JR明石駅から徒歩7分ほどの場所にある「Mother's Cafe(マザーズカフェ)」。チョコレート風のかわいらしい扉を開けると、そこにはアンティーク感漂う素敵なカフェが。ランチはオリジナルソースが自慢のパスタが人気。ケーキやフレンチトーストなどのカフェメニューも自家製で、自家焙煎コーヒーと楽しむのがおすすめです。明石駅周辺のお買い物や散策に疲れたときは、「Mother's Cafe」の手作りの味にほっと一息つきませんか?
・「Mother’s Cafe(マザーズカフェ)」
JR明石駅から南西へ歩いて約7分。ピンクの壁とチョコレート風の扉が一際目を引くかわいらしいカフェが「Mother’s Cafe(マザーズカフェ)」です。
チョコレート風の扉の前は絶好のフォトスポット。ぜひこの前で撮影してみて。
扉を開けると雰囲気ががらりと変わり、古代ヨーロッパと喫茶店を掛け合わせたようなアンティークな空間が広がります。外観から内装まで、すべてオーナーがデザインを手がけたそう。こだわり抜かれた空間はどこか親しみやすく、落ち着いてゆっくり何時間でも過ごせそうな居心地の良さがあります。
奥へ進むと、色鮮やかな壁紙に囲まれた素敵な空間が。電話のオブジェやライトなどが空間と調和し、クラシカルな雰囲気を一層高めています。テーブル席はもちろん、カウンター席もあるので、おひとり様も気兼ねなく過ごせますよ。
・ランチは4種類!パスタランチとプレートランチが人気
『パスタランチB』1,560円
11:00~15:00まで注文できるランチは全部で4種類。中でも、4~5種類ほどの日替わりパスタから好きなものをチョイスできる『パスタランチA』(1,300円)と『パスタランチB』(1,560円)がおすすめです。
サラダとブルスケッタ※に加え、Aには前菜3種、Bには前菜5種とスープが付きます。軽めに済ませたいときはAを、ボリューム重視ならBを選んで。取材日のBの前菜は『不知火(しらぬい)とマカロニサラダ』『とうふのユーラージャン』『レンコンのすだちあん』『日本橋チョコレートキンピラ』『かぼちゃサラダ』、スープは『パンプキンポタージュ』。毎日のように来てくれる常連さんの喜ぶ顔が見たいと、前菜もスープも気まぐれでこまめに変えているそう。
※ブルスケッタとは…トーストしたパンに好みの具材をトッピングしたオープンサンド
ちょっぴり変わった味付けも得意で、取材日の変わり種は『日本橋チョコレートキンピラ』。東京・日本橋出身のオーナーが、地元のチョコレート店で出合った味を参考に考案した和洋折衷の一品です。砂糖の代わりにチョコレートを使用したキンピラゴボウは、しっかりかんでいるとほのかにチョコの香りが感じられ、やみつきになります。
メインのパスタはオリジナルソースが自慢。トマト、オイル、クリームなど、オリジナルソースの基本のバリエーションだけで約20種類も!さらにそのときどきで、野菜や肉などの具材も変えているので、訪れるたびに新しい組み合わせのパスタと出合えます。タマネギの甘みが溶け込んだコクうまの完熟トマトソースが取材日のイチオシ。友人や家族と別の味を注文してシェアするのも良いですね。
『ワンプレート(本日の癒やしのスープ付き)』1,300円
サラダと副菜に、メイン、パンorライス、食後のドリンクがセットになった『ワンプレート』は女性から特に人気があります。メインのおかずが『デミグラスハンバーグ』と『カニクリームコロッケ』、『チキンのタルタルソテー』と『ハッシュドポテト』のように2種類付くのがうれしいポイント。毎日2パターンの組み合わせをスタンバイしています。
すべてのランチに付く食後のドリンクは、『自家焙煎コーヒー』や『ルイボスティー』、『アイスカフェオレ』、『本日のオーガニックティー』など全部で12種類。食後は好きなドリンクでゆっくりティータイムを満喫して。
・ケーキは自家製で常時5種類以上♪迷ったときはコレ!
母親が昔、喫茶店を営んでいたというオーナー。幼い頃からケーキ作りを手伝っていて、その頃のレシピをベースに新しいオリジナルレシピを常に考案しています。つまり、自家製ケーキは「Mother’s Cafe」の原点とも言える、同店にとって欠かせない存在。毎日5~10種類ほどのケーキを用意しています。
『デザートプレート』1,095円、『自家焙煎コーヒー(R)』450円
どのケーキにするか迷ったときは『デザートプレート』を選んで。シフォンケーキとプリン、バニラアイス、『本日のマザーズケーキ』が同時に楽しめる欲張りな一皿です。取材日の『本日のマザーズケーキ』は、『ローズチョコレートケーキ』。ふんわり軽めのチョコレートケーキの中に、かすかなローズの香りと花びらを閉じ込めた香り高いケーキです。
ブレンドや焙煎もお店で行っているほど、コーヒーにもこだわりが。ブレンドコーヒーのほか、シングルオリジンやラテメニュー、コンパナ(生クリーム入りのエスプレッソドリンク)など、メニューが多彩なのも魅力です。グアテマラをべースにしっかり焙煎した『自家焙煎コーヒー』は、酸味・コク・香りのバランスが良く、どのスイーツとも相性抜群。ぜひ、スイーツと一緒に味わって。
「自宅でもマザーズカフェのコーヒーを味わいたい」という人のために、豆の販売(200g~)もしています。
紅茶専門店「amsu tea(アムシュティー)」の紅茶もスタンバイ。店内で飲めるフレーバー以外に、テイクアウト限定のものも。気になる人は、帰り際にチェックするのを忘れずに。
・プリンパフェやフレンチトーストなど、インスタ映えスイーツも
『贅沢プリンパフェ』970円
インスタ女子は、SNSで人気急沸騰中の『贅沢プリンパフェ』も要チェック。生クリーム、チョコレート、アイスクリーム、シフォンケーキが何層にも重なる中に、自家製プリンを大胆に2個もトッピングした贅沢なパフェです。見た目のインパクトはもちろん、ボリュームも満点!昔ながらのプリンには、しっかりほろ苦い自家製カラメルをオン。ケーキと合わせたり、アイスと合わせたり、組み合わせを変えながら食べ進めると、最後まで飽きずに楽しめますよ。
『林檎(りんご)とシナモンのフレンチトースト』960円
フレンチトーストも、忘れてはならない看板スイーツの一つ。フレンチトーストだけでも約5種類あり、季節限定や新作も登場します。
フレンチトーストで人気No.1は『林檎(りんご)とシナモンのフレンチトースト』。4枚切りの厚切りフレンチトーストの上に、自家製のリンゴのコンポートをオン。さらにその上から、シナモンとメイプルシロップをたっぷりかけた、アップルパイのような味わいが特徴です。メープルの甘さ、リンゴの風味、しっとりとした食パンが三位一体となったちょっぴり贅沢な一品。食べ応えもあるので、遅めの朝ごはんやランチの代わりにもぴったりです。
朝は9:30~、夜は22:00まで営業している「Mother’s Cafe」。モーニング、買い物の道中、仕事終わり、夜カフェなど、さまざまなシーンに寄り添ってくれる居心地の良いカフェです。ぜひ明石に来たら訪れてみて。
■詳細情報
■DATA
Mother's Cafe(マザーズカフェ)
- 所在地
- 兵庫県明石市樽屋町1-31 N-CUBE 1階
- 電話番号
- 078-939-5130
- 営業時間
- 9:30~22:00
- ※閉店時間が早まる日があるので、夜に利用する場合は予約がベター。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年4月17日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。