書写山山頂付近の圓教寺と麓を結ぶ書写山ロープウェイ。1958年に初めて登場した初代ロープウェイからリニューアルされること4回。懐かしい歴代車両とともに、2024年に改定された最新の乗車料金や時刻表を紹介。4分間の空宙山歩で、季節ごとに違う色を魅せてくれる書写山や姫路の街並みを一望してみませんか?
乗車方法や最新の料金、時刻表をチェック
書写山の麓(ふもと)と書写山圓教寺(えんぎょうじ)の入口を結ぶ「書写山ロープウェイ」。山頂へ行くには1時間かけて登山するコースもありますが、片道4分のロープウェイを利用する人が圧倒的に多数。登りは歩き、帰りはロープウェイなど様々な目的で利用されています。
ロープウェイの全長は781メートル、高低差は211メートル。山頂へ近付くにつれ姫路の街並み、明石海峡大橋、淡路島が目の前に広がります。晴れた日には小豆島や徳島の鳴門方面を一望できることも。季節によって色づく山の絶景を眺めながら空中散歩を楽しんで。
2025年1月20日(月)~3月23日(日)は定期整備の為、ロープウェイは運休しています。詳しくは公式HPで確認を。➡︎書写山ロープウェイの公式HPはこちら
◆ 運 賃
大人(中学生以上) | 小人(6歳以上) | |
往復運賃 | 1,200円 | 600円 |
片道運賃 | 700円 | 350円 |
◆ 時 刻 表 発車時刻:毎時00・15・30・45分
曜日 | 期間 | 上り | 下り | |
始 発 | 年間を通じて 8:30 | |||
終 発 | 平日 | 3月1日~10月10日 | 17:45 | 18:00 |
10月11日~2月末日 | 16:45 | 17:00 | ||
日・祝日 | 3月1日~3月31日 | 17:45 | 18:00 | |
4月1日~10月10日 | 18:45 | 19:00 | ||
10月11日~11月30日 | 17:45 | 18:00 | ||
12月1日~2月末日 | 16:45 | 17:00 |
ペットと一緒にロープウェイに乗りたい人は、ケースの貸し出しもあるので利用して。
書写山ロープウェイ 歴代ゴンドラ
初代(1958年~)
2代目(1977年~)
3代目(1992年~)
歴史を感じさせる初代ゴンドラからリニューアルを重ね、外観や機能もアップデートしてきました。
3代目では日本で初めて「跳ね上げ式桟橋」を採用しました。ゴンドラが到着すると、桟橋が自動的に降りて両側からゴンドラを挟み込んで固定。ゴンドラ到着時にプラットホームにぶつかることがないので、乗車・下車のときは揺れにくく安全に利用できるそう。
現在は4代目が運航しています。ガラス面が足元まで広がり、より広範囲の景色を楽しめるようになっています。色は初夏の書写山をイメージした新緑の緑色と、秋の大イチョウをモチーフにした黄色の2色。カラフルなボディカラーは、季節によって色づく山肌によく映えます。
ちょっと寄り道!名物『書写だんご』
書写山を訪れたら一度は食べたいのが、名物『書写だんご』。山麓駅の駐車場にて販売しています。おいしそうな匂いに思わず立ち止まってしまう人も多いとか。
その場で炭火焼きする手作り団子は白玉、ヨモギ、カボチャの3種類。香ばしく焼き上がった熱々の団子にかけるたれは、しょうゆ、みその2種類から選べます。
※写真の紫イモは2024年11月現在取り扱いなし
『書写だんご』1本380円
写真は上から「白玉×みそ」、「ヨモギ×しょうゆ」、「カボチャ×きなこ」。
※写真のきなこは2024年11月現在取り扱いなし
大きなだんごはどこか懐かしい味で食べ応え十分!食べた後はほっこりした気持ちになれますよ。登山帰りのおやつにいかが?
◆書写山ロープウェイ山麓売店
TEL:079-266-2362
営業時間:10:00〜17:00
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年11月5日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。