兵庫県はりまエリアの“楽しい”をチョイスする地域情報サイト TANOSU [タノス]
2022.12.1
6,520 views

【神戸】「VEGAN CAFE 喜雨」オープン!古民家で有機のランチやヴィーガンスイーツを

神戸市中央区北野に古民家で営む「VEGAN CAFE 喜雨(ヴィーガンカフェ きう)」がオープン!卵や乳製品などの動物性食品を使わないヴィーガン料理を、有機の調味料やオーガニック・無農薬野菜などの厳選素材で作るのがこだわりです。2種類のランチのほか、日替わりスイーツやオーガニックドリンクなどのカフェメニューも充実♪ヴィーガンの人や健康志向な人はもちろん、日ごろ気を遣わない人も“体思いのランチやカフェ”を楽しめるお店です。

・古民家カフェ「VEGAN CAFE 喜雨(ヴィーガンカフェ きう)」

神戸市中央区北野に、2022年9月11日「VEGAN CAFE 喜雨(ヴィーガンカフェ きう)」がオープン!JR三ノ宮駅から北野坂を上ること約15分、洋館が建ち並ぶ「北野異人館街」の中の路地裏にあります。

「喜雨」とは、連歌や俳句の中で「日照りの後に降る恵みの雨」を意味する季語として使われる言葉。外国人観光客も多いこの地で、「美しい日本語かつ、外国人も覚えやすい言葉を」という店主の思いと、この古民家と出合ったのが梅雨だったことが重なり、この名がつけられました。

1945年ごろに建てられた古民家は、ほどよく年季が入った木材や昔ながらの建築技法が随所にあしらわれ、ノスタルジーが感じられます。北と南にあるすりガラスの大きな格子窓からは日が差し込み、店内はいつも温かい陽気に包まれ居心地抜群。アンティーク雑貨やヴィンテージ風の家具、ドライフラワーなど、小物が散りばめられたオシャレなインテリアも魅力です。

一番人気は、奥の部屋のテーブル席。子連れにうれしいソファ席やレトロな二人掛けテーブル席があります。ゆっくりカフェを満喫したいときにぴったりですね。


・有機素材にこだわるヴィーガンランチ!キッズメニューも

日ごろから無添加調理や有機食材、動物性食品を控えるなど、健康的な半ヴィーガン志向な食生活を心がけている店主。カフェでは、食材はもちろんのこと、調味料の原材料までも卵や乳製品、動物性食品を一切使用しない“徹底したヴィーガン料理”を提供しています。

1食のランチに使用する野菜は、なんと20種類以上!全国の産地から買いそろえた有機野菜や無農薬野菜をふんだんに使用しています。取材日はつるむらさきやバターナッツカボチャ、冬瓜などの旬野菜のほか、リンゴや柿などの旬のフルーツも。仕入れる素材によって料理の内容が変わり、四季の移ろいを感じられるのも楽しみの一つです。

野菜だけでなく、調味料もオーガニックや国産素材のものを厳選。てんさい糖やきび糖、オーガニックブラウンシュガー、アガベシロップなど、甘味料だけでも4種類以上もあり、素材や調理法によって使い分けているそう。小麦粉は米粉で、乳製品は豆乳やオーツミルクで代用するなど、体への負荷が少ないもので選び抜かれています。

『喜雨ごはん』1,980円 ※土日は200円アップ

ランチのイチオシは『喜雨ごはん』。旬野菜のサラダや約8種類の副菜が盛られた野菜プレート、無農薬玄米ご飯、野菜たっぷりみそ汁で構成される、ボリューム満点のランチです。取材日のメインは「ひじきと大葉のコロッケ」と「じゃがいもとさつまいものコロッケ」。どちらもマッシュしたてのようにホクホク!素材本来の甘さが米粉の衣にまるっと包まれた優しい味わいで、何個でも食べたくなります。

取材日の惣菜は、自家製豆乳マヨネーズで和えた「カボチャのカレーマヨネーズ和えサラダ」やトロトロ感がやみつきの「つるむらさきとキンジソウのおひたし」、ピリ辛の「冬瓜マーボー」、出汁が染みた「高野とシイタケの煮物」などが登場。サラダのドレッシングもカボチャやリンゴで作るなど、細部まで心を込めて手作りしています。

ランチは、『喜雨ごはん』と『スパイスカレーとお野菜プレート』(1,980円)の2種類をスタンバイ。野菜たっぷりの惣菜プレートとサラダに、『喜雨ごはん』なら玄米とみそ汁、『スパイスカレーとお野菜プレート』なら気まぐれの2種類のスパイスカレーが付きます。

『おこさまごはん』880円

「子連れで外食したときに、子どもに食べさせたい“安全でおいしいと思えるお店”がない」という店主自身の経験から、ヴィーガンカフェをオープンするときはお子様ランチを用意することを決めていたそう。『おこさまごはん』は、野菜サラダと玄米ご飯、メインのおかず、約5種類の惣菜をワンプレートで楽しめます。彩りも豊かで、きっと子どもも喜ぶこと間違いなし!

座敷子供用いすおむつ替え
個室離乳食持ち込み禁煙
ベビーカー入店キッズメニュー喫煙
子供用食器授乳スペース

・卵・乳製品・小麦不使用のヘルシースイーツ

『本日のケーキ』935円 + 『国産オーガニック みかんジュース』715円 ※同時注文で100円引きに

ヴィーガンスイーツも常時3~5種類ほどスタンバイ。どれも卵や乳製品を使用せず、米粉や豆乳、アーモンドミルクなど植物由来の素材を使用しています。

取材日のケーキは『有機バナナのタルト』。自家製タルト生地は、乳製品を使用していないのであっさりしているのかと思いきや、ずっしりと食べ応えがあります。ヨーグルトクリームがバナナの甘さとアーモンドの風味を引き立てる爽やかな一品です。

『国産オーガニック みかんジュース』715円

ケーキと同時にドリンクを注文すると、ちょっぴりうれしい100円引きに。コーヒーや紅茶のほか、10種類のハーブティー、6種類のフルーツジュースなど、ドリンクもすべてオーガニックなのもポイント!体に優しいドリンクを片手に、至福のカフェタイムを満喫してみては?

『ヴィーガンデザートプレート』1,650円 ※土日限定

土日限定で、いろいろなデザートをお腹いっぱい味わえる『ヴィーガンデザートプレート』も。ケーキやクッキー、アイスなど、5種類以上の自家製ヴィーガンスイーツを楽しめます。

取材日は「キャロットケーキ」、「豆乳プリン」、「濃厚ココアケーキ」、「シャインマスカットタルト」、「クッキー2種」、「レモンのアイス」。生クリームに見えるデコレーションは、ヨーグルトクリームや豆腐クリームなので、とってもヘルシーです。中でも「濃厚ココアケーキ」は必食!ココアをたっぷり生地に混ぜ込んでいるので、甘さは控えめでも味はどっしり濃厚!上にのせた豆腐クリームのまろやかさや大豆の風味、ベリージャムの甘酸っぱさが一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。この味のバランスは食べた人のみぞ分かるもの。ぜひ見かけたら一度食べてほしい一品です。

かわいらしいクマのメープルクッキーと、ハートのスパイスクッキーも自家製。ドリンクを注文した人にもサービスで付けていて好評なんだとか。食後のお口直しにもぴったりです。



・有機食材やオーガニックドリンクの販売も

店内には、有機食材やオーガニックドリンクの販売コーナーも。お店で使用している調味料や米油、豆乳など、スーパーでは見かけないものも取りそろえています。ぜひ、料理の待ち時間や帰り際にチェックしてみて。

日ごろからヴィーガンを心がけている健康志向な人はもちろん、そうでない人も満足するような“食べ応えのあるヴィーガン料理”を古民家で味わえる「VEGAN CAFE 喜雨」。体に優しい食事を楽しみたい日や、北野で子連れランチに迷ったときは、ぜひ足を運んでみては?

■詳細情報

■DATA

VEGAN CAFE 喜雨(ヴィーガンカフェ きう)

所在地
兵庫県神戸市中央区北野町2-10-18
電話番号
090-6255-5807
営業時間
11:00~17:00(L.O.16:00)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年10月15日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する
TOP