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2022.9.8
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【姫路】「SOBAよしみ」オープン!築100年の古民家で製粉からこだわった打ち立てそばを

姫路市の中心地から西へ少し離れた、のどかな林田町。この地に、2022年5月28日に「SOBAよしみ」がオープンしました。自家製粉のそば粉を使って毎朝手打ちするそばのみならず、日本一の卵「夢王(ゆめおう)」を使った丼メニューや姫路市御立の老舗寿司店「大海(たいかい)」の鯖寿司など、セットメニューにもこだわりが満載。風情あふれる築100年の古民家でそばを味わい、心休まるひとときを過ごしてみては?

・築100年の古民家そば屋「SOBAよしみ」

2022年5月28日、青々とした田畑や山に囲まれた自然豊かな林田町に、「SOBAよしみ」がオープン。姫路市の中心地からは、姫路バイパス・姫路西バイパス・姫路北バイパスを使って車でおよそ40分ほど。のどかな風景の中に映える茅葺(かやぶき)屋根の形をした赤色の屋根を目印に訪れて。

築100年の古民家を生かした店内は、床板の張り替えや漆喰の塗り直しなどの内装工事から、テーブルの作製などのDIYまでを店主夫婦と息子夫婦が協力してリノベーションしたそう。土間で靴を脱いで客間へ上がると、思わず「ただいま」と声をかけたくなるような懐かしい雰囲気が漂います。

特に2人掛けテーブルは、赤や青で色を付けたエポキシ樹脂でテーブルの真ん中を彩り、モダンなデザインに仕上げたのがこだわりポイントなんだとか。席にも空間にも店主の思い入れが込められていて、木と人の温もりが感じられる心地良さがあります。

なるべく土壁やガイシ※を施した天井、欄間(らんま)など、半世紀以上前から残る古き良きものをそのまま生かした店内は見どころが多く、時間が経つのを忘れてしまうほど。料理の待ち時間にじっくり眺めて、100年の歴史を感じてみて。

※ガイシとは…電気を絶縁し、電線を支えるために用いるパーツのこと。昔の民家では電気の配線によく使われていた。


・自家製粉の手打ちそばが絶品!人気No.1は『天ぷらセット』

昔からそばが好きで、兵庫県を中心に日本全国のそば屋を巡り歩いたという店主。そば打ちが趣味だったこともあり、「いつか自分のそば屋を持ちたい」という夢を思い描くように。サラリーマンを退職後、夢前町のそば屋「夢やかた」で修行するかたわら、“自分が納得いくそば”を日々研究したそう。

半年以上の試行錯誤の末、ついに“自分が納得いくそば”が完成。北海道産と福井県産の2種類のそば粉を自家製粉し、毎朝手打ち・手切りする二八(にはち)そばは、コシとしなやかさのバランスが絶妙で、麺をすする手が止まらなくなるほど、のど越しが良いのが魅力です。

「そばは茹がきたてが一番おいしいんです。だから、うちの麺はぜひ温そばではなく冷そばで食べてほしい」と語るご主人。12月~2月までの冬季以外は、冷そばだけを提供していることからも、そのこだわりぶりが伝わってきます。

『天ぷらセット』1,300円

数あるセットメニューの中で人気No.1は、そばに6種類の揚げたて天ぷらと香の物が付いた『天ぷらセット』。迷ったときはぜひ食べてほしい一品です。

そば粉の風味を感じられるのは手打ちそばの醍醐味の一つ。まずは、そばが運ばれてきたらそばつゆを付けずにその香りを楽しんでみて。二口目はこだわりのそばつゆと一緒に。そばつゆは、羅臼(らうす)昆布と荒節(あらぶし)、花かつおから丁寧にとった合わせ出汁をベースに、たつの市の老舗しょう油蔵「末廣しょう油」の2種類のしょう油、姫路市の「手柄山みりん」、三温糖などの厳選調味料を使用。出汁の香りが立った上品な味わいが、そばと相性抜群です。お好みでワサビやネギの薬味を加えて召し上がれ。

店自慢の天ぷらは、定番のエビやシイタケのほか、地元で採れた旬野菜なども使用。取材日はナスやピーマンといった夏野菜が登場し、季節を感じるラインアップでした。独自配合の衣に包まれた天ぷらは、外はふっくらサクサク、中は素材そのものの水分が閉じ込められていてとってもジューシー!冷めても「サクッ」という音が鳴り響くほど食感が楽しめます。

自慢のそばつゆで食べるのも良いですが、別添えされた「雪塩」に付けるのが店主イチオシの食べ方。“雪”とたとえられるほどサラサラときめ細やかで、まろやかな味わいが特徴的。たっぷり付けても塩辛くならず、素材の味を引き立てます。

・食べ応え満点のセットメニューも多彩

『鯖ずしセット』1,150円

そばは単品(850円)のほか、5種類のセットメニューをスタンバイ。そばに少しだけボリュームを足したいという人は、単品価格にプラス150円の『そば大盛り』か、プラス300円の『鯖ずしセット』をチョイスして。

『鯖ずしセット』は、店主御用達の姫路市御立にある寿司店「大海(たいかい)」の『特選鯖寿司』が2個付きます。ほどよく脂がのったシメサバが、寿司のトップだけでなく間にも挟まれた贅沢な一品です。スッキリとした酢の酸味が利いていて、満腹でも「1個、またもう1個」と止まらなくなるおいしさです。

『牛すじ丼セット』1,300円

スタミナを付けたい日は『牛すじ丼セット』がおすすめ。自家製牛すじ煮は国産牛を使用し、圧力鍋で柔らかくなるまで煮込み、そばつゆのかえし※をベースに甘辛く味付けするのがポイント。仕上げに、もみのりとネギ、「たまごかけごはん祭り」で日本一に輝いた高級卵「夢王(ゆめおう)」をトッピングして完成です。

「夢王」の黄身は、牛すじの甘辛いタレにも負けない濃厚な味わいが持ち味。だからこそ、トッピングをすべて混ぜると、それぞれのうま味やコクが合わさり、やみつきの味が楽しめます。

※かえしとは…「煮かえし」の略で、そばつゆに使われる調味料のこと。



・手打ちそばを使ったオリジナルメニューも

『肉そば(豚)』1,200円

自慢の手打ちそばを使ったオリジナルメニュー『肉そば(豚)』にも注目を。姫路のブランド豚「桃色吐息(ももいろといき)」のバラ肉やもみのり、ネギをトップに散らし、中央に「夢王」の半熟卵を飾った色鮮やかなビジュアルを見れば、食欲が刺激されるはず。

食べるときは、そばつゆとラー油をたっぷり回しかけてから召し上がれ。豚バラ肉の脂の甘み、そばつゆの上品な香り、卵のコクが一体となった和な味わいに、ラー油のアクセントが見事にマッチ!混ぜ方やラー油の量で味の違いを楽しめるのも魅力の一つです。つゆを一滴も余すことなく、たっぷり絡めて贅沢に味わって。

風情あふれる築100年の古民家で、こだわりの手打ちそばをすすり、静かな時間もおいしいそばも存分に味わう。そんな大人で贅沢なランチタイムを過ごしに、林田町へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

■詳細情報

■DATA

SOBAよしみ

所在地
姫路市林田町口佐見162-3
電話番号
079-261-4430
営業時間
11:00~14:00
※予約不可

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年8月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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