「穏やかに暮らせますように」「良縁に恵まれますように」と願いや感謝を伝えるために神社を参拝する初詣。せっかく行くなら、パワーがもらえたり、見返すと思い出になったりするご朱印を集めませんか? 各神社オリジナルのオシャレなデザインや鮮やかな配色のご朱印帳もゲットして、新年からご朱印巡りを。
●始める前に知っておきたいご朱印Q&A
Q:ご朱印にはどんな意味があるの?
A:ご神体やご本尊の分身。ご利益があり、お守りのような役目を果たします。
Q:ご朱印帳は神社とお寺で分けた方がいい?
A:日本は古くから神仏を一緒にまつる風習があり、「分けなくてもいい」という考えが一般的です。 ※さまざまな考えがあります。
Q:ご朱印帳はどこに保管すればいい?
A:あれば神棚や仏壇に。なければ高い場所に収納スペースを作り、大切に保管しましょう。
1.パステル調で落ち着いたデザインが人気/姫路護國(ごこく)神社
全2種類 各1,000円
色は淡いピンクとブルー。表にはかすみの中に咲く桜、裏には桜の神紋が描かれています。
「安寧」とは「穏やかで平和な世の中を祈ります」の意味。右下に神社の所在を示す印、中央上に桜の神紋、下に神社の印が押されています。
全国に52社ある護國神社うちの1社で、姫路城のふもとにあることから「白鷺(しらさぎ)宮」とも呼ばれています。
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2. 長く使うなら、シンプルなデザインのものを/播磨国総社 射楯兵主(いたてひょうず)神社
1,000円(ご朱印代込み)
年齢や性別を問わず、長く使えるシンプルなご朱印帳。裏には神社の紋が二つ入っています。
総社の神の使いで、知性の象徴、吉兆を授ける「みみずく」がご朱印の右上に。
播磨国内のさまざまな神々を合わせまつっていることから、「総社さん」と呼ばれています。古来より行われてきた祭礼「一ツ山大祭」「三ツ山大祭」は県重要無形文化財に指定。
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3.持っているだけで陰陽道のパワーがもらえるかも!?/廣峯(ひろみね)神社
全4種類 各5,000円
光沢がある鬼ちりめんを使用。陰陽(おんみょう)道マーク入りのご朱印帳を持っているだけで運気がアップしそう。恵比寿(えびす)天や牛頭(ごず)天王を描いたものも。
中央に書かれている「武大神」とは牛頭天王の別名で、農耕や生産、縁結びにご利益があるとか。
牛頭天王の総本宮で、陰陽の郷としても知られています。本殿裏には九星詣り祈願ができる9つの穴があり、「神さまに直接願いごとができる」と話題に。
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4. 江戸時代の版画を再現したカッコいい一冊!/生石(おうしこ)神社
初穂料 2,500円(ご朱印代込み)
2年がかりで完成したご朱印帳。4代前の宮司が彫った「石の宝殿」の版画が表裏に。
中央に書かれている「日本三奇」の一つで、多くの謎に包まれた「石の宝殿」がご神体。
誰が何のために作ったのか分からない巨大な石のご神体「石の宝殿」は、知る人ぞ知るパワースポットとして大勢の人が訪れます。
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5.神社の春秋を表現したカラフルな配色が魅力!/鹿嶋神社
全2種類 各1,500円
桜と紅葉、神鹿をデザインした鮮やかな色合いと、カバンに入る小ぶりサイズが人気の秘密。
力強い手書きのご朱印がもらえます。中央上に押されているのは神紋である左三つどもえ印。
参道入り口ではチタン製の大鳥居が出迎えてくれます。受験シーズンになると、数え年の数だけ神殿を回って願掛けをする「神殿廻り」の人たちで賑わいます。
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6.神馬が描かれた厳かなご朱印帳を手に運気アップ!/日岡神社
1,300円(ご朱印代込み)
絵馬の由来になった神馬と左三つどもえの神紋。黒、白、金の配色が重厚感を醸し出しています。
ご朱印の中央に押されているのは「安産の神様」で有名な神社の力強い印。
「安産の神様」として、播磨一円で多くの人たちの信仰を集めている神社。
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7.討ち入りシーンを描いた忠臣蔵ファン注目の一冊!/赤穂大石神社
全2種類 各1,200円
歴史ファンにおすすめ。忠臣蔵の討ち入りシーンを描いた大サイズと陣太鼓を持つ大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が表紙の小サイズも。
右上には「大願成就」の願いを込めて押された金のスタンプ。正月には梅やウグイスも。
忠臣蔵ゆかりの神社で、参道には赤穂義士47人の石像が並んでいます。境内には貴重な刀や杯などが展示されている義士宝物殿や大石邸の長屋門、庭園などがあり、見学も可。
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8.白砂青松の風景が目に浮かびそうなデザイン/髙砂神社
全3種類 大 1,500円(写真左) ※限定300冊
小(ブルー・オレンジ) 各2,000円(ご朱印料込み)
デザインはどちらも髙砂神社の「相生の松」をモチーフにした「高砂染め」文様。大は西陣織で、白い砂浜と青い松をイメージ.。小は友禅染めで、夫婦和合の象徴である尉(じょう)と姥(うば)が描かれています。
右には神社がある地名が記され、中央には趣のある字体の朱印が押されています。
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年12月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。