古民家カフェやおしゃれな店が増えつつある高砂市。昔ながらの町家などの懐かしい街並みが残り、歴史的景観形成地区にも選ばれている今注目のスポットです。レトロな雰囲気のお店でまったりランチするもよし、写真映えするかわいいスイーツ片手にぶらり散策するもよし。そんな高砂の人気カフェ12店舗をフリーペーパー「MIKKE(ミッケ)」で紹介しています。今回は特別に、紙面で紹介しきれなかった魅力ポイントをタノスが紹介します♪
MIKKE発行:高砂商工会議所 / 製作:manna photo office
1.季のしずく
庭園を眺めながら和のスイーツをいただき贅沢なひとときを
「季のしずく」は、築100年近い町家を改装した趣のあるカフェ。播磨地域ゆかりの画家「土屋嶺雪」が手掛けたふすま絵がある店内には、振り子時計の刻む音が鳴り響き、アーティスティックな時間が流れています。
猪目窓(いのめまど)越しに眺められる庭からは、四季の移ろいを楽しむことができ、ますます優雅。そんな味のある古民家カフェ「季のしずく」は、ギャラリーやレンタルスペースとしての顔もあります。
『あんみつ』750円
和風なお店の雰囲気にぴったりの『あんみつ』。あんこは、ほっくり上品な甘さに仕上げた丹波大納言のあんこを使用しています。伊豆天草で作った寒天は、ぶるんっと弾力があり、なめらかなのど越し。リピートする人も多いとか。
『しずくランチ』1,200円
自家製の紅茶ブタがメインの『しずくランチ』が、いつものランチタイムをちょっぴり贅沢に仕立ててくれます。2日前までの完全予約制で2人から予約が可能。食後のドリンクはプラス300円で付けられます。
鍛冶屋町の町並み、築100年の年季の入った建物、和洋が入り混じった食事やスイーツなど大正レトロが感じられる「季のしずく」。今が令和ということを思わず忘れてしまいそうですね。
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2.しがらきや
ギャラリー併設のカフェで話題のホットケーキに舌鼓
高砂市鍛冶屋町の銀座商店街にある「しがらきや」。常時400点もの信楽焼の陶器を販売するギャラリーカフェです。
『最強のホットケーキ プレーン』850円
人気ナンバーワンの『最強のホットケーキ』。その人気の秘密は、迫力のビジュアル。どっしりとしているのに、口に入れると、ふわふわもちもちの食感。厚さ5cmの食べ応えあるサイズも魅力!
定番のプレーンにはバターと、たっぷりのメープルシロップがかかっています。
『最強のホットケーキ』は、オーナー自身が食べたい理想のホットケーキを試行錯誤して作り上げたもの。どっしりとした厚みのホットケーキが浸るほど、シロップをたっぷりと。長い月日をかけて満足する形にしたそうです。
飲み物も信楽焼の器で登場。色合いは温かみがあり、ひとつひとつが個性的です。信楽焼は日本独自のわびさびの趣を表現しているのだそう。素朴だけれど美しいカップで飲むコーヒーは、なんだかほっこりします。
ホットケーキやドリンクはテイクアウトも可能。『最強のホットケーキ』(834円)、『最強のチョコットケーキ』(1,030円)の他に、『最強の抹茶ホットケーキ』(1,325円)や『最強の小倉』(1,325円)もお持ち帰りできます。※それぞれ容器代が100円必要
ビジュアルとおいしさで多くの人を魅了した伝説のホットケーキ。これまで食べたことのない人も、一度食べてやみつきになった人も、高砂銀座商店街で最高で最強の週末を過ごしてみては?
■DATA
しがらきや
- 所在地
- 兵庫県高砂市高砂町鍛冶屋町1406高砂銀座商店街
- 電話番号
- 079-443-3300
- 営業時間
- 金・土・日曜11:00~17:00(L.O16:30)
- ※2020年4月24日現在、通常営業中。
最新情報は公式インスタグラムにて確認を推奨します
3.キッサコ ノンヤ
昭和レトロな空間でどこか懐かしい手煎りコーヒーが自慢の店
『米糀の甘酒』530円
長時間発酵させて作る米糀の甘酒が人気。砂糖不使用ですが、お米の甘さがしっかりと感じられます。
アイスクリームに濃いコーヒーをかけていただく『アフォガード』は、アイスの甘さとコーヒーのほろ苦さを同時に楽しむちょっぴり大人なスイーツ。このほか『ケーキ』780円~や、『フレンチトーストset』950円などのセットメニューもあります。
店内には水引きのアクセサリーや籠バッグなど、手仕事の温かさが感じられるグッズも販売しています。お気に入りが見つかるかもしれませんよ。
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4.路地裏のカフェ KOTI
思わず内緒にしておきたくなるオシャレな路地裏カフェ
築80年の長屋をリノベーションした店内は、木のぬくもりと歴史が感じられ、誰もが落ち着ける雰囲気です。
シングルオリジンのスペシャルティコーヒー豆を常時7種類以上そろえています。こだわりの豆は、フレンチプレスで豆本来がもつおいしさを最大限に引きだして提供しています。コーヒーが苦手な人でも、ブラックで飲めるほどクリアな味わいなのだとか。
一番人気の『スマトラ』は、芳醇なコクと甘さのバランスがとれた一杯。厳選した立杭焼き(たちくいやき)のカップは、持ちやすい形で薄い飲み口が特徴。コーヒーと相性が良く、ソフトでなめらかな口当たりにしてくれます。
こだわりのコーヒーに合う手作りのケーキやアイスもスタンバイ。施策を何度も重ねた自信作『りんごケーキ』は小麦粉やきび砂糖は最低限に抑え、りんごの甘酸っぱさを活かした優しい甘さのケーキです。
「KOTI」の営業は週末だけ。おいしいコーヒーと憩いのひとときを楽しみたい週末はぜひ足を運んでみて。
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5.スープカフェ すうぷ
野菜のうま味が凝縮したスープに身も心もほっこりと
スープの単品は400円でお持ち帰りもできます。
モーニングタイムや軽めの昼食にぴったりの『朝すうぷ』は、『本日のスープ』とトーストとサラダのセット。一日を通して注文ができるので、女性客からランチとしても人気なんだとか。
『昼すうぷ』900円
スープ1種に、主菜と副菜2品、ご飯が付く『昼すうぷ』は、ヘルシーなのに食べ応え十分!日替わりと週替わりのどちらも楽しみたいという人は『Wすうぷ』(1,200円)を選んで。
店内にはおひとり様も入りやすいカウンター席と、子ども連れが過ごしやすいこたつスタイルの個室が1部屋あります。アットホームな「スープカフェすうぷ」で身も心もほっこりと温まって。
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6.パンドウィッチ
具だくさんな“映えるパンケーキ”が高砂市民の間で話題
スイーツ系からおかず系まで多彩な味わいが常時お出迎え。『パンドウィッチ』が詰められた箱の中は色とりどりで、インスタ映えも間違いなしの華やかさ。しっとりとくちどけの良いパンケーキと甘さ控えめのクリームやあんとの相性はバッチリです。
お好きな『パンドウィッチ』2つとドリンクがセットになったちょっぴりお得な『ダブルカフェセット』は、『パンドウィッチ』をお腹いっぱい楽しみたいときに。写真は『抹茶あんと塩小豆』『鶏ささみの梅マヨあえ』の2種類。このほか数種類あり、どれも数量限定なので早い者勝ちですよ!
お店で食べるならイートイン限定の『プレーンパンケーキ』がイチオシ!独自の配合で国産小麦粉と国産米粉をブレンドした、粉からこだわった基本のパンケーキは、しっとりふかふか。甘さを抑え、バターミルクパウダーの風味がほんのり感じられる優しい味わいです。
片手で食べられる『パンドウィッチ』。高砂駅前散策のお供に、自分へのご褒美に、友人や家族への手土産に…日常の色んなシーンに寄り添ってくれそうですね。
■DATA
高砂パンケーキ茶屋パンドウィッチ
- 所在地
- 兵庫県高砂市高砂町浜田町2-1-1
- 電話番号
- 079-442-2197
- 営業時間
- 11:00~19:00
- ※営業時間を短縮して営業中(2020年10月20日時点の情報)
11:00~17:30(月曜日と第二火曜日がお休み)
最新情報は公式インスタグラムにて確認を推奨します
7.キッチン&カフェ やまも
おかあさんの優しさが染み出る肉汁たっぷりハンバーグが名物
『鉄板ハンバーグセット』980円
「やまも」の名物はハンバーグ。焼き肉店独自のルーツで仕入れたこだわりの国産牛肉と豚肉をブレンドし、オーブンで焼き上げたハンバーグはふっくらジューシー!山盛り食べて欲しいという思いを込めてつけた「やまも」という店の名前のとおり、150gというボリューミーさも自慢です。
『スコーン』200円〜
店主のお母さん手作りの『スコーン』は隠れた人気メニュー。チョコレート、オレンジ、抹茶レモンなど豊富に味を取り揃え、その中から毎日2種類を販売しています。お腹いっぱいハンバーグを食べても、この『スコーン』は別腹なんだとか。
自家製酵母を使った自家製パンや食後のケーキなど、お母さんの優しい想いがいっぱいのお店で、思い思いのひと時を過ごしてみては?
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8.ポチ屋cafe
キッズスペース併設の子どもと女性から人気の古民家カフェ
手作りのおかずをちょっとずつ色々楽しめる、女性や子どもが大好きな『ワンプレートランチ』。メイン料理は特に煮込みハンバーグが人気だそう。数量限定なので、電話で予約するのがベター。
オーダーが入ってから一枚ずつ丁寧に焼いてくれる『パンケーキ』は、幅広い世代に人気がある一品。しっとりとした口当たりで小さな子どもでも食べやすいですよ。
作家さん手作りの布雑貨や多彩なワークショップなど、食事以外の楽しみもたくさん!冬はマクラメ結びや編み物教室、春は多肉植物のワークショップなど、季節に合わせた内容にワクワクしそう。
おばあちゃんの家のような懐かしさを感じる「ポチ屋cafe」で、くつろぎの時間と食事を楽しんで。
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9.まどいせん
町家に並ぶレザーとシフォンケーキのお店
ふわふわ食感が自慢のシフォンケーキがお店の看板スイーツ。米油や新鮮な卵を使ったシンプルだけれども贅沢な生地を、季節に合わせて細かく温度調節をしながら焼き上げたこだわりの一品。ハンドドリップで丁寧に淹れた深煎(い)りの『珈琲』とペアリングを楽しんで。
シフォンケーキはテイクアウトもOK。『プレーンシフォン』と『紅茶シフォン』は250円とお値段も優しいのが嬉しいですね。『月替わりシフォン』(300円)は、高砂産のブルーベリー、桜と抹茶など、季節に合わせてさまざまな味が登場します。「今月の味は何かな?」と、わくわく気分が止まりません。
『おばあちゃんのぜんざい』850円
夏はかき氷、冬は『ぜんざい』といった季節限定のメニューもおすすめ。『おばあちゃんのぜんざい』は北海道小豆を使用し、豆感を残しながらコトコト炊くのがこだわり。どこか懐かしくホッとする味わいです。
苔や多肉植物が並ぶ立派な坪庭も自慢の「まどいせん」。疲れたときはおいしいシフォンケーキと美しいグリーンに癒やされて。
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10.和歌山おでんと焼酎専門店 セイエイカン
ノスタルジックな空間で味わう和歌山おでんと焼酎は格別
和歌山おでんと焼酎の専門店「和歌山おでんと焼酎専門店 セイエイカン」は、100年前の映画館を改装したというちょっぴり珍しいお店です。歴史をどこか感じられるような、ノスタルジックな雰囲気の店内で楽しむ焼酎の味は格別です。
全国各地から集めた焼酎の品ぞろえは、日本一とも呼ばれるほどレパートリー豊富。お店の壁際にずらりと並べられた焼酎は約6,000種類もあり、思わず「わぁ!」っと驚いてしまいそう。
『和歌山おでん(5品)』500円
器に盛られた『和歌山おでん』は、おでんと分からないほどオシャレ。具材は5品お任せで、焼酎に合わせて店長に選んでもらうこともできます。
焼酎好きな人もそうでない人も、ここに来たらきっと自分のお気に入りの焼酎と出合えるはず!迷ったときは焼酎マイスターに相談を。「和歌山おでんと焼酎専門店 セイエイカン」の中で好みの一本を探す旅に出かけてみてはいかが?
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11.slow cafe{toco-toco}(トコトコ)
安心安全にこだわった無添加スイーツとランチが人気
人気のランチは野菜たっぷりで栄養満点!無添加で自然食品にこだわり、食べる人を思いやるオーナーの気遣いが感じられます。いろいろご飯に具沢山の味噌汁、小鉢やサラダ、お肉料理など身体に必要な、46種類の必須栄養素がすべて入っています。
歴史ある古民家、神社裏というロケーションなら、都会の喧騒を忘れて心静かな時間を、大切な人と過ごせそうですね。
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12.まちの保険室ケアカフェ to be
身体のメンテナンスをサポートしてくれるまちの保健室カフェ
高砂市戎町にある細い路地の中にひっそりとある「まちの保健室ケアカフェ to be」。病院や施設で臨床セラピストとして勤めたオーナーが営むカフェで、“保健室カフェ”という名のとおり、身体の悩みや不調を食事やマッサージでサポートしてくれるお店です。
『オーガニックハーブティ』500円
約20種類の中から好きな茶葉が選べるハーブティーが人気。見た目や直感で気になる茶葉を3~5種類を選んでブレンドしてもらいます。
目で見て楽しんでもらいたいというオーナーの思いから、花の形そのままの茶葉を使用。湯を注ぐと少しずつ開く花と、爽やかな香りに癒やされます。ハーブは量り売りもしているので、お気に入りを見つけてみて。
朝引きの鶏ミンチとジャガイモを中心に、レンコンや長ネギなどの旬の食材も混ぜ込んだ『保健室コロッケ』は、食べ歩きフードとしても人気。あつあつコロッケは野菜のうま味を活かした素朴な味わいでどこか懐かしく、心までほっこりと温まります。
足湯や離乳食教室、生産者の顔や思いをオーナー自身がよく知っているオススメの食材の販売など、いろんな角度からサポートしてくれるお店です。不調に悩む人は「まちの保健室ケアカフェ to be」でパワーチャージを!
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年11月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。