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2024.3.26
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【赤穂】「赤穂のお菓子+カフェ・プリエール」ゴージャスなケーキにうっとり♪焼き菓子も豊富

地元思いな店主が営むカフェ併設のパティスリー「赤穂のお菓子+カフェ・プリエール」。地元素材にこだわり丁寧に作り上げるお菓子は、どれもうっとりする美しさと安定のおいしさで、20年近くにわたって地域の人々に愛され続けてきました。旬のフルーツを贅沢に使ったケーキに、イートイン限定のメニュー、種類豊富な焼き菓子も要チェック。幸せを独り占めするもよし、大切な人とシェアするもよし。「プリエール」が演出する“心が豊かになる時間”を思い思いに堪能して。

・「赤穂のお菓子+カフェ・プリエール」

播州赤穂駅から徒歩約15分。赤穂歴史博物館前に佇む、パステルイエローが爽やかな「赤穂のお菓子+カフェ・プリエール」。店主の地元赤穂で18年ほどパティスリーを営んだのち、「地域の人の憩いの場をつくりたい」との思いで、カフェを併設した現店舗を2022年春にオープンしました。

落ち着いたトーンのモダンな店内は、明るく清潔感あふれる空間が広がっています。180度どこを見渡してもお菓子がずらりと並び、じっくりギフトを選ぶお客さんも少なくありません。

ショーケースにはキラキラと輝くケーキが勢ぞろい。一つひとつのケーキが大きめで、まるでジュエリーのような高級感が漂います。ケーキは常時10〜12種ほどがそろい、季節によってラインアップがチェンジ。フルーツは店主自ら鮮度を目利きして仕入れているんだとか。

小麦は兵庫県産のものを使い、カスタードクリームは風味も産地も異なる2種のバニラビーンズを組み合わせるなど、素材へのこだわりもひとしお。「地域のもので、地域の人の暮らしを豊かにしたい」との思いで、「赤穂あらなみ塩」やブランド卵「赤穂の源」など、地元素材を使った洋菓子や焼き菓子を販売しています。

店主は今やこの道20数年のパティシエですが、30歳手前までは全く別業種の仕事をしていたのだとか。「何か新しいことにチャレンジしたい」という思いと、「地元に貢献したい」という思い、そして趣味だったお菓子作りが重なり、洋菓子店での修行を経て自店をオープンすることに。そんなちょっぴり変わった経歴を持つ店主ならではの創作性あふれるケーキは、一見ならぬ一食の価値ありです。


・ゴージャスなケーキにひとめぼれ♪

『ベリーのケーキ』540円

『ベリーのケーキ』は基本的に年間を通して販売されている定番人気の一品。まるで本物のバラを生けているかのように立体的で鮮やかな色合いのムースは、思わず食べるのを忘れてうっとりする美しさ。バラの中身は、2層のベリームースになっていて、ベリーのさっぱり感を楽しみながら食べ進められます。タルトの上はチョコのスポンジケーキになっていて、ベリーとの相性も抜群!

『ぎゅうひクレープ』510円

拳(こぶし)サイズのボリューム満点『ぎゅうひクレープ』も定番。もちっとやわらかい求肥の中には、なんとカスタード入りのショートケーキが隠れています。

求肥とショートケーキというなんとも想像がつかない組み合わせですが、驚くほどの一体感があります。やわらかく歯切れのよい求肥と、ふわふわのスポンジ生地、甘さ控えめのクリームにさっぱりとしたイチゴと、何一つとして喧嘩することなく、見事に調和された一品です。これに出合うと、むしろ求肥なしのショートケーキが物足りなく感じるかも!?

『いちごパフェ』660円 ※冬〜春限定

旬のおいしさを閉じ込めた季節限定商品も要チェック。パフェは季節によって内容が変わり、冬から春にかけてはイチゴをふんだんに使ったパフェがお目見え。生クリームもカスタードもくどくない甘さで、フルーツと引き立て合うように計算されています。夏にはメロン、冬にはチョコなど、どんなパフェが登場するかは来店してからのお楽しみ♪

・アイデアと遊び心にあふれた生菓子もチェック!

『食べやすいシュークリーム』280円

ネーミングの通り、食べやすさにこだわったシュークリームにも注目です。一般的な丸型だと食べた瞬間に口の周りにクリームがついたり、クリームがこぼれてしまったりと、食べにくさに課題があると感じていたという店主。思い切って縦長のフォルムにして、袋に包んだままワンハンドで食べられるようにした、アイデア光る一品です。バニラビーンズの豊かな風味を楽しみながら、最後の一口までおいしく召し上がれ。

『低糖質たまごプリン』330円

卵がそのままプリンになった!?コロンとした卵型の容器に入ったプリンは、「赤穂の源」を使ったぜいたくな一品。プリンには砂糖を一切使用していないので、低糖質でダイエット中の人も罪悪感なく食べられます。砂糖を使っていないとは思えない濃厚な味わいを、ぜひ自分の舌で確かめてみて。



・まるで焼き菓子のビュッフェ!種類豊富な手土産を販売

まるでビュッフェのようにずらりと陳列された焼き菓子は、ケーキに負けず劣らず逸品ぞろい。店名に「赤穂のお菓子」と付くだけあって、赤穂産の素材を使用した焼き菓子が豊富にそろいます。自分用にはもちろん、ギフトにぴったりなラッピング商品もそろっているので、ちょっとしたイベント時にも便利です。

『塩まどれーぬ』(プレーン)330円/(チョコ・抹茶・紅茶)390円

プリエールの名物『塩まどれーぬ』は、素朴な味わいの中に溶け込む塩のうま味と発酵バターの香りを閉じ込めた一品。袋を開けた瞬間からバターの芳醇な香りが漂い、食べる前から思わずうっとり。口に含むとほろっとやわらかく、塩に誘われてもう一口が止まらなくなります。手の平ほどの大きいサイズで食べ応えも満点!贈答用のセット商品(10個入り3,732円〜)もあります。

『塩クッキー』(箱・10個入り)960円/(ボトル・23個入り)1,990円/(丸箱・6個入り)690円

『塩クッキー』は芸能人のSNSでも紹介されたという話題のお菓子。一口目は表面にまぶされた和三盆がほんのり甘く、ほろほろとした食感。噛むとしゃりっとした食感で、中に隠された粗塩がアクセントになっています。塩とクッキーの見事な融合がクセになり、手が止まらなくなること間違いなし。2個入り(225円)もあるので、まずは気軽に試してみては?

・併設のカフェスペースでのんびり過ごして

店内奥のカフェスペースは、6〜7組が入るほどの広さ。南向きの窓からたっぷりと日が入り、あたたかな雰囲気の中カフェタイムを楽しめます。

ショーケースから選んだケーキや焼き菓子と合わせて、単品のドリンクがオーダー可能。中でもコーヒーは、同店のスイーツに合うように、地元の焙煎所「菫屋珈琲房」でブレンドしてもらったという特別な一杯です。このほか、ラテや紅茶、イチゴミルクなどもそろうので、気分に合わせてチョイスして。

『イチゴパフェ』1,550円 ※冬〜春まで(入荷がなくなり次第終了)

イートイン限定のメニューも要チェック。クリスマスごろからはイチゴのパフェがお目見えし、バレンタインの時期にはチョコパフェになったりと、入荷の状況や店主のアイデア次第で内容は変わります。今年の夏は昨年に続き、かき氷を予定しているそう。最新情報は公式Instagramをチェックして。➡︎公式Instagramはこちら

美しいスイーツの数々にショーケースを眺めるだけでワクワクが止まらない「赤穂のお菓子+カフェ・プリエール」。自分にご褒美をあげたい日に、大切な人に感謝を伝えたいときに、プリエールのスイーツをセレクトしてみてはいかが?

■詳細情報

■DATA

赤穂のお菓子+カフェ・プリエール

所在地
兵庫県赤穂市上仮屋南1-5
電話番号
0791-42-0220
営業時間
火〜土曜日/10:00~19:00
日曜日、祝日/10:00~17:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年3月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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