小野市にある「お菓子のしごと」は、体に優しい焼き菓子のテイクアウト専門店。「焼き菓子を通して温かい時間を過ごしてもらいたい」と、体に優しい素材を使って焼き上げるお菓子たちはどれも飽きのこない素朴な味わいが魅力です。スイーツやドリンクは毎週のようにメニューがアップデート!“毎週末の楽しみ”をここで見つけてみませんか?
・焼き菓子専門店「お菓子のしごと」
小野市のJR河合西駅から徒歩4分。のどかな町並みに佇む一軒家のガレージに、「お菓子のしごと」があります。
元々趣味で娘さんにお菓子を作っていたという店主。「自慢のお菓子をみんなに味わってほしい」と、毎週日曜限定で営業するテイクアウト専門店を2022年3月にオープンしました。
ショーケースには毎週10種類ほどの焼き菓子がずらり。日々いろいろな食材を比べながら試作を重ね、新しい商品をお客さんに提供しています。素材にこだわって作られたお菓子に魅了され、遠方からもわざわざ足を運ぶリピーターも少なくありません。素朴で優しい焼き菓子を味わい、日ごろの疲れを癒やして。
・こだわり素材で作る繊細なプリンやケーキ
『プリン』380円
同店のお菓子にはすべて、国産小麦粉や淡路島の「北坂養鶏場」の卵、「よつ葉バター」、「粟国の塩」など、安心とおいしさを追求した厳選素材を使用しています。
世代を超えて愛される『プリン』は、小野市の「共進牛乳」と「北坂養鶏場」の卵、きび砂糖という昔ながらのシンプルな材料と製法で作るのが“お菓子のしごと流”。弱火でゆっくり火を入れることで、口当たりなめらかに仕上げています。底には、きび砂糖を煮詰めた自家製カラメルソースも。底までしっかりスプーンですくって召し上がれ。
『ベイクドチーズケーキ』500円
シンプルな『ベイクドチーズケーキ』は、同店の素材へのこだわりや丁寧な仕事ぶりを結集させた極みの逸品。クリームチーズと生クリームを贅沢に配合したチーズクリームは、丁寧な裏ごしのおかげで濃厚ながらも舌触りなめらか。背が高く、タルトも厚めで、お得感も感じられます。
『チョコレートケーキ』460円
定番人気の『チョコレートケーキ』は娘さんのお気に入り。フランス産のココアを使用した、しっとりとしたケーキです。甘さは控えめで、甘いものが苦手な人にもおすすめです。
『レモンケーキ』420円 ※国産レモンが手に入る時期限定
国産のレモンのみを使った『レモンケーキ』は、国産レモンが手に入る時期だけ登場する期間限定スイーツ。すりおろしレモンや果汁が生地にたっぷりと混ざっていて、レモンの酸味をダイレクトに感じられます。サクッとしたアイシングのコーティングが甘さと食感のアクセントに♪
『スイートポテトのタルト』480円 ※秋冬限定
アーモンドの風味が魅力のダマンド生地とさっくりと香ばしいタルト生地の相性が抜群な『アーモンドタルト』の土台に、スイートポテトを絞ったタルトが秋冬限定で登場!クリームに使用しているのは鳴門金時。こっくりと甘くほくほくとした味わいに秋の訪れを感じます。
・軽食にもぴったりなスコーン
左から『スコーン(くるみ×チョコ)』360円、『スコーン(抹茶×チョコ)』340円、『スコーン(くるみ×いちじく)』360円
表面はしっかりとした食感で食べ応えのある『スコーン』は、朝食にもおやつにもぴったり。トースターで2〜3分温めると、よりおいしくいただけます。
『くるみ×チョコ』は、くるみとチョコの黄金コンビ。素朴で優しい味わいにチョコの甘さがマッチします。このほかイチジクや抹茶、ほうじ茶など、いろんな素材を組み合わせたオリジナルスコーンが登場するので要チェック!
『あんバター』360円
プレーンのスコーンに粒あんと「よつ葉」の有塩バターをたっぷり挟んだ『あんバター』は、気まぐれで登場しては、毎度すぐに完売してしまう人気メニュー。夏場以外は通年販売していて、ファンの多い一品です。
甘さ控えめのスコーンと優しい甘さのあんこ、バターの塩気が絶妙にマッチ!ボリューミーながらも甘じょっぱさがクセになり、ぺろりと完食してしまいそう♪
・バターの風味と卵のコクが生きた焼き菓子
上から時計回りに『マドレーヌ(チョコレート)』250円、『マドレーヌ(ほうじ茶)』250円、『マドレーヌ(プレーン)』230円
『マドレーヌ』や『フィナンシェ』は、ベーキングパウダーはアルミフリーを選ぶなど、安心素材にとことんこだわっているので、子どもから大人まで楽しめそう。
『マドレーヌ』は、卵とバターをたっぷり使ったしっとり食感の焼き菓子。優しい甘さで、飽きずに何個でも食べられる素朴さが魅力です。
『フィナンシェ(プレーン)』230円、『フィナンシェ(チョコレート)』250円
アーモンドの風味と焦がしバターの甘い香りがギュッと詰まった『フィナンシェ』は、プレーンとチョコの2種類がスタンバイ。こんがりと焼き上がり、表面がなだらかな山のように盛り上がった見た目が特徴で、どこを食べてもさっくりと香ばしい風味を楽しめるのがポイント。『プレーン』はバターの甘い香り、『チョコレート』はほろ苦いカカオの風味を余韻までじっくり楽しんで。
『パウンドケーキ』各300円
日持ちする『パウンドケーキ』は、店主の気まぐれで毎週顔ぶれが変わって2~3種類がお待ちかね。取材日は国産抹茶を使用した抹茶は、品のいい茶葉の香りが口に広がる和の一品。緑色の層には茶葉をたっぷり使い、味と見た目のコントラストが楽しめるようにひと工夫されています。
『レモンとポピーシード』は生のレモンを、皮も果汁も余すことなく生地に混ぜ合わせたもの。ポピーシードのプチプチとした食感が楽しく、一口、また一口と進みそう。
・焼き菓子のお供に“こだわりの一杯”も♪
『コーヒー』300円
2023年3月から、テイクアウトドリンクの提供がスタート!オリジナルブレンドのコーヒーやカフェラテ、見た目もかわいらしいクリームソーダなど、“こだわりの一杯”がそろいます。
定番の『コーヒー』は、同市にあるコーヒー豆の販売店「けやき焙煎所」が「お菓子のしごと」の焼き菓子に合うように特別にブレンドした豆を使用。「ミルクと合わせたときにおいしいブレンドを」という店主のオーダーのもと、ちょっぴり深煎(い)りに仕上げてもらったそう。
『コーヒーゼリーラテ』450円
自家製のコーヒーゼリーがゴロゴロと中に入った『コーヒーゼリーラテ』は、ほんのり甘いコーヒーゼリーとミルク、コーヒーの深い味わいが絶妙にマッチ。そのまま飲んでもほんのり甘く、お好みでガムシロップで甘さを加えることができるので、コーヒーが苦手な人にもおすすめです。甘党には『コーヒーゼリーソフト』(580円)もあるので、あわせてチェックしてみて♪
日曜限定で焼き菓子を販売する「お菓子のしごと」。日々頑張っている自分へのご褒美に、店主が心を込めて手作りした焼き菓子を味わい、癒やしのおうち時間を楽しんでみては?
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■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年10月5日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。