本当に地元の人に愛されているお土産・手土産を選びたい…!そんな時におすすめのスイーツ&グルメを地元ライターが厳選して紹介します!姫路駅周辺の販売場所と、知って得する「タノスポイント」も参考にして♪
●お土産店舗マップ
1.玉椿/伊勢屋本店

<日持ち期間:冬/製造日から10日、夏/製造日から8日>
『玉椿』(5個入)842円、(10個入)1,620円
姫路でお土産といえば、『玉椿』が頭に浮かぶ人も多いはず!しっとりとした黄身餡(あん)を薄紅色の求肥で包んで椿の花に見立てた一品です。
口当たりが良い白小豆(しろしょうず)を使った黄身餡は、豊かな香りと上品な甘さが特徴で、濃い抹茶やしぶいお茶とよく合います。江戸時代、姫路城主酒井忠学と11代将軍徳川家斉の娘との婚礼のころに作られ、めでたい席にぴったりです。
◎タノスポイント
『玉椿』の名付け親は、姫路藩の名家老・河合寸翁(かわいすんのう)。江戸時代から、貴人らに親しまれている歴史の深い銘菓です。
2.生しほみ/総本家かん川

<日持ち期間:製造から約1週間>
『生しほみ』(6個入り)1,490円、(8個入り)1,987円
口内でホロホロと崩れる落雁(らくがん)で塩味餡(しおみあん)を包んだ播州の銘菓「塩味饅頭」を、もっと幅広い世代に親しんでもらえるように、と2013年に『生しほみ』は生まれました。
北海道産小豆に同市の名産の塩を練り込んだ塩味餡を包んでいるのは、国産のもち米と砂糖で作ったやわらかい羽二重もち。
落雁(らくがん)が苦手という人にも好評です。
◎タノスポイント
生しほみをおわんに入れてお湯を注ぐとおしるこに変身。お湯をホットミルクにするとクリーミーなおしるこになっておすすめです。程よく塩気が利いていて、温かい日本茶や濃い抹茶との相性が抜群。
・総本家かん川 ピオレ姫路おみやげ館
3.アーモンドバター/カフェ・ド・ムッシュ

<日持ち期間:約2カ月>
『アーモンドバター』(店頭)600円、(オンラインショップ)700円
姫路の名物といえば、アーモンドトースト。カフェ・ド・ムッシュの『アーモンドバター』は、ダイスカットした生のアーモンド大・小とアーモンドパウダーを使用。程よい食感が特徴で、アーモンドの芳しい香りと手作りの優しい味わいがやみつきになります。
パンに塗って食べるのはもちろん、焼き菓子の材料に使える多様性がうれしいですね。
◎タノスポイント
同店の公式HPでは家庭でカフェのアーモンドトーストが再現できるレシピを紹介中。パンに塗る前にチェック! ➡︎公式HPはこちら
4.手延そうめん 揖保乃糸 特級品 ミニ木箱入/兵庫県手延素麺協同組合

<日持ち期間:売り場で確認を>
『手延そうめん 揖保乃糸 特級品 ミニ木箱入』(10束入り)1,870円
「そうめん、やっぱり揖保乃糸♪」のCMでおなじみの手延そうめん『揖保乃糸』。
厳選した小麦と赤穂の塩といったこだわりの原材料を使用し、およそ600年受け継がれている伝統の手延べ製法で作った『揖保乃糸』は、播州地方の名産品です。
夏は氷水でキュッと締めて、冬は温かいだしをかけてにゅうめんに。和・洋・中のどんな料理にも合うので、年間を通してさまざまな調理法で味わえます。
『揖保乃糸』公式HPでは、多彩なレシピを公開中!毎日の献立の参考に、ぜひチェックして。
➡︎公式HPはこちら
◎タノスポイント
素麺を束ねているラベルの色は等級を表していて、写真の黒帯は、厳寒期(12月〜翌年2月)に作られる特級品。より上質な小麦を使用し、伝統の手延べ製法を受け継ぐそうめん作りのエキスパートによって仕上げられた特級品は、贈り物やお土産にぴったり。特級品を収めたミニ木箱は、おいしく味わった後に、小物入れとして使えると好評です。
・播産館
5.千姫さまの姫ぽてと/福壽堂(ふくじゅどう)本店

<日持ち期間:製造日から4週間>
『千姫さまの姫ぽてと』(6個入り)1,800円
1924年に姫路市広畑区で創業して以来、精選した材料と伝統の技によって和菓子を作り続けている「福壽堂本店」。お菓子のコンテストで数々の名誉ある賞を受賞した実力派です。
鳴門金時芋を丸ごと使用し、芋の風味豊かな『千姫さまの姫ポテト』には、新鮮な卵と生クリームもたっぷり入っています。口溶けなめらかで、和の素材である米粉と黄味餡(あん)も入っているため、しつこくなく、あっさりとした味わい。子どもから高齢者まで幅広く喜ばれる和風スイートポテトです。
◎タノスポイント
常温でもおいしいですが、オーブンレンジやトースターで15~20秒温めると表面はカリッ、中はホクホクになり、焼きたての味を楽しめます。芋の香りが立ち、より濃厚な口当たりに。
6.白鷺 珈琲カステラ/成田珈琲 本社直売店

<日持ち期間:売り場で確認を>
『白鷺 珈琲カステラ』(10カット入り)1,296円
姫路を中心にコーヒーの焙煎卸を営む「成田珈琲」。創業90年以上の歴史を誇る老舗です。
地元で愛されているのが『珈琲カステラ』。焙煎したての香り高いコーヒー豆を使い、生地はしっとり。程よい甘さなので朝食や小腹がすいた時のおやつにもぴったりです。
直売店では、カステラに合うコーヒーの販売も。スタッフが好みに合ったコーヒーを教えてくれますよ。
◎タノスポイント
購入して数日寝かすのがおすすめの食べ方。封を開けずに置くことで、ザラメが溶けてカステラ生地に染み込みマイルドな甘みに。
・成田珈琲 本社直売店
7.お城一番/常盤堂(ときわどう)製菓

<日持ち期間:製造日から90日後>
『お城一番』(6袋入り)1,134円
しっかりこねた生地を縄状にねじったり、板状にのばしたりして、油でじっくり揚げた“播州かりんとう”は、歯ごたえのある食感が特徴です。
味がしつこくならないよう、蜜の甘さとかける量を抑えています。渋い日本茶や香ばしいほうじ茶にぴったり。『お城一番』は、野菜、ミニ奉天、お好み、うず巻、黒糖、そばのバラエティーに富んだかりんとうが楽しめます。大人数が集う場にうってつけの、にぎやかな詰め合わせです。
◎タノスポイント
播州かりんとうの歴史は古く、起源は江戸時代までさかのぼります。姫路藩の家老・河合寸翁の命を受け、当時の長崎に派遣された菓子職人がオランダ商館で製法を学んだものが広まったとか。昔から、地域住民に駄菓子として親しまれているため、「懐かしい」と、年配の人に喜ばれますよ。
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年12月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。







