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2026.9.22
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【多可町】月5営業「Herb and Spice cafe Woo」五感で楽しむハーブの世界

多可町の住宅街にひっそりと佇む「Herb and Spice cafe Woo(ハーブ アンド スパイス カフェ ウー)」。小さな扉の向こうには、アンティークや古道具が所狭しと並ぶ、まるで物語のような世界が広がります。ここでは、約50種類のハーブやスパイスを独自にブレンドしたハーブティーをはじめ、スパイスを合わせたコーヒーやグルテンフリーのケーキなどを提供。五感で楽しむ、奥深いハーブの世界に触れてみませんか?

・「Herb and Spice cafe Woo(ハーブ アンド スパイス カフェ ウー)」

中国自動車道「滝野社IC 」から車で約30分の、多可町ののどかな住宅街に、ひっそりと佇む「Herb and Spice cafe Woo(ハーブ アンド スパイス カフェ ウー)」。

住宅の横に建てられた建物には看板がなく、目印は子どもが入れるほどの小さな扉。扉に付いたウサギのドアノッカーを鳴らして、頭をかがめながら中へ入ります。

扉を開けると、そこにはアンティーク家具や雑貨、古本、アパレル小物など、店主が長い年月をかけて集めてきたものが所狭しと並んでいます。ヨーロッパやアジア、日本からやってきたものまで、国も年代もさまざま。天井には、古道具店から譲り受けたというインドネシアの船まで吊るされています。

古いものと新しいもの、国も年代も異なるものが不思議と調和した空間は、まるで物語の世界に迷い込んだかのよう。どこを見ても新しい発見があり、眺めているだけでも時間を忘れてしまいそう。


カフェスペースは、そんなインテリアに溶け込むように設けられています。窓際にはカウンター席が2席とソファ席が一つ、奥にもソファ席が一つ。10席のコンパクトな空間だからこそ、席に座ってからも気になるものが次々と目に飛び込んできます。

現在は月に5日ほど営業しています。営業日は公式Instagramで確認を。➡︎公式Instagramはこちら


・奥深いハーブの世界

もともとはグラフィックデザイナーとして、多忙な日々を送っていた店主。仕事と生活の両立で、体調を崩したことをきっかけにハーブと出合い、その奥深い世界に興味を持つようになりました。

西洋では古くから薬のような役割も担ってきたハーブに興味を持ち、教室に通って学びを深めた店主。「JAMHAメディカルハーブコーディネーター」と「JAMHAハーバルセラピスト」の資格を取得しました。「ハーブの世界をもっと知ってもらいたい」と2017年にカフェを開業、休業期間を経て2026年に再オープンしました。

ハーブについて深く知ったからこそ、店主が伝えたいのは「体に良いから飲む」ということだけではありません。「まずは、おいしいと思ってもらえたら」。そんな思いから、約50種類のハーブやスパイスを組み合わせ、味や香りそのものを楽しめるメニューを作っています。

・香りや味の変化を楽しむハーブティー

『Lokis Grass』780円

ハーブティーは、約50種類の中からブレンドし、月替わりで登場。ハーブをブレンドすることで生まれる奥深い味わいはもちろん、時間とともに変化する香りも楽しみの一つです。

この日のハーブティーには、熊笹をはじめ、甘い香りのハニーブッシュ、ほのかな苦味のレモンバーム、マンダリンオレンジピール、スパイスなどをブレンド。一口飲むと、まず感じる香りがあり、そのあとからまた別の香りがふわり。次々とさまざまな香りが広がり、余韻まで楽しめます。

お客さんのその日の気分や体調を聞きながら、ブレンドすることもあるそう。ハーブに詳しくなくても、その日の気分に合わせて相談できるのがうれしいポイントです。

『Coffea Botanica』650円

コーヒー好きなら、スパイスをブレンドした「Coffea Botanica(コフィアボタニア)」を。大阪の信頼する焙煎所から取り寄せた豆を挽(ひ)き、ハンドドリップで丁寧に抽出しています。

そこにローストしたキャロブをはじめ、数種類のスパイスとカモミールをプラス。エチオピアの中深煎(い)りの深みに負けない華やかなカモミールの香りが、カップに口を近づけた瞬間からふわりと広がります。

『Mollis Carat』650円

ドリンクと一緒に楽しみたいのが、グルテンフリーのケーキ。できるだけオーガニックの素材を使い、添加物は使わず、あっさりと食べられる味わいを目指してるそう。

この月に登場していたのは、地元農家から届いたフワトロナスを使った「モリス・カラット」。ナッツやデーツ、キャロブで作ったタルト生地に、青ナスのペースト、紫ナスのクリーム、生クリームを重ね、トップにはナスの皮で作ったシロップを寒天で固めたものを飾っています。

ナスを使ったケーキと聞くと少し意外ですが、一口食べれば、その自然な甘みが優しく広がります。甘みにはアガベシロップと喜界島の粗糖を使い、素材の味を生かした仕上がりに。身近な野菜の新しいおいしさに出合える一品です。



・コーディアルやアイスクリームも

『Linden&Chamomile&Spiced Cordial』650円

冷たいドリンクが好きな人には、ハーブやスパイスの香りを楽しめるコーディアルを。ハーブやスパイスを煮出して香りを引き出し、喜界島の粗糖を加えたシロップを炭酸で割った、爽やかな一杯です。

『酒粕アイスクリーム』400円

さらに、有機酒粕を使ったアイスも。酒粕を蒸すことで独特の香りをやわらげ、うま味を残したところにスパイスを合わせてアイスに仕上げています。トップには自家製アプリコットジャムでおめかし。グラノーラを合わせれば、ほんのりとした酒粕の香りと食感も楽しめます。


「身体に負担の少ない食べ物を知ってもらうきっかけだったり、必要とされている人に寄り添うことができれば」それが店主の考える、この店のスタイルです。ハーブのことを詳しく知らなくても大丈夫。小さな扉をくぐれば、そこにはアンティークや古道具に囲まれた、ちょっと不思議な世界が広がっています。

お気に入りのものを眺めながら、香りの変化を楽しむ一杯を味わい、素材の組み合わせに驚くスイーツを一口。そうして過ごすうちに、ハーブやスパイスが少し身近な存在になっているかもしれません。

■詳細情報

■DATA

Herb and Spice cafe Woo(ハーブ アンド スパイス カフェ ウー)

所在地
兵庫県多可郡多可町中区糀屋100-1
営業時間
13:30〜17:30
営業時間は公式Instagramで確認を

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。掲載内容は2026年9月14日時点の情報であり、掲載価格はすべて税込表記となっております。最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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