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2026.4.29
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【たつの】「ポラリス」2号店オープン!優しい時間が流れる場所で素材からこだわる惣菜ランチを

2026年4月6日、どこか懐かしい空気が流れる龍野城下町に「ポラリス」の2号店となるたつの店がオープン。店内に一歩踏み入れると、古い建物の趣が残された安らぎの空間の中で、野菜など食材にこだわった惣菜ランチがいただけます。お散歩がてら立ち寄ってみてはいかが?

・「ポラリス たつの店」

山陽自動車道龍野ICから車で約6分。「龍野城」に見守られるように古い町家が並ぶ静かな町並みの一角に、この春新たな灯りがともりました。2026年4月6日にオープンした「ポラリス」です。

かつて寿司店として親しまれていたこの建物。実は、以前のオーナーとはイベント出店で出会い、ご縁に導かれるように、トントン拍子にこの場所を引き継ぐことに。そして2026年4月6日、面影を残しながら「ポラリス たつの店」が誕生しました。

同店は姫路・野里エリアから始まったお店で、現在は太市駅直結の場所に本店を構えています。店名は“北極星”を意味し、「暗闇の中でも進むべき道を照らす道しるべでありたい」 という思いが込められています。

内装は、古い建物の趣を残しながら、畳の空間をフローリングへと改装。だれもが気軽に立ち寄れるような空間に仕上げられています。キッチンも以前より広く設計し直し、揚げ物をはじめとした幅広い調理に対応。オープンキッチンならではのライブ感があり、客席からは料理が仕上がっていく様子を目でも楽しめます。

本店が約50席を備えるのに対し、たつの店はカウンターを含めて約25席。あえて席数を抑えたゆとりある空間設計で、特に女性がゆっくりと落ち着いて過ごせる居心地の良さを大切にしているそうです。この場所から龍野のまちに新たなつながりが広がっていきそうですね。


・小さなごちそう時間を詰め込んだ『和ごころランチ』

『和ごころランチ』2,000円

同店のランチは全部で3種類。中でもぜひ味わってほしいのが『和ごころランチ』です。「ゆっくりと、少しずつ、さまざまなお惣菜を楽しんでほしい 」。そんな思いから構成されています。

メインや内容は季節によって変わり、訪れるたびに新しい味に出合えるのも魅力。取材時は、しっかりと下味が染み込み、外はサクッと軽やかな「唐揚げ」が登場。思わず次の一口へと箸が進みます。

さらに、刺身や小鉢、茶わん蒸しなども並び、見た目以上の満足感。野菜は自家農園や近隣の農家から仕入れているそうで、そのみずみずしく力強い味わいに思わず頬がゆるみます。

中でも印象的なのが、野菜のせいろ蒸し。コクを感じる特製ゴマたれと、独自にブレンドされた塩でいただきます。まずはぜひ、シンプルに塩で一口味わって。野菜本来の甘みや香りがぐっと引き立ち、そのままのおいしさをまっすぐに感じられます。

2種類のみそをオリジナルでブレンドしたみそ汁は、ほっと心ほどける優しい味わい。飲み進めるほどに、じんわりと満たされていく一杯です。

ご飯は白米か雑穀米から選べ、白米は兵庫県産のものを使用。ふっくらと炊き上げられたご飯はどの惣菜とも相性がよく、最後の一口まで飽きることなく楽しめます。

・季節を楽しむ『日替わりランチ』と『彩りランチ』も

『日替わりランチ』1,300円

『日替わりランチ』も見逃せません。メインは定期的に変わり、その時々の旬や仕入れに合わせた味わいに出合えるのが魅力です。取材時は「串カツ」と「サーモンの南蛮漬」が提供されていました。

串カツは、軽やかな衣がサクッと心地よく、中はジューシー。噛むほどに素材のうま味が広がり、思わずもう一口と手が伸びます。一方のサーモンの南蛮漬は、優しい酸味がふわりと広がり、後味はスッキリ。脂ののったサーモンと酸味のバランスがよく、食事の流れにほどよい緩急を生んでくれます。

さらに添えられる2種類の小鉢も、このランチの楽しみの一つ。この日は野菜の炊き合わせとブリの煮付けが並び、どちらも素材の持ち味を引き立てた家庭的な味付け。季節ごとに内容が変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。

『彩りランチ』1,800円

もう一つの『彩りランチ』は、しっかり食べたい日にぴったりの一皿。「若鶏のグリル」を中心としたランチで、満足感のある構成になっています。

メインとは別にプレートには「彩り野菜の盛り合わせ」が添えられ、目にも楽しい仕上がりに。今回の特製ソースは醤油ベースで、コクがありながらも重たくなりすぎず、全体をバランスよくまとめてくれます。こちらも季節に応じて内容が変わります。

こちらのランチには季節の一品に加え、「国産ローストビーフ」も味わえ、お得感が満載です。



・人とモノがつながる、小さな出合いの場所

食事を楽しんだあとは、ぜひ物販エリアにも立ち寄ってみて。並ぶのは、店内で丁寧に仕込まれた惣菜をはじめ、地域で採れたみずみずしい野菜や、日々の食卓に寄り添う醤油などの調味料。どれも作り手の顔が浮かぶような、温かみのある品ばかりです。

『せせりの塩炒め』500円

ランチの余韻に背中を押されるように手に取った惣菜は、そのまま夜ごはんの一品に。帰宅後も、ここで過ごした時間がそっと続いていくような感覚を味わえます。

さらに、店内の棚に目を向けると雑貨コーナーが。地域で活動する作家たちの作品が並び、その多くは実店舗を持たずにものづくりを続けている人たちのものばかり。だからこそ、この場所は単なる販売の場ではなく、作り手と使い手がゆるやかにつながる“出会いの場”としての役割も担っています。

手仕事のぬくもりを感じるアクセサリーや、小さなこだわりが詰まった雑貨には、一つひとつに物語が宿っているようで、眺めているだけでも自然と時間を忘れてしまいます。

帰り道、手にした品とともに、その余韻もまた持ち帰りたくなるような、そんな温かな空気があふれる「ポラリス たつの店」。ふとした日にも、特別な日にも、そっと寄り添ってくれる場所として、これからも多くの人に愛されていきそうです

■詳細情報

■DATA

ポラリス

所在地
兵庫県たつの市龍野町日山386-2
電話番号
0791ー60ー3700
営業時間
11:00〜15:00(L.O.14:00)

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年3月31日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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