姫路市兼田にある「TIGER ONE(タイガーワン)」は、2024年にオープンしたボリューム満点のカツサンドが名物。具の量が多すぎてサンドできない『超タマゴサンド』や、ライスの上にカツがドンっ!とのった『カツと米』など、遊び心あふれる創作メニューが充実しています。テイクアウトも可能で、地元や遠方からのファンも急増中の、今注目のお店。気さくな”大将”と”嫁のキンちゃん”の人柄も魅力的で、笑顔と満腹になれる居心地の良い空間も人気の理由の一つです。
・「TIGER ONE(タイガーワン)」
姫路バイパス姫路東ICから車で7分ほど、閑静な住宅街や田園風景が広がる市川横の県道402号線沿いの、姫路市兼田にある「TIGER ONE(タイガーワン)」。2024年にオープンした同店は、ボリューム満点のカツサンドが名物のお店です。黒に黄色い文字で書かれた看板と、大きく“カツサンド”と書かれた迫力ある暖簾を目印に訪れてみて。
店内は黒と白を基調としたクラシックアメリカンな雰囲気。キッチン前カウンター4席と壁沿いカウンター6席並びます。店の真ん中にはハーレーが鎮座。このハーレーは“嫁のキンちゃん”のバイクで、実際に走ることもできるそう。大きなバイクを間近で見ることができるので、興味深々なお客さんも多いのだとか。遊び心いっぱいの空間でワクワクします。
大阪で職人として寿司屋を営んでいた大将。当時勤めていた寿司屋は、ネタが大きいことが名物だったこともあり、カツサンドでお店を始める時には、とにかくボリューミーな料理以外は考えていなかったそう。オープン当初のメニューは『カツサンド』1種類だけだったのが、その味と量に魅せられたファンや地元など常連のお客さんが急増。「他の料理も食べてみたい」とリクエストされたことがきっかけで、メニューのラインアップも増えてきているのだとか。
「しゃべりやすくて楽しいお店だから、また来て全メニュー完食したい」と県外から何度もリピートするお客さんも。 アットホームな雰囲気のお店なので、地域の人やコミュニティーの場にもなっています。
・肉厚だけどペロッと食べられる名物カツサンド
『カツサンド』900円
このお店発祥のメニューにして1番人気の『カツサンド』。地産地消を目指して、お肉以外は姫路産の食材を使っているそう。分厚いポークカツはサクサクしていて脂っこくないので、量が多くてもペロッと食べられます。
秘伝のソースは、オープン当時から継ぎ足し続けている、デミグラス風のオリジナルソース。地元の野菜を使用していて、甘くて濃厚な味わいが口の中に広がります。パンは特別に頼んでオーダーしたオリジナル。サンドする前に鉄板で表面を焼くのでサクッとした食感に!豪快で肉厚なカツサンドを召し上がれ♪
『超タマゴサンド』600円
大将が子どものころから好きだったタマゴサンドの理想を形にした『超タマゴサンド』。「おいしさと豪快さを追求した結果、ついに量が多すぎてサンドできないところまで来てしまいました」と面白いエピソードも。味付けはマヨネーズと塩コショウ、秘密の隠し味が2種類入っていて、他のお店では味わえないやみつきの味。試行錯誤を重ねたというオリジナルのホットドックパンにクラッシュのタマゴをたっぷりのせたら、極めつけに半熟の煮卵をトッピング。
圧巻なのは最後の仕上げ。バーナーでタマゴを炙ってから提供。一口食べるとこんがりとした香ばしさとタマゴの風味が口の中いっぱいに広がります。同店でしか食べられない超特別なタマゴサンドです。
・カツサンドがカツライスに!?揚げていない焼肉丼も♪
『カツと米』1,000円
カツサンドを食べている常連さんに「米と一緒に食べたい」と言われたことから始まった『カツと米』。自家製の漬物とサラダ、野菜スープが付いてきます。姫路産のお米を使った大盛りライスの上に、豪快にソースがかかったカツがオン。濃厚でクリーミーなソースがライスとの相性抜群です。
カツは一口サイズにカットされていて、食べやすさもGOOD。分厚いカツを「これでもか!」とご堪能あれ♪
『肉と米』1,200円
トンカツと同じ肉をそのまま焼いて食べてみたい、というアイデアから生まれた新メニューの『肉と米』。サラダと赤ウインナー、目玉焼きの彩りも鮮やかで、心踊るランチプレートです。片栗粉を付けて焼いたサクサク食感のポークに甘辛い豚脂ベースのソースで味付けされた逸品は、やみつきになること間違いなしです。
米メニューには季節の野菜を甘く煮込んだスープがついてきます。ハクサイやタマネギなど、畑で採れた野菜を近所の人たちがたくさん持ち込んでくれるそう。麦茶とスープはおかわりを何度でもできるのもうれしいポイントです。
・ドリンクだけの注文もOK!こだわりの『氷まで珈琲』
左から『氷までオレ』400円、『氷まで珈琲』300円
“嫁のキンちゃん”が担当するこだわりの『氷まで珈琲』。その名の通り、氷までコーヒーでできています。時間が経つと、せっかくの味が薄まるのが嫌だったのがキッカケで考案したのだそう。コーヒーを氷にするのは技術的に手間がかかるため、お休みの日も毎日仕込みをしているのだとか。
コーヒー豆を24時間水に浸してから抽出するので、浅煎(い)りでも酸味がほとんどなく、しっかりとした味わい。少し時間が経っても味が薄くならないコーヒーは感動です!
『氷までオレ』400円
カツサンドと合うように考えられたカフェオレの『氷までオレ』。濃厚な牛乳を使用していて、マイルドな味わいが楽しめます。料理同様にカップもビックサイズで、リーズナブル!ドリンクだけの注文やテイクアウトもウェルカムとのことなので、ふらっと立ち寄ってみては?
サンドイッチメニューはテイクアウト可能で、週末はとても人気なのだとか。お出かけするときにはバイパスのインターチェンジも近いので、立ち寄ってからお出かけするのもオススメです。
姫路市兼田にある豪快カツサンドが名物の「TIGER ONE(タイガーワン)」。おいしくてボリューム満点の料理とワクワクした気持ちでお腹いっぱいになれる同店は、しゃべりやすく気さくな“大将”と“嫁のキンちゃん”の人柄も魅力の一つです。地元や遠方からもリピートする人が多い理由も一度会うと納得です。コスパ最強、また行きたい!と思える、まるでおもちゃ箱のようなアットホームな空間を訪れてみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年2月26日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。