JR・山陽電鉄垂水駅の目の前のショッピング施設「ウエステ垂水」にある「ansisi coffee(アンシシコーヒー)」。思い立ったときにさっと立ち寄り、気軽にスペシャルティコーヒーやアメリカン&英国風の焼き菓子が味わえるおしゃれなコーヒースタンドです。ドリンクもスイーツもテイクアウトOK!日持ちするマフィンやスコーンは、手土産にもおすすめです。
・「ansisi coffee(アンシシコーヒー)」
JR・山陽電鉄垂水駅から徒歩3分。バスターミナルの目の前にあるショッピング施設「ウエステ垂水」の1階に、コーヒースタンド「ansisi coffee(アンシシコーヒー)」があります。
扉を開けると、お菓子を焼く甘い香りがふわりと迎えてくれます。おしゃれな雰囲気と相まって、ニューヨークのコーヒースタンドに来たかと思わず錯覚してしまいそう。ドライフラワーやペンダントライト、アウトドア用品など、随所に店主の好きな雑貨を取り入れたセンスの良い空間が広がります。
店内には、2人掛けのテーブルが3席と壁際にカウンターを3席ほどスタンバイ。思い立ったときに立ち寄り、サクッとカフェを楽しめる気軽さが自慢のお店です。「自分の好きなコーヒーや焼き菓子を気軽に楽しんでもらい、カフェする楽しみや好みの味を見つけてもらいたい」との思いで、コーヒースタンドをオープン。
ドリンクや焼き菓子は基本的にすべてテイクアウトできるので、近くの公園や西へ車で5分ほどの場所にある「舞子公園」でのんびり味わうのもおすすめです。
レジ横にあるショーケースには、店主手作りの焼き菓子がずらり。甘いもの好きな店主が作る英国風のケーキやスコーン、アメリカンスタイルのマフィンとクッキーなど、常時10種類ほどを販売しています。本場アメリカのような男勝りな大きさとトッピングの豪快さにテンションが上がること間違いなし!どれも、一つ食べると身も心も満たされるようなボリュームが自慢です。
・エアロプレスで淹(い)れるこだわりのスペシャルティコーヒー
『コーヒー(Mサイズ)』450円
同店自慢のコーヒーは、大阪府で有名なスペシャルティコーヒー専門店「TAKAMURA COFFEE」から仕入れたスペシャルティコーヒーを常時6種類スタンバイ。ラインアップの内の3種類がオリジナルブレンドで、店主好みのテイストを焙煎士に伝え、独自で配合してもらったこだわりのフレーバーです。
人気No.1の『TARUMIブレンド』は、明石の海にほど近い潮風香る垂水にぴったりな爽やかな味わい。柑橘系のフルーツのような香りと心地よい酸味のバランスがとれた飲みやすい一杯です。
コーヒーは、エアロプレスという手法で一杯ずつ丁寧に淹(い)れます。専用の器具で圧をかけながら抽出するため、短い時間でしっかりとフレーバーを感じられるような味わい深いコーヒーを安定して提供できるそう。アイスの場合は、挽(ひ)いた豆を6時間以上かけてゆっくり抽出するなど、コーヒー本来の味わいを生かした淹れ方にもこだわっています。
『抹茶アイスコーヒー』520円
『カフェモカ』(520円)や『塩キャラメルオレ』(520円)など、アイスのコーヒーメニューも充実。ひと味違うコーヒーを楽しみたいときは『抹茶アイスコーヒー』を選んで。風味豊かな水出しアイスコーヒーにほろ苦い抹茶のアクセントが加わった、ちょっぴり大人な味わいが魅力的。甘さをガムシロップで自分好みに調整できるのもうれしいですね。
・自家製のマフィンやスコーンが自慢!気まぐれでケーキも登場
トップがこんもり膨らんだキノコ型のマフィンが看板スイーツ。フレーバーは店主の気まぐれで替わり、店主イチオシの『ベリーベリーグランブルマフィン』(360円)のほか、タレから手作りした自家製大学芋がゴロッと入った『大学芋マフィン』(390円)、クリームチーズを包んで焼いた『コーヒークリームチーズマフィン』(420円)など毎日4種類ほどがラインアップ。
生地には国産小麦粉や「よつ葉バター」を使用。ブラウンシュガーを多めにブレンドし、トッピングに負けないようなコクのある甘さに仕上げています。高温でこんがり焼いたマフィンは、外はカリッと、中はふわふわ。特に、キノコの笠の部分のカリカリは、やみつきになること間違いなしです。常温で2日、冷蔵庫で4日間と日持ちするので、ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。
『チョコチャンクマフィン』420円
取材日は、大粒のチャンクチョコをごろっと生地に包み込み、トップにものせたチョコ好きにたまらないマフィンが登場。そのまま食べればチョコのガリッとした食感が、温めてもらうとチョコがとろりと溶けて、また違ったおいしさに。
『いちごのブロンディ』490円
パウンドケーキやブラウニーなどのベイクドケーキが登場する日も。ブロンディとは、ホワイトチョコレートで作る“白いブラウニー”のこと。ブラウニーのずっしりとした濃厚さとは違い、ホワイトチョコのミルキーな甘さとふんわりソフトな食感が特徴のケーキです。取材日は生のイチゴをダイレクトにイン。イチゴの粒感も感じられる甘酸っぱい一品です。
『ピスタチオクリームのヴィクトリアケーキ』640円
店主の気まぐれで登場するヴィクトリアケーキは、あれば必ずゲットしてほしい一品。自家製のスポンジケーキにバタークリームやジャム、フルーツなどを重ねたイギリスでメジャーなケーキです。
取材日はピスタチオをたっぷり混ぜたバタークリームとイチゴをサンドした5段仕立てで、厚さはなんと8cm超え!ピスタチオの香ばしい風味が素朴なスポンジケーキとマッチし、さらにイチゴの酸味がバタークリームの味をキュッと引き締める絶妙なバランス。一口、また一口と止まらなくなるおいしさです。
『あんバタースコーン』390円
同店自慢の『全粒粉スコーン』に、バターやアイスをトッピングした『アレンジスコーン』も人気!3種類のラインアップの内、『あんバタースコーン』のみテイクアウトもできます。
スコーンは、全粒粉をブレンドした小麦粉と菜種油、無調整豆乳で作り、ちょっぴりヘルシーなのが女性にうれしいポイント。その上に、北海道産小豆を使った粒あんをこんもりとのせ、さらに厚切りの有塩バターもオン。サンドで食べるのが難しいほど盛りが良いので、スコーンを好きなサイズにちぎって、バターナイフでディップしながら食べるのが「アンシシコーヒー」流です。
・イートイン限定メニューも注目♪
『たまごサンド』490円
サンドイッチやトースト、アイスがのった『アレンジスコーン』など、イートイン限定のメニューにも注目を。シンプルな『たまごサンド』は、卵サラダを極限までたっぷり挟んでいて、ボリューム満点なのでランチにもおすすめです。パンに挟む前に卵サラダに追いマヨをするほどマヨネーズを惜しみなく使うのがポイントなんだとか。パンの表面に塗ったマスタードマヨのアクセントもたまりません。
このほか、ハチミツと粒マスタードの甘じょっぱい味わいがクセになる『ハニー粒マスタードエッグサンド』(590円)やゆで小豆とバターがのった『あずきバタートースト』(550円)など、ランチや軽食にぴったりなメニューもあります。散歩の途中や買い物帰りなど、さまざまなシーンで気軽に立ち寄ってみては?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2022年11月14日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。