【淡路】テイクアウト専門店「Shima」明石海峡大橋を臨みながらマラサダドーナツを頬張って♪

「Shima(シマ)」は、明石海峡大橋を渡ってすぐの港町・岩屋にあるテイクアウト専門店。マラサダドーナツやドリンクなど、旅のお供にぴったりなワンハンドメニューが豊富にそろいます。特に、ショーケースの中がイチゴ色に染まる2～5月中旬は必見！旅の最初にまずは腹ごしらえがてら、淡路島の玄関口にある「Shima」に寄り道してみては♪

・テイクアウト専門店「Shima(シマ)」

神戸淡路鳴門自動道淡路ICを下りて車で約3分、もしくは「道の駅あわじ」から県道31号線を南へ歩くこと約10分のところにある「Shima(シマ)」。1978年から喫茶店、お好み焼き店、テイクアウト専門店と3代続き、45年余りの歴史をこの地で築き上げてきた地元民に欠かせないお店です。

コロナ禍を機に店舗を建て直し、テイクアウト専門店に生まれ変わった同店。3代目となる現店主は「淡路の玄関口となる岩屋で、“立ち止まるようなカフェ”ではなく、“旅のスタート地点”となるようなお店にしたい」との思いでお店のスタイルを一新。昔から好きだった揚げドーナツに注目し、ハワイで人気のマラサダドーナツを看板商品として営んでいます。

店内に足を踏み入れると、すぐ目の前にドーナツが並ぶショーケースがお出迎え。粉から配合した生地を一つひとつ人の手で揚げ、丁寧にトッピングをするなど、最初から最後まで手作りなのがこだわり。ドーナツの風味を決定づける卵は、淡路島にある「北坂養鶏場」の純国産卵、食感や後味の決め手となる揚げ油は1日に何度も替えて常に新鮮なものを使うなど、素材から厳選してます。

マラサダドーナツは常時12種類ほどラインアップ。通年メニューのほか、2～5月中旬限定のイチゴシリーズや秋に出るチョコ系ドーナツなど、その時々で季節限定メニューも登場します。平日は60～80個、土日祝日も最大100個ほどと数に限りがあるので、前日までの電話予約がおすすめです。

・マラサダドーナツは全部で12種類♪季節限定メニューも

『Wクリーム』200円

同店のドーナツはモチモチとした食感が自慢。発酵を二回に分けて行うのはもちろんのこと、さらに一次発酵は一晩寝かせる「オーバーナイト発酵」を採用することで、生地になるべくストレスをかけないように発酵させるのが重要なポイントです。

なかでも定番人気は、半分に割ったドーナツの間にホイップクリームとカスタードクリームを挟んだ『Wクリーム』。どちらのクリームも甘さ控えめで、表面に砂糖をまぶした甘いドーナツとのバランスが絶妙です。

『メガフルーツ』430円

これでもかと言わんばかりのホイップクリームを挟み、表面にキウイ、オレンジ、パイナップルをペタッと付けた『メガフルーツ』も、『Wクリーム』に負けじと人気。フルーツは一つひとつカットが大きめで食べ応え抜群！喫茶店にあるフルーツパフェをギュッとドーナツに詰め込んだような一品で、ワンハンドでドーナツもホイップもフルーツも堪能できるリッチさがたまりません。

『あんバター』320円

ドーナツといえば、生地の中にあんこを包んだあんドーナツが好きという人も多いのでは？そんなあんこ好きの人におすすめしたいのが『あんバター』です。粒あんと厚切りバターを豪快に挟んだドーナツは、まさに和と洋のコラボレーション。年配のお客さんにも愛される、ファンの多い一品です。

左から『Shimaスカッシュ(マンゴー)』600円、『マラサダ串』280円

「いろんな味をちょっとずつ食べてみたい」「歩きながら、パクッと片手で手軽に食べたい」という人のために考案したという『マラサダ串』は、観光客を中心に人気を集めています。上からシュガー、チョコ、プレーンのポップドーナツが串に刺さっていて、三色だんごのような愛くるしい見た目が特徴。一個一個が小ぶりで、パクッと一口で食べ切れるのがうれしいですね。

海や空を背景に、同店自慢のドリンクと写真を撮れば、インスタ映え間違いなしの一枚が撮れるかも！食べる前に写真撮影も楽しめ、一度で二度おいしいとはまさにこのことです。

左から『いちごメガクリーム』430円、『チョコクランチいちごホイップ』400円
※2～5月中旬ごろ限定

2～5月中旬ごろの淡路島でイチゴが採れる季節は、定番メニューの内の5種類のドーナツが「イチゴシリーズ」にチェンジ！同店からすぐ近くの「淡路カントリーガーデン」で採れた「紅ほっぺ」を使うのがこだわりです。

不動の人気No.1は『いちごメガクリーム』。メガ級の量のホイップクリームを挟んでいるにも関わらず、イチゴの甘さが口の中いっぱいにほとばしるようなジューシーさがGOOD！甘党さんにはクランチチョコを忍ばせたチョコで表面をコーティングした『チョコクランチいちごホイップ』もおすすめです。

・ドリンクや『ミルクセーキ』も大人気！

左から『Shimaスカッシュ(マンゴー)』、『ミルクセーキ』各600円

多彩なドリンクメニューも要チェック♪友人と一緒に、ニコちゃんマークのショップシールが貼られたドリンクカップを並べれば、これまたフォトジェニックな写真が撮れますよ♪ 特に、お店の目の前にある岩屋港の船着き場が、多くのお客さんが利用する人気フォトスポットです。

濃厚なマンゴーシロップと炭酸水を割り、マンゴーの果肉を浮かばせた『Shimaスカッシュ(マンゴー)』は季節問わず人気。果肉をつぶしながら味わうと、より果実感を堪能できます。

店主の祖母が営んでいた喫茶店時代からレシピを守り抜いてきた『ミルクセーキ』は、この地域の喫茶店の名物なんだとか。卵や練乳を使った甘めなテイストのドリンクを、氷と一緒にブレンドし、かき氷のようにスプーンですくって味わうのが“岩屋流”。最初はシャリッと、途中はまったり濃厚に、最後はさらりとジュースに移り変わる食感や味わいの違いを、楽しみながら味わってみて。