【姫路】クラフトビール専門店「KOGANE」がランチをスタート！グルメ系ホットドッグやコーヒーも♪

JR姫路駅から徒歩約7分、駅から姫路城へ続く大手前通り沿いに佇むクラフトビール専門店「KOGANE(コガネ)」。2024年7月から昼営業を開始し、ランチ営業がスタート！食べ応え抜群の創作ホットドッグをはじめ、市内の人気コーヒー店の豆で淹(い)れるスペシャルティコーヒーなど、魅力的なメニューがそろいます。観光の合間のひと休みにはもちろん、サクッとランチや遅めのブランチに立ち寄ってみては。

・「CRAFTBEER＆CAFE DINER KOGANE(コガネ)」

各線姫路駅から北へ徒歩7分ほど、大手前通り沿いに店を構えるクラフトビール専門店「KOGANE(コガネ)」。2022年のオープン以来、はりまのクラフトビールを提供するビアバーとして営んでいきた同店が、2024年7月19日(金)から新たにランチ営業をスタート！店名のショルダーネームも「CRAFTBEER＆CAFE DINER」に一新し、ランチやカフェが楽しめるようになります。

過去に同市が行った駅周辺の活性化を目的としたプロジェクトに参加したことから、もっと地域を盛り上げる何かにつなげていきたいと感じたというオーナー。当時は姫路でクラフトビールを扱う店が少なく、地元の食材を使ったものが作れるのではと一念発起。もともと好きだったビールを一から学び、縁あって姫路城のお膝元にクラフトビール専門店をオープンさせました。

店内は無機質なコンクリートと温かみのある木材が作り出す、スタイリッシュな空間が広がっています。

店の奥には醸造所が。毎週木曜日の「ブルワリーディ」に、約1～2週間分となる500Lを仕込むのだそう。姫路界隈では自店で醸造している店はまだ少ないとか。常に新鮮でできたてのビールが味わえるのはうれしいですね。

醸造所の脇の壁には、同店のクラフトビール作りに賛同し、クラウドファンディングでサポートしてくれた人たちの名前が刻まれています。たくさんの人に愛されて生み出された一杯は、おいしさもひとしおです！

・個性豊かなクラフトビール

同店では、IPAやペールエール、ホワイトビール※など、個性あふれるオリジナルビールを6種類、他のブルワリーが手がけたゲストビールを3種類スタンバイしています。

「クラフトビールの魅力はさまざまな食材と合わせることができる独創性にあります」と語るオーナー。実際にこれまで、たつの市にある「井戸糀製造所」の米糀や、神河町の特産品である柚子などを使い、地元の企業や農家と手を組んだ“ご当地ビール”を作ってきたそう。

中でも一番人気は、常連から根強い人気を誇る『JET IPA』(770円)。ホップを大量に使うIPAらしいホップの香りを存分に楽しめるビールで、一般的なIPAよりアルコール濃度は低め。後味がスッキリしたキレのあるビールです。

※IPA…ビールの原材料の一つ「ホップ」を大量に使用してつくられるビール。アルコール度数が高めなのが特徴
※ペールエール…モルトのコクやホップの香りがふくよかに感じられるイギリスの伝統的なビール
※ホワイトビール…おもに小麦(小麦麦芽)を原料に造られるビール

『ZIT WEIZEN』770円

クラフトビールを初めて飲む人や女性客に人気なのが、神河町の柚子を使ったホワイトビール『ZIT WEIZEN』。苦味をおさえたまるみのある味わいが魅力で、果肉だけでなく皮まで余すことなく使うことで、フルーティで上品な香りが鼻に抜けます。

『LO-FI AMBER ALE』770円

ほかにも、コーヒー豆の芳醇な香りとコク深いアンバーエール『LO-FI AMBER ALE』や、京都の煎茶を贅沢に使い爽やかな青々しさを加えた『SENCHA SAISON』(910円)など、魅力的なラインアップが並びます。迷ったら気軽にスタッフにお声がけを。好みに合わせてピッタリの一杯をおすすめしてくれますよ。

輝くような黄金色やビターな琥珀色など、種類によって色が異なるのもクラフトビールの魅力の一つ。座る席によっても光の入り方で色も変わるので、その時々の表情も楽しんで♪

・ホットドッグのランチメニューが新登場！

『プレーン(焦がしバター)』770円、『3種のきのこマリネ』1,210円

2024年7月19日(金)から、営業時間が11：00～に早まり、新しくランチメニューが仲間入り♪ビールに加えてコーヒーなどのドリンクメニューも加わります。

ホットドッグは5種類を用意。姫路市にある「コボトベーカリー」のバンズを使用する※など素材からこだわっています。

中でもスタッフのイチオシは、シンプルに素材を味わう『プレーン』。焦がしバターを隠し味に使い、コクをプラスしているのがポイントです。歯切れのよいソーセージと胚芽香るハード系のバンズが相性抜群で、キャベツのザクザクとした食感がアクセント。ケチャップとマスタードをたっぷりかけたら、口を大きく開けてかぶりついて。

『3種のきのこマリネ』は、味をしっかり馴染ませた3種のきのこがあふれんばかりにサンドされています。きのこ独特の香りとうま味が凝縮された上品な味わいが自慢です。

※「コボトベーカリー」のバンズでの提供開始は7/21～

『ラタトゥイユ＆とろ〜りチーズ』968円

濃厚なチーズがソーセージのジューシーな肉汁と絡み合う、チーズ好きには外せない一品。野菜をじっくり煮込んだラタトゥイユの豊かな風味と、トマトの酸味がアクセントになっています。とろりと溶けたチーズとコクのあるチーズソースがこれでもかとかかっていて、味、ボリュームともに文句無しです。

『淡路牛ボロネーゼ』968円、『ローストビーフ』1,210円

淡路牛のひき肉を使い、じっくりと煮込んだ自家製ボロネーゼソーセージが見えなくなるほど惜しみなくかけた『淡路牛ボロネーゼ』。存在感たっぷりのピクルスの酸味が後味を爽やかにしてくれます。

今日は肉を食べたい！そんな日は『ローストビーフ』を選んで。肉厚のローストビーフは、食べ応え抜群で、肉のうま味をダイレクトに味わえます。カリッカリのフライドオニオンが香ばしさをプラス。たっぷりのソースと絡めながら最後の一口まで堪能して。

8月18日(日)まで、オープニング価格で提供中。通常価格1,210円の商品が990円で販売されるなど、お得に味わえるチャンス！ぜひこの機会に来店を♪

・ランチやまち歩きのお供にはこだわりのコーヒーを

『コーヒー(ICE)』495円

ランチのお供にこだわりのコーヒーはいかが？コーヒーは、姫路で人気の自家焙煎コーヒー店「NAKAZAKI COFFEE ROASTER」のスペシャルティコーヒー豆を取り寄せています。

コーヒーに使う水は、ビールにも使用しているという揖保川系林田川の伏流水を使うのがこだわり。「鹿ヶ壺」を源流とする軟水で、姫路の「八重垣酒造」でも使用されている名水です。きめが細かでやわらかな口当たりの水で淹(い)れるコーヒーは格別。ここでしか出合えないプレミアムな一杯をぜひ味わって。

11：00～14：00は水出しのアイスコーヒーのみ販売しています。ハンドドリップで淹れるホットコーヒーは、14：00以降のカフェタイムに注文が可能。テイクアウトもできるなので、暑い日は同店のコーヒーで喉を潤しては。

・おしゃれなパッケージは手土産にぴったり

店内で味わえるオリジナルビールは、瓶ビールでも販売しています。ポップでカラフルなデザインは姫路のお土産にぴったり。瓶ビールの売上の一部は大手前通りの清掃活動にも使われているそう。“推しビール”で地域に貢献できるのはうれしいですね。

ビール製造後に残る“麦芽の粕(かす)”は高タンパク・高食物繊維・低糖質と、栄養が豊富に残されていることからスーパーフードとして、アップサイクルの観点からも注目を集めています。今後は麦芽の粕を使ったバンズやグラノーラ、スイーツなどを開発予定だそう。まだまだ進化を止めない「KOGANE」からこれからも目が離せません！