播磨エリアにはこだわりのカレーを提供するお店がたくさん。「おいしいカレーを味わうためなら、時間も労力も惜しまない」という人のために、おすすめ店を厳選して紹介します。お気に入りのカレー店に出合えるはず。
1.NEWA(ネワ) <三木市>
薬膳カレー『和ユルヴェーダ®』できれいに、健康に!
『カレー(チキンorチャナ)』800円
薬膳やハーブ、スパイス、ローズウォーターなど約70種類をブレンド。
「アーユルヴェーダ」をもじった『和ユルヴェーダ®カレー』は、国際薬膳食育師の資格を持つオーナーが考案しました。
地元の野菜やフルーツをたっぷりと使いネパールカレーを日本人好みにアレンジ。甘みが口の中に広がった後に、しっかりと伝わってくる辛さがくせになる一皿です。
添えられているのはなんと「食べられる花」。見た目の美しさに心躍ります。鼻こうをくすぐるローズの香りも、気分をリラックスさせてくれます。食べると体がポカポカ。じんわりと汗が流れ、体の中からきれいになっていくよう。
サラダ・ドリンクが付いた『マサラセット』1,000円のほか、骨付きチキンがセットになった『ネワチキンセット』1,200円なども。
おしゃれなドリンク『ローズラッシー』500円もおすすめ。バラの花を浮かべ、見た目も香りも楽しめる爽やかなラッシーです。
■DATA
2.はらっぱ <太子町>
特産物がたっぷり!太子みそ入り『太子カレー』
「太子町に毎月1週間しかお目にかかれないカレーがある!!」とのうわさを聞いて、太子町庁舎の敷地内にあるカフェ「はらっぱ」へ。
1日20食限定の『太子カレー』(サラダ付き、500円)
レアなカレーの正体は、ほんのり甘い太子みそ入りのルウをベースにした『太子カレー』。
地元でとれる旬の野菜を使うため、2、3カ月で具材が変わります。取材日に提供していたのは、特産物のタケノコと太子みそ用のダイズが入った“元祖”太子カレー。食感のハーモニーが楽しめ、みそでコクを引き出したまろやかな味わいです。
次回は2018年7月の2週目に夏野菜の素揚げがのった太子カレーを提供します。通常よりスパイシーになるので、汗かきの人はハンカチを忘れないで。
※太子カレーの提供日は太子町のホームページで確認を
■DATA
はらっぱ
- 所在地
- 兵庫県揖保郡太子町鵤280-1 太子町庁舎 敷地内「はらっぱ」
- 電話番号
- 090-6240-7352
- 営業時間
- 月~金曜 9:00~16:00、土曜 9:00~13:00
※ランチは月~金曜のみ
3.原始人会 土一七日屋台(どいなかやたい) <加西市>
見た目は豪快かつおしゃれ 食べ方はやっぱりワイルドに『原始人会カレー』
『原始人会カレー』(2,160円、1日限定10食、電話予約可)
器からはみ出たスペアリブに目を奪われる「原始人会カレー」は土曜日、日曜日限定で提供。ジャガイモやタマネギ、ニンジンなどの具材もあえて大きめにカットした野性味あふれるカレーです。
ライスには素揚げした季節の野菜を彩り鮮やかにトッピング。
ルウを一気に流し込んで、マンガ肉のようにかぶりついて食べるのもいいかも。
このカレーを食べるのは店の近くの池に浮かべた屋形船。
いつもと違った雰囲気で味わうカレーは格別です。
■DATA
4.道満 <佐用町>
フルーティー&スパイシー 味や食感の変化がおもしろい『ハーフ&ハーフ』
『ハーフ&ハーフ』1,000円
オーナーおすすめの『ハーフ&ハーフ』はオリジナルとキーマを合いがけ。
オリジナルはリンゴ、モモ、パイナップル、オレンジと国産牛をじっくり煮込んでいます。最初の口当たりは甘く、後から追いかけてくる辛さが絶妙です。
キーマはタケノコや大豆のほか旬の野菜がたっぷり。スパイシーなキーマを食べた後にオリジナルを口に運ぶと、オリジナルの甘さがより際立ちます。
古民家を改装した店内は落ち着いた空間。
テーブル席のほか、座敷や縁側、囲炉裏もあり、まったりと過ごせます。
■DATA
5.喫茶ラベンダー <多可町>
ヘルシーであっさり 『鹿肉カレー』は女性の味方
7月から見頃を迎えるラベンダー。この時期は「ラベンダーパーク多可」内の喫茶でラベンダーを眺めながら、名物の「鹿肉カレー」を味わいませんか。
『鹿肉カレー(サラダ付き)』799円
脂質が少なく、赤身が多い鹿肉は、低カロリーなのに高タンパク。丁寧に下処理されているので、臭みやクセは感じません。食べやすいように具材は細かくカットされています。
鹿肉のゆで汁もスープとしてルウに加え、エキスたっぷりのカレーに仕上げています。
ドリンクを注文するなら、インスタ映え間違いなしの『ラベンダークリームソーダ』594円に決まり!ラベンダーのにおいが香り、さっぱりとした味わいです。
■DATA
喫茶ラベンダー
- 所在地
- 兵庫県多可郡多可町加美区轟799-127 (ラベンダーパーク多可内)
- 電話番号
- 0795-36-1616
- 営業時間
- 9:00~16:30 LO.16:00
モーニング 9:00~11:00
ランチタイム 11:00~14:00
6.BECAUSE(ビコーズ) <神河町>
かわいいだけじゃない! 食材にこだわった自慢のカレー『カーミンカレーオムライス』
神河町産のコシヒカリ、市川町産のタズミの卵などで作るオムライスの専門店「BECAUSE(ビコーズ)」。
『カーミンカレーオムライス』1,080円
神河町のマスコットキャラクターをかたどった『カーミンカレーオムライス』は子どもや観光客の人気を集めています。目と鼻にチョコレート、ほっぺにミニトマトをトッピングし、ケチャップで口を描いたら完成。ルウには隠し味にコーヒーを加えて、コクを引き出しています。
8月31日までは3種(キーマカレー、チキンカレー、野菜と果実が溶け込むカレー)のカレーオムライスが楽しめるフェアも実施しています。
■DATA
7.そらとぶじゅうたん <西脇市>
ブランド牛のうま味がギュッ 「五つ星ひょうご」認定メニュー
『黒田庄牛の牛すじカレー』850円
神戸ビーフの主産地である西脇市黒田庄町。緑あふれる大地でのびのびと育った高級和牛の牛すじを使った「黒田庄牛の牛すじカレー」は「五つ星ひょうご※」に認定されています。
腕を振るうのは、インドやスリランカで修業を積んだシェフ・岸田武志さん。手間暇かけて作るルウには、脂のうま味と甘みがたっぷり溶け込んでいます。「ごはんにルウを少しずつかけて食べると、より風味が際立ちます」と岸田さん。ルウに合うように作られたオリジナルのナンも人気で、ライス小と一緒に注文して両方味わうのがツウの食べ方です。
※五つ星ひょうご…兵庫県の逸品を全国に発信する統一ブランド
広々とした店内では落ち着いて食事が楽しめます。遠方からも多くの人が訪れるそうです。
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2018年6月19日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。