ)」。2004年に大津区で始めたイタリア料理店「ピコリーノ」から始まり、13年後に岡町に移転。そして2023年11月にこの場所へと移りました。

地元の人はもちろん、県外に住むお客さんからも20年に渡って愛され続けてきた同店。3店舗目となる西庄のお店では、愛犬も一緒に食事が楽しめます。なんでも、ご夫婦そろってワンちゃん好きで、「愛犬のロメちゃんも一緒に過ごせるお店にしたい」との思いから、ペット連れOKのレストランにしたんだとか。ワンちゃんへの愛情にあふれた店主夫妻が営む、ワンちゃんにも人にも優しいお店です。

入り口を入って左手は、一般のお客さん専用のスペース。窓からは緑豊かな景色が臨むこともでき、都会の喧騒から離れて優雅な時間を満喫できそう。

ワンちゃん連れは入り口右手のスペースへ。ちょっぴりシックで落ち着いた雰囲気に、ワンちゃんも場所見知りすることなくリラックスできそう。カフェマットやタオルを使用すれば、ワンちゃんもペットカートから降りて、ソファに座ることができます。

ワンちゃんを連れている人もいない人も、お互いが気兼ねなく過ごせるようにと、同店ではペット同伴OKのスペースをしっかり分けています。ペットを連れて入店する場合は、まず公式HPから約束ごとやマナーの確認を。➡︎公式HPはこちら

扉のすぐ脇には、常時10種類以上のドリンクがそろう「フリードリンクコーナー」が設けられています。曜日や時間帯に関係なく、人の手を借りずに夫婦二人三脚で営業するのが同店のスタイル。「一人で作っているので、混雑時は30分以上お待たせすることもあるかと思いますが、待ち時間を少しでも楽しく過ごしてほしい」との思いから、時間無制限のフリードリンクをお客さん全員にサービスしているそう。

ラインアップは、飲むお酢やジュース類、ホットの紅茶、コーヒーメーカーで淹(い)れる本格的なコーヒーなど。食前から食後のカフェブレイクまで、お気に入りのドリンクを好きなだけ味わえるとあって、長居する人も少なくありません。店主も「時間を気にせず過ごしてほしい」とのことなので、ドリンク片手にたまにはゆっくり会話や食事を楽しんでみては。


・SNSで話題の“ぱっかーんオムライス”

『海老フライのせ 飲んでしまうほど美味しい明太子のクリームオムライス(サラダ・フリードリンク付き)』2,400円

創業当初の看板商品だった生パスタを退け、今や同店の代名詞になっているオムライス。ナイフを入れるタイミングを見計らい、お客さんの目の前でぱっかーんと割る“ぱっかーんオムライス”が、SNSで話題を集めています。

「パスタソースをオムライスにかけたらおもしろいのでは?」という店主の思い付きから始まり、今やラインアップは10種類以上に!中でも一番人気なのが『海老フライのせ 飲んでしまうほど美味しい明太子のクリームオムライス』です。

ケチャップライスの上にどーん!と豪快にのったオムレツは、お皿を両手で持って左右に揺するだけでプルンプルンと動くくらいに“トロふわ”。一人前を作るのにおよそ4個分の卵を使用しているそうです。

このトロふわオムレツは「フライパンの温度が要」と話す店主。肌感覚やバターを溶かすときの音と気泡など、あらゆるところから“適温”を見極め、一気に卵液をフライパンに流し込みます。この卵液も、前日から溶いて一晩冷やし寝かせたものを使うのがポイント。そうすることでほどよい弾力が生まれるんだとか。オムレツ一つとっても、店主が長年培ってきた洋食の知識や経験と、磨き上げてきたスキルがうかがえます。

名前の通り、思わずゴクゴクと飲み干したくなるほど絶品なソースにも注目を。純生クリームを惜しみなく使った特製明太子クリームソースは、コクがあって濃厚な味わいが魅力です。

同店のオムライスは、“ソースが主役”というのが一般的なオムライスと違うところ。ソースと一緒に口に運んだときのバランスを考えて、ケチャップライスはあえて薄味に仕上げているそう。ぜひ思う存分絡めて、一滴残らず味わい尽くして♪

・店主自慢の本格洋食も♪「ビーフカツレツ」がイチオシ

『牛ヒレ肉のビーフカツレツと海老フライ』2,680円
※写真はサラダを『前菜盛り合わせ』(+300円)に変更し『パンプキンスープ』(+500円)を追加

今となってはオムライスがお店の看板メニューとなっている同店ですが、創業当初から変わらぬレシピで作り続けられている生パスタや洋食も見逃せません。

メイン料理にサラダとライスorパン、フリードリンクがセットになった洋食ランチコースは7種類がラインアップ。ディナータイムにも、前菜盛り合わせやフリードリンク、デザートが付く『ディナーコース』(3,280円)を用意しています。

店主のイチオシのメイン料理は『牛ヒレ肉のビーフカツレツと海老フライ』。脂の少ない牛ヒレ肉を、断面から肉汁が滴るジューシーなカツに仕上げるため、この料理専用のフライヤーでミディアムレアに揚げるのがこだわり。揚げ時間や余熱時間など、温度や時間の細かな微調整を何度も重ね、やっとの思いで完成した渾身の逸品です。

デミグラスソースは、お肉の脂や野菜の端材からとった出汁をベースに煮込むのが“ロッソピコリーノ流”。濃厚すぎないあっさりとした味わいが、お肉のうま味を引き立てます。

サラダはプラス300円で『前菜盛り合わせ』に変更することが可能です。盛り合わせの内容は仕入れ状況により変わることもありますが、定番は「サラダ」「野菜のゼリー寄せ」「ハモンセラーノとスモークサーモン」「野菜のフリット」の4品。どれも日本人の舌に合う優しい味付けで、ペロッと平らげてしまいそう。

ちょっぴりリッチなランチを楽しみたい日は、コースに500円をプラスして自家製スープを追加してみては。スープは『パンプキンスープ』『ミネストローネスープ』『クラムチャウダー』が常時スタンバイ。味わいだけでなく舌触りまで、完熟カボチャの濃厚さを感じることができる『パンプキンスープ』が、特に女性客に人気です。



・食後には自家製スイーツを♪

ランチやディナーを利用した人限定で、ショーケースに並ぶスイーツを注文することもできます。料理だけでなく、スイーツにも一切の妥協を許さず、厳選素材で一から手作り。ケーキの顔ぶれは、店主の気まぐれで時々変わることもあります。時間無制限のフリードリンクを片手に、食後は優雅なカフェタイムを過ごして。

『絶品!!クレームブリュレ~バニラアイスのせ~』580円

イチオシの『絶品!!クレームブリュレ~バニラアイスのせ~』は、是が非でも味わってほしい一品!純生クリームや卵黄を惜しみなく使い、リッチな味わいと滑らかな口当たりに仕上げています。同店のものは、器の中央に豪快なバニラアイスのトッピングも。バニラとカスタードのハーモニーがたまりません。

クレームブリュレはなんといっても、表面を覆う飴のパリパリ感が命!それゆえに同店では、注文を受けてから表面をカラメリゼし、お客さんの元へと運びます。グラニュー糖ではなく、体に優しく甘みにコクがある三温糖を使用するのもこだわりの一つ。食べる前から漂ってくる香ばしい香りに、満腹だったことをすっかり忘れて食欲がそそられます。

スプーンですくうと「パリッ!」と軽やかな音を立てるとともに、中からとろ~りと滑らかなカスタードがお目見え。バニラビーンズたっぷりの風味豊かなカスタードを、飴とバニラアイスと一緒にいただきます。音や香りなど、五感を使って楽しめる魅力がこの一皿には詰まっています。一口一口、丁寧に確かめながら味わって。

空間や音、香りなど、ここでしか味わえない魅力を体感してもらえるような「ワクワクするお店」を目指す「ロッソピコリーノ」。テイクアウトをせずにイートインにこだわる理由はここにあります。“イタリアン洋食”という軸を20年間ぶらさずにフライパンをふるってきた店主が作る渾身のオムライスを、ぜひ味わって♪

■詳細情報

■DATA

Rosso Picorino(ロッソピコリーノ)

所在地
兵庫県姫路市西庄甲410-5
電話番号
079-294-6162
営業時間
ランチ/11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー/18:00~22:00(L.O.21:30)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年5月25日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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