道の駅や直売所へ行くと目に留まるのが、おかきやせんべいなどの素朴なおやつ。カキ、梅、もち麦、酒米、もち米など地元の特産品を使ったおやつは食べると地域の温もりを感じ、心がほっこり和みます。家族や友だちと、懐かしいおやつを食べながら、おしゃべりを楽しみませんか?
1.牡蠣マヨおかき<赤穂市>
カキのうま味が楽しめる赤穂の新おやつ
『牡蠣マヨおかき』540円
乾燥した坂越のカキパウダーでコーティングしたマヨネーズ味のおかき。
海産物の卸売販売を行う「船曳商店」が「赤穂の新しいお土産を」と大阪の食品会社とコラボして4月に誕生しました。食べるとマヨネーズの風味が。最後に磯の香りが広がります。
個別包装してあるので小分けもできて、一口サイズなので仕事や家事の合間に食べられそう。
パッケージに描かれているのは、マヨネーズとカキのゆる~いキャラクター。右下に描かれた大石内蔵助(おおいしくらのすけ)のイラストにも注目を!
◆販売場所
・JR赤穂駅構内の赤穂観光協会(赤穂市加里屋328)
・JR姫路駅のピオレおみやげ館(姫路市駅前町188-1)
■DATA
2.雷ミックス<相生市>
程よい固さと甘さ、香ばしさがヤミツキに
『雷ミックス』324円
雷満月、大豆入り豆かりん、ゴマ入りかみなりごまちゃん、ピーナツ入り播州太鼓の4種類が1袋にミックス。
小粒のかりんとうを水あめで固めた懐かしいおやつで、約35年前から製造・販売しています。一度食べると、程よい固さと甘さ、香ばしさがヤミツキに。
家族全員で一気に食べるか、一人で少しずつ頬張るかはあなた次第!
製造している伊勢製菓では「雷ミックス」のほか、500円(600g)と300円(360g)のお徳用やこわれも販売。週末になると約40~50人のリピーターが買い求めに来るそう。噂によるとおまけがもらえることもあるとか!?
◆販売場所
・伊勢製菓(相生市那波本町2-6)
・道の駅あいおい白龍城(相生市那波南本町8-55)
■DATA
3.梅ジャム飴、他3種<たつの市>
たつのの特産品をギュッと凝縮
『梅ジャム飴』『しょう油あめ』
『もろみ飴』『トマト飴』各216円
約30年前から販売している『梅ジャム飴』。枕の形をしたあめの中には御津町にある綾部山梅林の青梅を使用した自家製の梅ジャムが入っています。溶け出すと口の中は爽やかな梅の香りでいっぱいに。
気分転換したいときや小腹が空いたときに口に入れると心がほっこりしそう。たつの市特産のしょうゆ、もろみ、トマトを練り込んだあめにも注目を!
自宅用のほか、贈答用も販売しています。
◆販売場所
・飴菓子処 今昔庵(たつの市揖保川町原567-1)
・道の駅みつ(たつの市御津町室津896-23)
・道の駅しんぐう(たつの市新宮町平野99-2)
■DATA
4.揚げかきもち<宍粟市>
サクッ、パリッ食感がクセになりそう
『揚げかきもち』393円
味はエビ、青のり、黒ゴマ、シソの4種類。材料には宍粟市産のもち米と兵庫県産のうるち米を使っています。コメ油でカラッと揚げた香ばしさと米粒の歯応えが特徴で、4種の風味と絶妙な塩味が飽きない理由。
また、細かく割れたおかきは、ご飯の上に乗せてお茶漬けにするとパリパリした食感が楽しめます。一度お試しを!
年間販売個数は約3万袋という人気商品。通常の袋入りのほか、形が悪かったり、割れたりしているかきもちをミックスし、さらに増量した訳ありのお徳用(540円)もあります。
◆販売場所
・道の駅みなみ波賀(宍粟市波賀町安賀8-1)
・道の駅はが(宍粟市波賀町原149)
■DATA
5.ゆずころりん<姫路市>
爽やかなユズの香りが口いっぱいに
『ゆずころりん』340円口に入れると、まるでユズそのものを食べているかのよう。安富町特産ユズの一番香り豊かな果皮油を粉末にして、せんべい全体をコーティングしました。
一口で食べられる手頃なサイズ感と爽やかなユズの香りが女性に人気。「安富ゆず工房」で食べられる『ゆずソフトクリーム』(280円)にも添えられているので、ユズ好きの人は味わってみて!
パッケージのシールは安富町在住で元美術教師の公受(おおやけ)雅さんがデザイン。ポップなピンク色とやさしい書体、ユズのイラストがぴったりマッチ。手土産にすると喜ばれそう。
◆販売場所
・安富ゆず工房(姫路市安富町長野320-1)
・旬彩蔵 書写(姫路市書写875-8)
・旬彩蔵 飾磨(姫路市飾磨区2706)
・旬彩蔵 たつの(たつの市龍野町堂本704)
■DATA
6.もちむぎ煎餅<福崎町>
もち麦のプチプチした食感がクセになりそう
『もちむぎ煎餅』500円
健康食品として注目されているもち麦はコシがあり、独特の香ばしさが特徴。
国産うるち米と福崎町特産のもち麦の粒を残したまませんべいに。パリッと割って食べると、しょうゆの香ばしさとプチプチした食感がクセになりそう。
個別包装なので、自分用はもちろん、手土産にもおすすめです。
◆販売場所
・もちむぎのやかた(神崎郡福崎町西田原1022-4)
・旬彩蔵 福崎(神崎郡福崎町福崎新432)
■DATA
7.山田錦ポンセン<加東市>
ココでしか買えないオリジナルのおやつ
『山田錦ポンセン』360円
山田錦発祥の地として有名な加東市。「地元の酒米を使って、手軽なお土産を」と約20年前、「道の駅とうじょう」のオープンに合わせ、誕生しました。
酒米のポン菓子は歯応えがあり、固形なので食べやすく、しょうゆの香ばしい味が魅力。子どもから高齢者まで、幅広い年齢層にリピーターが多いのも納得!
「道の駅とうじょう」でしか買うことができない、オリジナル商品。遠方からわざわざ買いにくる人も多いそう。
◆販売場所
道の駅とうじょう(加東市南山1-5−3)
■DATA
8.稲加の黒豆おかき<稲美町>
こだわり農法で育てたもち米を使用
『稲加の黒豆おかき』258円
程よい塩加減と黒豆の香ばしい味が食欲をそそり、1枚、また1枚と手が伸びるおいしさ。
材料には稲美町加古の農事組合法人「ファーム稲加 見谷営農」が“ヘアリーベッチ”というマメ科の植物を肥料にして育てたもち米と同管内産の黒豆を使っています。
「はりま空の舞」シールにも注目を。東播磨地域で、緑肥 “ヘアリーベッチ”を活用して生産した米や大豆、そば、はちみつなどを使用した商品に貼られているので、チェックしてみて。
◆販売場所
・にじいろふぁ~みん
・ふぁ~みんSHOP 各店
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年6月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。