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【姫路】「姫路 総社本町珈琲店」オープン!自家焙煎コーヒーと多肉植物を愛でる癒やしのカフェ

2022年9月21日、姫路城のお膝元にある「播磨国総社」の境内から徒歩すぐの場所に「姫路 総社本町珈琲店」がオープン!少量ずつ手煎(い)りした自家焙煎コーヒーや、コーヒーに合う自家製スイーツや軽食を、多肉植物を眺めながら味わえる癒やしのカフェです。お城の近くで一息つきたいときや、静かにコーヒーを楽しみたい人におすすめ♪多肉植物の購入だけでももちろんOKです。癒やしを求めにふらっと立ち寄ってみては?

・「姫路 総社本町珈琲店」

2022年9月21日、姫路城から徒歩約5分、「播磨国総社」の本殿前の門から東へ歩いてすぐの場所に、「姫路 総社本町珈琲店」がオープン。神聖な空気が漂う石畳の通りに溶け込む木の外壁が目印です。

店内は外観と同じく木のナチュラルな雰囲気で統一し、ポップなカラーをアクセントに取り入れたモダンな空間。席数は2人掛けテーブルが2つ、2人掛けソファ席が1つ、カウンター席が4つとコンパクトながらも、それぞれのソーシャルディスタンスが保たれた居心地の良さが魅力。席の間隔が広めなので、ベビーカーの持ち込みも可能です。

以前は、姫路市夢前町雪彦温泉の近くで「カフェ リーラ」という名でカフェを営んでいた店主。出産を機に中心地に戻り、知り合いが所有していたこの土地を利用して「姫路 総社本町珈琲店」という名で再スタートを切りました。同店では、コーヒーやスイーツなどを一部復刻させるなど、母親と二人三脚で営んでいた「カフェ リーラ」の面影を残しながら、多肉植物の販売といった新しいことにもチャレンジしています。


・少量ずつ手煎(い)りで自家焙煎するこだわりコーヒー

『本日のコーヒー』500円

「姫路 総社本町珈琲店」では、「カフェ リーラ」時代から縁のあるコーヒー豆専門店から仕入れた質の良い生豆を使用。「ウィルセラム」という陶器製の焙煎器で、毎日少量ずつ手で焙煎する“手煎り焙煎”にこだわっています。

自慢のコーヒー豆を堪能できるホットコーヒーのメニューは『本日のコーヒー』のみ。産地や味わい、焙煎度合いが異なる豆を常時2~3種スタンバイし、その日の気分に合わせて好きな豆を選べるのがポイントです。

注文が入ってから一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹(い)れるコーヒーは、雑味が無くまろやか。焙煎したての豆ならではの上質なコクと豊かな風味を、丁寧なドリップで引き出します。お湯を注ぐたびにフワッと粉が盛り上がるのは、豆が新鮮な証拠。砂糖やミルクを入れる派の人も、まずはブラックでその味わいを確かめてみて。

取材日は「インドネシア バリ神山」と「コロンビア クレオパトラ」が登場。「インドネシア バリ神山」は、深みのある味わいの中にほんのりスパイシーな余韻が感じられるエキゾチックなフレーバー。温かいとコクが、冷めればその風味が際立ち、温度の違いによる味の変化も楽しめます。

「コロンビア クレオパトラ」は酸味が少なく、厚みのあるコクが感じられる飲み応えが特徴。それでいて口当たりがなめらかなので、コーヒーを普段あまり飲まない人にも飲みやすいと人気があります。

左から『コーヒー豆』100g 600円~、『ドリップバッグ』180円

同店のコーヒーを自宅でも飲みたい人やギフトにぴったりなコーヒー豆の販売も。100g/600円~販売していて、豆の種類によって値段が変わります。少量焙煎のため、電話か公式Instagramで事前予約がおすすめです。職場などで手軽にコーヒーを楽しみたい人には、一杯分のコーヒー豆が入った『ドリップバッグ』が便利です。遠方の人は公式オンラインショップでも購入できるので、ぜひチェックしてみて。➡︎公式オンラインショップはこちら

・気まぐれメニューにワクワクする自家製スイーツ

『かぼちゃモンブランタルト』ドリンク代 + 350円

「カフェ リーラ」時代から人気だった自家製スイーツにも注目を!ラインアップは気まぐれで、旬の素材を使ったケーキを2~3種類とクッキーを5種類以上スタンバイしています。

冬の旬といえばカボチャ。『かぼちゃモンブランタルト』など、12月はこっくりと甘い国産カボチャを使ったケーキが登場します。厚みがあるタルトの上にアマンドクリームと生クリーム、その上にカボチャクリームを絞った豪華な一品。カボチャの甘さがしっかりと感じられる優しい味わいです。

『ショコラオランジェムース』ドリンク代 + 350円

チョコスポンジ、チョコムース、オレンジチーズムース、果肉入りオレンジゼリーの4層仕立ての『ショコラオランジェムース』は、一層一層手の込んだケーキです。チョコムースの中にはチョコチップ、チーズムースの中にはオレンジの皮、ゼリーの中にはオレンジの果肉など、さまざまな食感や風味を組み合わせているにもかかわらず、一体感を感じられる絶妙なバランス。チョコの甘さとオレンジの酸味がマッチし、浅煎りや中煎りの軽めのコーヒーともよく合います。

『クッキー』各50円

小腹が空いたときにぴったりな『クッキー』は、常時5~8種類ほど用意しています。コーヒーの香りに負けないよう、風味豊かな発酵バターを使用しているのがこだわりです。1枚50円で好きなフレーバーを好きな数だけ追加することもできます。

一番人気は王道の『チョコチップ』ですが、イチオシは『イチゴクッキー』と『オレンジココアクッキー』。どちらもフルーツの風味が際立つ香り高い味わいが自慢です。

4枚200円でテイクアウトもできるので、自宅への手土産にいかがでしょうか?



・モーニングやランチにぴったりな軽食メニューも

『本日のプレート』ドリンク代 + 300円

営業時間内にいつでも注文できる軽食メニューは、モーニングやランチにGOOD!日替わりのトーストとサラダ、ヨーグルトが付く『本日のプレート』が人気です。

取材日のトーストは「ピザトースト」。特製トマトソースの上に彩り野菜やハム、チーズ、マヨネーズをのせて焼き色が付くまでトーストしたボリューム満点の一品。トマトソースにマヨネーズとチーズのコクが合わさって、やみつきになる味わいです。

このほか、チーズたっぷりの「チーズトースト」や「バタートースト&付け合わせ」など、毎日種類が違うので、毎日通いたくなりますね。

『バターチキンカレー(コーヒー付き)』950円

ごろっと大きな鶏モモ肉を、トマト缶やタマネギ、生クリーム、バター、スパイスでぐつぐつ煮込んだ『バターチキンカレー』が2023年1月から新登場!小麦粉は一切使わず、タマネギや生クリームを贅沢に使い、とろみが付くまでしっかりと煮詰めた特製ルーは、驚くほど濃厚な仕上がりに。しっかりとした甘みとコクの後にピリッとくるスパイシーなアクセントは、クセになること間違いなし。ルーをたっぷり絡めて召し上がれ。

雨の日は、ドリンクの注文で厚切りハーフトーストが付く「雨の日サービス」の開催も。合わせてチェックして♪

・ころんとしたフォルムに癒やされる多肉植物

元々多肉植物が好きだったという店主。店内では、提携している生産者が毎週直接納品する質の良い植物を、直売価格で販売しています。取り扱っているのはサボテンやぷっくりとした葉が愛らしいエケベリア、コアなファンが増えつつある塊根植物などさまざま。300円~と手ごろな価格から幅広く取りそろえています。

外にも植物の販売コーナーがあります。外にあるものは比較的寒さに強くて育てやすい品種なんだそう。初心者も気軽に“植物のある暮らし”を始めてみては?

コーヒー豆の芳(かんば)しい香りとおいしい食事、かわいらしい多肉植物が出迎えてくれる癒やしのカフェ「姫路 総社本町珈琲店」。来店のきっかけは、多肉植物を見るだけでもドリンク一杯でもOKです。ぜひ気軽に足を運んでみては?

■詳細情報

■DATA

姫路 総社本町珈琲店

所在地
兵庫県姫路市総社本町159番地
営業時間
10:00~16:00
※臨時休業あり。公式Instagramで確認してから来店を。

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年12月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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