姫路城と桜の美しいコンビネーションが楽しめるこの季節。この時期にしか見られない景色を一目見ようと、一日最大約5万人が姫路城を訪れます。タノスでは、桜の開花予想や品種、イベント情報などまとめて紹介します。
兵庫・姫路でお花見と言えばやっぱり姫路城
姫路駅から徒歩約20分、周辺には有料駐車場が用意されている姫路城。「日本さくら名所100選」に選ばれた姫路城の桜は、一見の価値ありです。
「花より団子」派の人も、美しい姫路城と桜の下で食べればおいしさも格別です。城内は飲食禁止なので、「三の丸広場」でシートを敷いてお弁当を食べるのがおすすめの過ごし方。2024年は3月22日〜4月7日の期間中、広場が解放されます。
手作りのお弁当も良し、周辺の山陽百貨店やピオレ姫路など、デパ地下でお弁当やお惣菜を買って楽しむも良し。穏やかな日差しを浴びつつ、桜の下で春を感じてみてはいかが。
また、入城券が必要な有料エリアでも美しい桜を楽しむことができます。特に「西の丸庭園」は人気のスポット。観光雑誌などで掲載される姫路城の写真の多くは、この西の丸から撮影されています。桜と姫路城を最も美しい比率で眺められるスポットの一つです。
姫路城の桜の開花予想
姫路の桜は例年3月下旬に開花、その3~4日後に5分咲き、開花から5~6日後に満開を迎えます。開花予報を事前にしっかりチェックしてから行くと良いでしょう。
2024年の姫路城の開花予報は3月24日(日)、満開は4月2日(火)、桜吹雪は4月7日(日)となっています。
2024年 姫路城開花予報
開花予想 | 3月24日(日) |
---|---|
満開予想 | 4月2日(火) |
桜吹雪予想 | 4月7日(日) |
※ウェザーニュースより
姫路城で行われる春のイベント
夜間には、桜がライトアップされる「姫路城夜桜会」も開催。2024年のテーマは「千姫幻想曲輪」です。姫路城の白壁へのプロジェクションマッピングや、ストリートピアノの演奏など、幻想的な桜と姫路城、映像や音楽のコラボレーションは見応え満点。昼間とはまた違った魅力が発見できるかも。
日程 | 2024年3月29日(金)~4月7日(日) |
時間 | 18:30~21:00(最終入城20:30) |
料金 | 大人 600円/小学生~高校生 200円/未就学児 無料 |
※チケット料金は入城当日に姫路城の入城口で支払いを。
※詳細は公式HPで確認を推奨します。➡︎公式HPはこちら
姫路城周辺で観られる桜の種類
姫路城周辺では、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラ・十月ザクラなど様々な種類の桜が咲き誇ります。特に多いのはソメイヨシノで、淡い紅色から咲き進むと白く染まる様子は、見る人を魅了します。
姫路城を背景にした桜はフォトジェニックで、日本人のみならず外国人観光客からも大人気です。
姫路城でのお花見で気をつけたいポイント
姫路城およびその周辺でお花見をする際には、いくつか気を付けたいポイントがあります。ここでは注意事項をまとめました。
・禁煙 ※指定喫煙所を利用する
・ゴミ箱がないのでゴミは持ち帰り
・混雑状況等により一脚、三脚、自撮り棒等の撮影禁止
・城内の飲食禁止
・お弁当等は三の丸広場、三の丸広場西側の高台で食べることが可能
※「三の丸広場」の芝生スペースを開放するかどうかは未定。詳細は確認を推奨します。
・姫路城上空、姫路城周辺はドローン禁止
これらの注意点を守ってお花見を楽しみたいものですね。
世界文化遺産、国宝の姫路城と桜を同時に楽しめる期間は1年でもたった2週間弱しかありません。この貴重な時期だからこそ、昼も夜も桜を愛でることができる姫路城に足を運びたいもの。白く美しい姫路城と桜のコントラストをしっかりと目に焼き付けて。
■詳細情報
【姫路城】
- 所在地
- 姫路市本町68番地
- 入城料
- 一般 1,000円
小・中学生、高校生 300円 - 開城時間
- 9:00~17:00(入城は16:00まで)
※季節により変動あり - 休城日
- 12月29日・30日
- アクセス
- 姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
駐車場については下記のURLからご覧ください。 - お問い合わせ先
- 姫路城管理事務所
079-285-1146 - URL
- http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle.html
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年3月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。