観光客、そして地元民にも愛され、老若男女におすすめできる姫路城の桜。毎年大人気で、この姫路城の桜を見るために一日最大約5万人が訪れます。今回は姫路城と桜の美しいコンビネーションが楽しめる時期やイベント情報などまとめて紹介します。
兵庫・姫路でお花見と言えばやっぱり姫路城
姫路駅から徒歩約20分、周辺には有料駐車場が用意されている姫路城。「日本さくら名所100選」に選ばれた姫路城の桜は、一見の価値ありです。
「花より団子」派の人も、姫路のお城と美しい桜の下で食べればおいしさも格別です。城内は飲食禁止なので、三の丸広場でシートを敷いてお弁当を食べるのがおすすめの過ごし方。
三の丸広場が定番のお花見スポットで、誰でも無料で入ることができます。手作りのお弁当も良し、山陽百貨店やピオレ姫路など、デパ地下でお弁当やお惣菜を買って楽しむも良し。穏やかな日差しを浴びつつ、桜の下で春を感じてみてはいかが。
※三の丸広場の芝生スペースを開放するかどうかは未定。詳細は確認を推奨します。
また、入城券が必要な有料エリアでも美しい桜を楽しむことができます。
特に西の丸庭園は人気。観光雑誌などで掲載される姫路城の写真の多くは、この西の丸から撮影されています。桜と姫路城を最も美しい比率で眺められるスポットの一つです。
姫路城の桜の開花予想
姫路の桜は例年3月下旬に開花、その3~4日後に5分咲き、開花から5~6日後に満開を迎えます。開花予報を事前にしっかり確認して行くと良いでしょう。
2021年の姫路城の開花予報は3月22日、満開は3月30日、桜吹雪は4月5日となっています。
2021年姫路城開花予報
開花予想 | 3月22日(月) |
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満開予想 | 3月30日(火) |
桜吹雪予想 | 4月5日(月) |
※ウェザーニュースより
姫路城で行われる春のイベント
夜間には、桜がライトアップされる姫路城夜桜会「和傘幻想 華灯り」も開催。和傘や桜吹雪をイメージしたプロジェクションマッピングや、市内の高校生による演奏のスクリーン上映など、幻想的な桜と姫路城、映像や音楽のコラボレーションは見ごたえがあります。昼間とはまた違った魅力が発見できるかも。
2021年は公式HPから事前にWeb整理券を取得する必要があります。詳細は公式HPをチェックして。
➡︎公式HPはこちら
日程 | 4月3日(土)~4月11日(日) ※3月22日(月)13:00より予約開始 |
時間 | 18:00~20:00 |
料金 | 大人 600円、小学生~高校生 200円、未就学児 無料 |
※チケット料金は入城当日に姫路城の入城口で支払いを。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベント内容が変更、または中止になる場合があります。詳細は公式HPで確認を推奨します。
姫路城周辺で観られる桜の種類
姫路城周辺では、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・ヤエザクラ・十月ザクラを中心におよそ800本の桜が確認されています。
特に多いのはソメイヨシノで、その人気は県内ナンバーワンと言っても良いでしょう。
姫路城を背景にした桜はフォトジェニックで、日本人のみならず外国人観光客からも大人気です。
姫路城でのお花見で気をつけたいポイント
姫路城およびその周辺でお花見をする際には、いくつか気をつけたいポイントがあります。ここでは注意事項をまとめました。
・禁煙 ※指定喫煙所を利用する
・ゴミ箱がないのでゴミは持ち帰り
・混雑状況等により一脚、三脚、自撮り棒等の撮影禁止
・城内の飲食禁止
・お弁当等は三の丸広場、三の丸広場西側の高台で食べることが可能
※三の丸広場の芝生スペースを開放するかどうかは未定。詳細は確認を推奨します。
・姫路城上空、姫路城周辺はドローン禁止
これらの注意点を守ってお花見を楽しみたいものですね。
世界文化遺産、国宝の姫路城と桜を同時に楽しめる期間は1年でもたった2週間弱しかありません。この貴重な時期だからこそ、昼も夜も桜を愛でることができる姫路城に足を運びたいもの。白く美しい姫路城と桜のコントラストは、最も「映える」タイミングの一つでしょう。
■詳細情報
【姫路城】
- 所在地
- 姫路市本町68番地
- 入城料
- 一般 1,000円
小・中学生、高校生 300円 - 開城時間
- 9:00~17:00(入城は16:00まで)
※夏季(4月27日~8月31日)は9:00~18:00(入城は17:00まで) - 休城日
- 12月29日・30日
- アクセス
- 姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分
JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分
駐車場については下記のURLからご覧ください。 - お問い合わせ先
- 姫路城管理事務所
079-285-1146 - URL
- http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle.html
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年3月16日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。