近年のお城ブームにのって、人気を集めている「御城印」。価格が手頃なので登城記念やコレクション、お土産として購入する人が多く、和紙を使用したもの、家紋入り、透かし文様の入ったものなど、お城によって違う個性豊かなデザインも魅力です。姫路城でも2024年4月現在、池田家モチーフの御城印を販売中。合わせて、姫路城を描いたシンプルな御城印帳やスペシャル感あふれる姫革細工カバー付きも一般販売しています。姫路城を訪れた記念に、御城印や御城印帳をゲットしませんか?
アゲハ蝶の家紋入り御城印を販売中!
2024年4月現在、販売しているのは池田家モチーフの御城印(300円)。中央に描かれているアゲハ蝶の文様は、連立式天守を作り上げた池田家の家紋で、備前丸から出土した瓦から発見されたものです。
「國寶姫路城」の文字は、菱の門の鏡柱に掛かる看板の文字を配置。この看板は昭和初期、姫路城が国宝に指定された際に掲げられたといわれています。
御城印は光の当たり具合で左上には大天守を飾る懸魚(げぎょ)、右下には高石垣「扇の勾配」が浮かび上がるデザインに。隠れた細工を施した姫路城ならではの御城印になっています。コレクションしている人はもちろん、それ以外の人も姫路城を訪れた記念に手に入れて♪
お城ファン待望のクールな御城印帳も要チェック!
御城印と合わせて手に入れたいのは、濃紺の上に銀色で姫路城が描かれた御城印帳(3,500円)。
表紙には平安時代、多くの和歌に「飾磨のかち」などと詠まれた有名な藍(あい)染めの一種「かちん染め」が採用されています。かつては播磨が一大産地だったと言われ、廃れた染色技法を江戸後期の姫路藩家老・河合寸翁(かわいすんのう)が復元。何度も藍の液に浸して染め上げた独特の色合いをモチーフに表紙をデザインしています。
御城印帳は一般に販売している大きさより一回り大きなサイズ(A5、片面30面、蛇腹15山・16谷)。御城印と入城券の半券を合わせて収納することができ、余白部分には訪れた日付や簡単な感想などを書き記すこともできます。
シンプルでかっこいい御城印帳をゲットしたら、姫路城との記念撮影もお忘れなく!
スペシャル感あふれる姫革細工カバー付き御城印帳
紺の御城印帳に、姫革細工カバーが付いたスペシャル感あふれる一冊(18,000円)。
姫路の名産品である白くなめした牛革にデザインされているのは、池田家の家紋「揚羽蝶」、本多家の家紋「丸に立ち葵」など、江戸時代の城主の家紋。さらに、姫路出身の軍師・黒田官兵衛の黒田家の家紋「藤巴」も描かれています。
職人によって細かく色付けされたカバーは、長く使い込むほどに手になじみそう。お城巡りに欠かせない御城印帳をカバーする必須アイテムになりそうですね。
御城印や御城印帳は姫路城内売店で販売中!
御城印、御城印帳などは、出改札横の姫路城内売店(姫路観光コンベンションビューロー直営店)で販売しています。※御城印のみの購入希望者は姫路城改札口へ問い合わせを。
■御城印に関する問い合わせ
姫路観光コンベンションビューロー
TEL:079-222-2285
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年4月1日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。