たつの市総合文化会館「赤とんぼ文化ホール」に併設するパティスリーカフェ「SATURDAY SUN(サタディサン)」。一日中たくさんのお客さんでにぎわい、地元で親しまれているお店です。お客さんのお目当てはズバリ、自家製食パン!朝はトースト、昼はサンドイッチでいつ訪れてもパンメニューが充実しています。季節限定のパフェからも目が離せません♪
・「SATURDAY SUN(サタディサン)」
山陽自動車道龍野ICより車で西へ約3分の場所にある、「赤とんぼ文化ホール」。ここに併設された「SATURDAY SUN(サタディサン)」は、オープン当時から市民に親しまれてきたパティスリーカフェです。
平日は9:00、土日祝日は8:00にオープン。開店するやいなや常連客を中心にお客さんが絶え間なくお店に訪れ、モーニングタイムからお客さんの楽しそうな話し声でにぎわいます。
全面ガラス張りなので、どの席を選んでも優しい日差しが届く明るい店内。ゆったりとしたソファー席や椅子、キッズドリンクなど、子ども連れにうれしい設備やサービスがそろっています。
・パンが主役の『サンドイッチランチ』
『サンドイッチランチセット(蒸しエビ&アボカド&たまご)』1,180円
11:30~14:00のランチタイムには、サンドイッチにスープとサラダ、ドリンクが付いた『サンドイッチランチセット』が楽しめます。サンドメニューのみ、すべてテイクアウトもできるので、近くの河原でピクニックのお供にもおすすめです。
メインのサンドイッチは10種類以上と豊富にラインアップ!「本日の限定サンド」「自家製国産牛肉のローストビーフ」「但馬高原鶏のみそカツ」「季節のフルーツサンド」など、多彩なメニューから好きなものを選べるのがお客さんにとってのお楽しみ。さらにプラス250円で、日替わりのサイドメニューやデザート付きにグレードアップすることもでき、いろんなカスタマイズを楽しめます。
女性客に圧倒的に人気なのがエビ、アボカド、卵サラダの黄金トリオに、レタスとトマトの新鮮野菜を組み合わせたヘルシーな「蒸しエビ&アボカド&たまご」。“サンドイッチの卵サラダ用”に店主が開発したというソースは、香りのいい粒マスタードがアクセントです。ここにアボカドが合わさることで一気に味わいがクリーミーに。人気の根強さは、一口食べれば納得です。
注文が入ってから一つひとつ手づくりし、“出来たてのおいしさを届けること”はもちろん、サンドイッチに欠かせないレタスは、地元農家から直接仕入れた無農薬栽培のものを厳選するなど、地産地消も心がけるなど、細部にまでこだわりと愛情が込められているのがなによりものおいしさの秘訣です。
サンドイッチに使うパンは、毎朝店主が朝3:00から焼き上げたオリジナル食パンを使っているのもこだわりポイント。たつの市の老舗「とうふ工房 豆華」の生豆乳を生地にたっぷり使った「豆乳食パン」は、しっとり&もちもち食感でサンドイッチにぴったり!豆乳やおからのクセもなく食べやすいので、どんな食材にも合います。
このやわらかさは時間が経っても変わらないから驚き。店主によると、強力粉のグルテンの力だけに頼らず、生豆乳も組み合わせているからだそう。ぜひ一度サンドイッチを食べて、その違いを確かめてみて。
“いい食パンは良い素材でつくる”をコンセプトにした自家製の食パンは全8種。たつの産大豆100%の生おからを使った『おから食パン』(4枚400円)、たつの市の農家「遠藤営農」と発酵教室「発酵LabCoo(ラボクー)」とのコラボから生まれた『甘酒食パン』(2枚250円)など、オリジナリティーが光ります。
食パンの購入だけでももちろんOKなので、近くまで来たときはぜひ1袋(4枚入り)から気軽に試してみては。
・自家製スイーツが本格的!プリンも登場
『とろとろチーズケーキ(ケーキセット)』850円
お店の入り口の扉のすぐ横にあるショーケースに並ぶスイーツはすべてテイクアウトもできますが、せっかくなら自家焙煎コーヒーを片手にゆっくり店内で味わってみては?アフリカやアジア、南米など幅広い地域の豆を4種類ブレンドしていて、味わいがまろやか。ケーキやシュークリームなど、どんなスイーツにもよく合います。
スイーツの顔ぶれも日によって変わりますが、同店の顔である『とろとろチーズケーキ』は老若男女問わず人気とあって、毎日欠かさずショーケースに並びます。フランスのクリームチーズをたっぷり使った贅沢な生地を、低温で長時間かけて焼き上げたスフレタイプ。口に入れるととろりと溶けるほどになめらかで不思議な食感にうっとりします。
『プリン』300円~
2024年2月からおやつの定番・プリンが新発売!とろっと口当たり滑らかな『子供のぷりん』(300円)、たつの市産大豆100%の豆乳で作ったヘルシーな『湯葉豆乳ぷりん』(340円)、「発酵LabCoo」の甘酒を使ったご当地メニュー『甘酒ぷりん』(360円)、「山田錦」を牛乳と生クリームに合わせた日本酒香る『大人のぷりん』(340円)の4種類がラインアップ。
すべてのプリンに和三盆を使うことで優しい甘みに仕上げ、プリンに合わせたそれぞれの素材本来の味を引き出しています。甘さ控えめながらも、「よつ葉」の生クリームを惜しみなく使うことでコクをしっかり持たせるなど、バランスのいい味わいととろけるような口当たりは、店主の試行錯誤の賜物(たまもの)。持ち運びしやすいので、ちょっとした手土産にも良さそうですね♪
・【1月~5月末限定】「慶いちご農園」のイチゴメニュー
『慶いちご農園さんの朝摘みいちごの贅沢パフェ』1,650円 ※1月下旬~5月上旬ごろ限定
春はレモン、秋はイチジクなど、旬のフルーツを主役にした季節限定スイーツが出るたびに、SNSで話題になる同店のスイーツ。1月~5月末ごろのイチゴの季節は、たつの市にある「慶いちご農園」のイチゴを使ったパフェやケーキ、クリームサンドが登場するので、特に目が離せません!どのメニューも数量限定につき、前日までの予約がベターです。
背の高いグラスの中には、ホワイトチョコとナッツのクリームやピスタチオクリーム、チョコムース、生イチゴムースなどの特製のソースがたっぷり。断面が見えるようにグラスの側面に美しく並べられたイチゴや、大粒イチゴとマカロンの飾りが華やかで、どこから見てもフォトジェニックです。
イチゴの大きさは一般的なイチゴの1.5~2倍ほどの大きさもあり、手に持つとずっしり!一口かじれば幸せに、一粒食べれば身も心も甘い果汁で満たされます。
トップにムース、中間層にアイスクリームやカスタードクリーム、底に生クリームというように、下に進むにつれてあっさりとした味わいが楽しめるように工夫されているので、大きくても難なくぺろりと食べられます♪ラスクやフィアンティーヌといった食感のアクセントも、最後の一口まで口の中を楽しませてくれます。
『まるでイチゴ大福サンド(スープ付き)』1,400円 ※1月下旬~5月上旬ごろ限定
「慶いちご農園」の完熟イチゴ、マスカルポーネチーズ入りの生クリーム、十勝産小豆の粒あんを合わせたフルーツサンドにも注目を!その名の通り“イチゴ大福風”の見た目と素材の組み合わせで、そのおいしさは期待を裏切りません。
2枚のパンで挟みきれないほど大粒のイチゴが2粒も使われた贅沢なサンドイッチは、あごが外れてしまいそうなほどボリューミー。クリームとあんこと一緒に味わうことで、和も洋も楽しめます。
・たつの銘菓『赤とんぼフィナンシェ』は手土産に◎
『赤とんぼフィナンシェ』(1個)200円、(5個入り)1,000円、(10個入)2,000円
「童謡“赤とんぼ”ゆかりの地として知られているたつの市で、赤とんぼをイメージした新しい銘菓を!」という店長の思いから、2012年秋に誕生した『赤とんぼフィナンシェ』。たつの市出身の版画家「乾太氏」や彫金師「谷口秀作氏」の協力あってこそ生まれたという、たつの色いっぱいの銘菓です。
姫路市内のマックスバリュや土産店で取り扱われているものの、今では各店舗でなかなか入手できないほどの人気に。カフェでは事前に電話で取り置きしてもらうことができるので、確実に購入したい場合は取り置きの上、カフェでの購入がおすすめです。一家の団らんに、帰省時のお土産に、たつのの赤とんぼを添えてみては。
■詳細情報
■DATA
SATURDAY SUN(サタディサン)
- 所在地
- 兵庫県たつの市龍野町富永 赤とんぼ文化ホール内
- 電話番号
- 0791-63-1999
- 営業時間
- モーニング/平日 9:00~11:30、土日祝 8:00~11:30
ランチ/11:30~14:00
カフェ/14:00~17:00
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年2月28日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。