【神戸西区】「太山寺珈琲焙煎室」自家焙煎の種類豊富なコーヒー豆が自慢♪

神戸市西区伊川谷のお寺の参道にあるコーヒー豆専門店「太山寺(たいさんじ)珈琲焙煎室」。全て自家焙煎のコーヒー豆を販売し、定番ブレンド4種類、シングルオリジンが約14種類と豊富に用意しています。自然に囲まれた空間で、自分好みのコーヒーがきっと見つかるはず。

・コーヒー豆専門店「太山寺(たいさんじ)珈琲焙煎室」

神戸市西区伊川谷にある国宝「太山寺(たいさんじ)」。神聖な雰囲気に包まれた参道沿いに、スペシャルティコーヒーを販売する「太山寺珈琲焙煎室」があります。

元々、別の店舗でバリスタとして雇われ働いていたという店主。バリスタがいるお店のように、もっとお客さんとの距離が近く、難しく思われがちなコーヒーのことを気軽に聞きやすいお店を持ちたいとの思いで同店をオープンしました。

スロープを上がるとお店があり、ウッドデッキと木漏れ日の心地よい空間が広がります。店前には、コーヒーにまつわる本がたくさん並び、本を片手にコーヒーを楽しむことも。

扉を開けて足を踏み入れるとコーヒーの香りが漂い、さまざまなコーヒー豆が入ったカラフルなデミタスカップが目に止まります。取材日は18種類ほどがスタンバイ。幅広くコーヒーを楽しんでほしいという想いがあり、これだけの種類を置いているんだとか。

店主は日本には数百人しかいないと言われている、コーヒーの鑑定士「CQI(Coffee Quality Institute)認定 Qグレーダー」や当時はイタリアでしか取得できなかった、エスプレッソにまつわる「IIAC(イタリア国際カフェテイスティング協会)認定」など、さまざまな資格を取得しているので、どれを選ぼうか迷ったら気軽に相談してみて。

上『うららか』、左から『さらり』、『ほどよし』、『あまにが』各700円

定番はブレンド4種類。あっさりな味わいの『さらり』、マイルドでバランスの良い『ほどよし』、苦めでコクのある『あまにが』の3種に加え、月替わりのものを1種取りそろえます。このほか、シングルオリジンと言われる、国や地域によって違った豆を浅煎りから深煎りまで12種類ほどラインアップ。豆は100g／700円〜販売しています。

自分の好きなコーヒーを選ぶことはもちろん、その日の気分によって違う味にチャレンジしたり、お店の人に相談したりしながら自分の飲める幅を広げていくこともおすすめです。

・18種類から選べる自慢の自家焙煎コーヒー

豆は全て自家焙煎。より新鮮な状態で提供できるよう、豆は少量ずつこまめに焼き、焙煎後にはハンドピックを欠かさず行っています。

コーヒーは注文が入ってから豆を挽き、ハンドドリップで丁寧に淹(い)れてもらえます。ドリップ中のふくらみや香りが目の前で楽しめるのもうれしいポイント。豆の選び方や淹れ方など疑問に思ったことはもちろん、店主との何気ない会話も楽しんでみて。

『ケニア』450円

取材日は中煎りの『ケニア』をチョイス。ブドウやベリーのようなほどよい酸味とほんのりとした苦味が特徴的で、口当たりがよく飲みやすいコーヒーです。ドリンクメニューは豆の種類に関わらず全て450円。HOTかICE、浅煎りから深煎りまでさまざまな種類から選べます。

『カフェオレ』500円

『カフェオレ』は淹れたてのコーヒーに温めたミルクを注ぐことでコクのある味に。なめらかながら、コーヒーの苦味もしっかりと味わえます。豆を購入した人がお家でお店の味を再現できるように、特別変わった作り方はしていないそう。

お店の前にはテーブルや椅子があり、HOTはマグカップ、ICEはステンレスランブラーに淹れてもらえます。心地よい木漏れ日の下、ゆったりと自分好みのコーヒーを味わって。

『ケークトロピック』250円、『うららか』700円

神戸市須磨区にあるケーキ屋「PatisserieSaku」とのコラボで、毎月マフィンの販売もしています。月替わりブレンドのコーヒーに合うように作られていて、取材日はマンゴーのペーストとドライマンゴーを練り込んだ『ケークトロピック』。甘みが特徴的な『うららか』にぴったりなマフィンです。季節ごとにラインアップが変わるので、月替わりのコーヒーとマフィンを楽しみに訪れてみては。