2021年10月9日、高級食パン専門店「サボれサボーれ」がオープン!場所は、姫路市香寺町の国道312号線沿いにある「Caffe La Karin(カフェ・ラ・花梨)」の敷地内。凄腕ベーカリープロデューサー・岸本拓也氏が、コンセプトからレシピまですべてプロデュースした話題のお店です。高級食パン『朝道楽』は、バターやジャージー牛乳などをたっぷり使ったリッチな配合にこだわり、コクとしっとりとした食感が自慢。手土産に喜ばれること間違いなし♪
高級食パン専門店「サボれサボーれ」
2021年10月9日、姫路市香寺町の県道312号線沿いに高級食パン専門店「サボれサボーれ」がオープン!
香寺町で40余年親しまれてきた街の喫茶店「Caffe La Karin(カフェ・ラ・花梨)」のオーナーが、「コロナ禍で失われつつあるこの街の活気を取り戻したい」との思いで、カフェの敷地内に高級食パン専門店をオープンしました。
店名の「サボれサボーれ」は、“サボる”の語源となったフランス語の“サボタージュ”から。“せわしない日常の中でも、高級食パンを囲って憩いのひとときを楽しんでほしい”というメッセージが込められています。
お店のコンセプトや食パンのレシピは、すべてベーカリープロデューサー・岸本拓也氏が手掛けています。岸本氏は、全国で約350店舗のパン屋をプロデュースしている凄腕の持ち主。「サボれサボーれ」は、店名やデザインにフランスの風を吹き込んだことがこだわりです。
看板食パンは『朝道楽』と『サリュレザン』の2種類
「サボれサボーれ」の看板商品は、プレーン食パン『朝道楽』とレーズン食パン『サリュレザン』の2種類。販売サイズは1本(2斤)のみ。開店前から絶え間なく焼き上げられ、常に店の周辺は食パンの良い香りが立ち込めています。この香りに誘われて思わず買いに来るお客さんも。
同店の食パンは、耳まで薄く、キメの細かいしっとりとした食感が持ち味。その食感を生み出す秘密は材料にあります。
小麦粉は独自製粉で細かさをとことん追求。生地には北海道産バターや生クリーム、ジャージー牛乳をふんだんに使い、ミルキーなコクを感じる味わいに仕上げています。ミルキーな味わいと甘味をさらに引き立てるのが、沖縄県産の黒糖とサンゴの塩。素材へのこだわりからも「食パンで街を活性化したい!」という情熱が感じられます。
耳まで柔らかいため、窯出し作業は高い技術と慎重さが求められるんだそう。1本ずつ丁寧に職人が手作業で行うため、販売本数は1日あたり250本。日によっては夕方に売り切れてしまうこともあるそう。
『朝道楽』870円
プレーン食パン『朝道楽』は、乳脂肪分が高いバターやジャージー牛乳を贅沢に使っているため、ミルキーなコクをしっかりと感じられる芳醇(ほうじゅん)さが自慢。歯がいらないほど、しっとりやわらかです。
購入した当日は焼かずにそのまま食べて、小麦の甘さを堪能して。翌日以降は味が落ち着き、さらにミルクのコクと風味が際立ち、違った味わいを楽しめます。
『サリュレザン』1,070円
シャンパンに漬け込んだ大粒のレーズンをふんだんに混ぜ込んだ『サリュレザン』もおすすめ。フランス語で「やぁ!」という気軽な挨拶に使われる「サリュ」から名前をとった、ヨーロッパ調の店構えやコンセプトにふさわしい一品。どこをかじっても、シャンパンの爽やかな香りをまとったレーズンが感じられます。
1日にわずか24本しか焼き上がらないので、『サリュレザン』を狙うなら開店して間もないタイミングに訪れるのがベター。
『朝道楽』で作る高級サンドイッチも
『たっぷりたまごサンド』450円
高級食パン専門店には珍しい“高級食パンを使ったサンドイッチ”も販売しています。使用する食パンは『朝道楽』。食パン自体にバターやミルクの風味があるため、バターを塗らずとも深い味わいが楽しめます。
自家製卵サラダをたっぷり挟み込んだ『たっぷりたまごサンド』がイチオシ。卵を粗目にカットし、卵の存在感をしっかり残しているため、食べ応え抜群。味付けはシンプルに、マヨネーズと塩コショウのみ。昔ながらの喫茶店のような懐かしさも感じられます。
『アンデス高原豚カツサンド』590円
アンデス高原豚を使った肉厚トンカツに、ゴマ入りの特製ソースをたっぷりまとわせ、『朝道楽』で豪快にサンドした『アンデス高原豚カツサンド』。男性客から特に人気があります。
自然豊かなアンデス高原でのびのびと育った豚肉は、やわらかさとうま味が持ち味。外はしっとり、中はジューシーな味と食感のギャップが絶妙で、一度食べるとやみつきになること間違いなし。
『ミックスサンド』490円
自家製卵サラダやハム、野菜、ポテトサラダをサンドしたボリューミーな『ミックスサンド』は、ブランチにぴったり。手軽においしく野菜が摂れて、お腹もいっぱいに満たしてくれる一品です。
ラスクやジャムで味変も楽しんで♪
『ラスク』300円
レジ横で販売している、『朝道楽』を使った『ラスク』は手土産にぴったり。バターや砂糖を加えてカリカリになるまで焼き上げた香ばしさに、思わず食べ進める手が止まらなくなります。
店の食パンに合うように考えられたオリジナルジャムも6種類ほどスタンバイ。大人の女性にはストロベリーとラズベリーを合わせた『ダブルベリージャム』(860円)が、甘いのが苦手な人にはチーズが香る『オリーブオイル&チーズ』(920円)がおすすめ。
『オリーブオイル&チーズ』はパンのほか、スティック野菜に付けたり、パスタやサラダにかけたりと、食べ方のバリエーションも豊富なのも魅力的ですね。
爽やかな『サリュレザン』には『レモン蜂蜜』(970円)をたっぷりかけるのがおすすめ。レモンの花から採れるフルーティーな甘さが、レーズンの酸味とマッチ。食後や午後のデザートにもなりそう。
優雅な休日の朝食や食後のデザートに食パンを楽しむなら、「サボれサボーれ」が熟練のコーヒー職人と共同開発した『ドリップオンコーヒー』も一緒にいかが。
店の食パンに合うように、豆のブレンドや煎(い)り方にこだわったそう。お湯を注ぐだけで、喫茶店で飲むような本格的なコーヒーが楽しめます。1個190円ですが、3個なら540円とちょっぴりお得に購入できます。
食パンだけでなく、コーヒーやジャムなどで、自分好みにアレンジやペアリングも楽しめる「サボれサボーれ」。たまには家事をサボって、「サボれサボーれ」の食パンと共に、憩いのひとときを過ごしてみては。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年10月12日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。