パティシエ自ら果物生産者の元へ足を運び、目利きした果実を使って作る「Patisserie Noé(パティスリーノア)」のケーキ。父と息子、二人のパティシエが手がけるこのお店には、クラシックなケーキから、旬の果物を主役にしたインパクト抜群のケーキまでがそろいます。店内限定のデザートプレートも人気!季節限定メニューからも目を離さないで♪
・創業45年の洋菓子店「Patisserie Noé(パティスリーノア)」
1979年創業「Patisserie Noé(パティスリーノア)」は、赤穂市の国道250号線沿いにある洋菓子店。パティシエである父と息子、親子2代で営む地元で評判の高いお店です。併設のせとうちジェラート「banbi(バンビ)」も人気です。
コンセプトは「ノアの箱舟」。優れたものを受け継ぎ残し、そして、お店に詰め込んでいく・・・そんな思いが店名に込められているそう。トレンドを取り入れつつも、昔ながらのケーキも変わらず残し続ける販売スタイルは、世代を超えて支持されています。
日本各地から仕入れる果物のおいしさを最大限に生かして作るケーキ。それぞれのフルーツが持つフォルムやラインを意識して作られていて、どれも華やかなビジュアルが魅力です。ほかにも、クラシカルなケーキがショーケースに並び、毎日30種類ほどのケーキが出迎えてくれます。
イートインスペースは、店内に3卓、テラスにも数卓スタンバイ。自慢のケーキをドリンクと一緒にゆっくり味わえるだけでなく、テラスでは「banbi」のジェラートも楽しめます。
・土日祝は要予約!イートイン限定プレートが登場
『季節のプレート(ドリンク付き)』1,430円
※提供は14:00~16:00。土日祝は要予約
イートイン限定で注文できるスイーツの盛り合わせ『季節のプレート』が新登場!季節のフルーツを使ったタルトや焼き立てのクレームブリュレ、ミニサイズのケーキなど、5種類前後のスイーツを一度に楽しめる欲張りなワンプレートです。
しかもドリンクも付いてこの値段と言うから驚き。コーヒーや紅茶をはじめ、『ラフランススカッシュ』や『ジンジャーエール』などのジュースからも選べるのもうれしいですね。
ケーキとのペアリングを楽しみたい日は、華やかな香りに魅せられるフレーバーティ『ネプチューン』がおすすめ。ハチミツとフルーツの風味が合わさった甘みの強いテイストが魅力で、口に含んだ瞬間に体の内側からとろ~っと心がとろけるような甘い一杯。ポットで提供されるので、ティーカップ2杯分たっぷり味わえるのもポイントです。
・通年味わえるクラシックケーキ
お父さんパティシエが作るクラシックなケーキは、シーズン問わず一年中味わえるのが魅力。ふわっとやわらかいスポンジに滑らかなムースやクリーム、表面にはつややかなナパージュのコーティングなど、全体的に口当たりが良く、一体感のある食感が特徴です。
『モンブラン』486円
最近はモンブランというと、栗の渋皮煮を使った茶色いものが主流ですが、ひと昔前は栗の甘露煮を使った“黄色いモンブラン”が多く見られました。同店のモンブランは後者の方で、45年ほど前から変わらぬレシピで作り続けています。
薄くカットしたロールケーキの土台の上にカスタードをのせ、甘露煮を使ったモンブランクリームを絞った上に生クリームや栗をオン。優しい食感で、こっくりとした甘さに癒やされます。“今どきのモンブラン”とは違う魅力を再発見してみては?
・季節限定ケーキ<春夏>
<販売期間>6月~8月末ごろ
『ももたろう』980円
2008年に販売がスタートして以来、毎年予約注文が殺到するという『ももたろう』。中央部分を円筒状にくり抜いたモモをまるごと使用し、中にカスタードと生クリームを詰めた贅沢な一品です。
時期によってモモの産地を変えたり、時にはパティシエ自ら産地まで出向いたりと厳選し、追熟させてから使うこだわりぶり。一度は食べてみたいスイーツです。
<販売期間>7月~10月末
『シャインマスカット』580円
皮まで食べられるシャインマスカットのタルト。シャインマスカットは味や粒張りなどを市場で店主自ら目利きしています。
アーモンドタルトに、ほんのりヨーグルトの風味が感じられるカスタードを絞り、シャインマスカットを並べたところを白ワイン風味のジュレでギュッと閉じ込めます。ジューシーな果肉とジュレ、ザクザクした食感のタルトが織りなす絶妙なコントラストを楽しんで。
<販売期間>5月~7月末ごろ
『完熟マンゴーとピーチパインのタルト』580円
宮崎産の完熟マンゴーと沖縄産のピーチパインをクリスタルジュレで仕上げ、タルト仕立てに。マンゴーはフレッシュなまま、ピーチパインはキルシュとバニラシロップに一晩漬けることで、風味と甘さが増して食感もやわらかくなります。
・季節限定ケーキ<秋冬>
<販売期間>9月~3月末ごろ
『お抹茶のモンブラン』450円
自家製の白あんと京都の抹茶を2種ブレンドした『お抹茶のモンブラン』。ケーキに仕立てたときの苦味を計算して抹茶を配合した、品のある味わいが自慢です。
<販売期間>9月~10月末ごろ
『イチジクのタルト』580円
兵庫県産のイチジクを使用したタルト。“いちじく(一つずつ熟す)”という名の通り、熟すスピードが早く鮮度が命のイチジク。完熟のタイミングを見極めることが何よりも大切なんだそう。あっさりとした自家製カスタードとの相性が良く、ペロリと平らげられそう。
<販売期間>2月~3月末ごろ
『トリコロールフレーズ』980円
2月から3月にかけての約2カ月間だけ登場する奈良県産の白イチゴ「パールホワイト」を使ったワンランク上のケーキにも注目!アーモンドタルトとイチゴ、バタークリーム、生クリームの上に、希少な「パールホワイト」とピンクの「淡雪」、真っ赤な「古都華」の3色のイチゴをトッピングした贅を尽くした一品です。
・「まるおファーム」のイチゴを使ったスイーツも
<販売期間>12月~5月末ごろ
『イチゴプリン』(1個)380円
赤穂のイチゴ農家「まるおファーム」のイチゴを使用した『イチゴプリン』は、過去に「西播磨フードセレクション」の特別賞を受賞した実力派スイーツ!手土産としても喜ばれること間違いなしです。
新鮮なイチゴを堪能できるよう、プリン全体の1/3を占めるイチゴのコンフィチュールは浅めに炊き、ゴロゴロした食感を残しています。さらに生クリームを使用し、クリーミーな口溶けに。こだわり完熟イチゴのポテンシャルを最大限に引き出しています。
<販売期間>1月~4月末ごろ
『いちご大福』450円
求肥やあんから手作りの、洋菓子店が本気で作った『いちご大福』もファンの多いスイーツです。つやつやの大きなイチゴが顔を出したインパクトあるビジュアルにうっとり♪
求肥はやわらかめに仕上げて、しっかりと炊いたこしあんとの食感の変化を実現。日照時間の長い場所で生産している「まるおファーム」の完熟イチゴが持つ芳醇な甘みとほのかな酸味、自家製あんの奥深い甘みとの絶妙なバランスを味わって。
・赤穂土産にはギフトボックスや銘菓の塩サブレを♪
焼き菓子もクッキーやパウンドケーキ、オリジナルの銘菓『赤穂のしおサブレ』など、バラエティー豊かなラインアップがそろいます。クッキー一枚から自分用に購入するのはもちろん、予算などに応じて詰め合わせをカスタムしてもらうこともできるので、手土産やギフトにおすすめです。
『赤穂のしおサブレ(9枚入り)』1,890円
地元赤穂の塩を使った『赤穂のしおサブレ』は、同店のオリジナル商品。生地の中にチーズとアーモンドを混ぜ込み、ほんのり塩加減とチーズの風味を利かせた甘じょっぱいサブレです。お茶うけやビールのおつまみにぴったり!一度食べたらやめられない、クセになるおいしさです。
『焼き菓子アソート<2000>』2,700円
箱入りのギフトボックスは1,000円台から4,000円台まで、常時4種類がスタンバイ。『赤穂のしおサブレ』をはじめ、箱いっぱいに焼き菓子が詰められています。店頭とオンラインショップで購入することができますが、店頭なら商品の変更をできるのがうれしいポイント!クッキー好きならクッキーを多めに、年配の人には口溶けの良いケーキをメインにというように、贈る相手を思いながらカスタマイズを楽しんで。➡︎公式オンラインショップはこちら
親子2代、それぞれのスタイルを貫きつつも手を取り合い営む「パティスリーノア」。昔ながらのものから時代の流れにのったトレンド感あふれるケーキまで、“時代”という枠にはまらないさまざまなケーキが並ぶショーケースは、ノアの箱船のように個性があふれていて楽しませてくれます。ぜひ店頭に直接足を運び、そのワクワク感も一緒に手に入れてみて♪
■詳細情報
■DATA
Patisserie Noé(パティスリーノア)
- 所在地
- 兵庫県赤穂市惣門町55-13
- 電話番号
- 0791-43-2031
- 営業時間
- テイクアウト/10:00~19:00
イートイン/10:00~18:00(L.O.17:30)
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年10月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。