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【姫路】「白鷺茶房」茶師が厳選した一杯とお茶菓子のペアリングを♪利き茶体験や月替りのイベントも

姫路駅西エリアに2026年4月にオープンした「白鷺茶房(しらさぎさぼう)」は、茶師である店主が国内外の茶葉を厳選し、その魅力を一杯に込めて提供するティースタンド。産地や品種の異なる「緑茶」「烏龍茶」「紅茶」を14種類そろえ、季節ごとに厳選したお茶菓子とともに、奥深いお茶の物語にふれることができます。予約制で利き茶体験や、月替りのイベントも開催。"知っているようで知らないお茶の魅力”を、五感で感じてみませんか?

・「白鷺茶房(しらさぎさぼう)」

山陽姫路駅から徒歩約5分ほど。近年、続々と新店がオープンし、盛り上がりを見せている姫路駅西エリアに、ティースタンド「白鷺茶房(しらさぎさぼう)」が2026年4月オープンしました。レトロなひまわりイエローのオーニングを目印に訪れて。

レザーアトリエ「tomalier(トマリエ)」の一角を間借りして営業する同店。入り口入って左手すぐには、姫路皮革のアイテムが並び、右手には茶師である店主と向き合う形で4席のカウンター席が配置されています。

兵庫県でも数少ない、茶審査技術(茶師)六段を持つ店主。家業である姫路の老舗茶舗で、7年間お茶の卸し業務に携わったのち、「もっとお客さんと近い距離で、お茶や産地の魅力を広げられたら」との思いで、コンパクトなティースタンドをオープンしました。

店内奥では、1杯分から気軽に楽しめるティーバッグや茶葉、店主が惚れこんだ作家の急須などを販売。物販の購入だけでも気軽に立ち寄ることができます。


・14種類のお茶からお気に入りの一杯を

同店では、産地や品種の異なる「緑茶」「烏龍茶」「紅茶」を14種類スタンバイ。中でも緑茶は10種もの茶種をそろえ、「うま味」「甘み」「渋み」「苦み」「香り」の特徴から好みをヒアリングしながら、お気に入りの一杯を店主とともに見つけていきます。「産地」「品種」「つくり方」などにもそれぞれの特徴があり、全国各地の産地に足を運んだことのある店主だからこそ聞ける、奥深いストーリーがあります。

茶葉を吟味したら、目の前で店主がお茶を淹(い)れてくれる贅沢な時間がスタート。「茶葉の量」「お湯の量」「お湯の温度」「蒸らし時間」を茶葉ごとに見極めながら、一杯一杯丁寧に仕上げていきます。「この4つのポイントさえ守れば、家でもおいしいお茶が飲めますよ」と店主。正しいお茶の淹れ方を教えてもらえるのも、この距離感だからこそです。

お茶は1オーダーにつき、たっぷり3煎分を急須で提供。お茶を急須から一度大きなビーカーに移し替えることで、適温になるまで冷まし、淹れたてから刻一刻と変化していくお茶の色合いを目で見て楽しむライブ感も演出されています。冷たいお茶としても提供可能なので、好みに合わせてオーダーを。

すべてのお茶に季節変わりのお茶菓子がセットになっているのもうれしいポイント。

取材日は、夏をテーマにしたラインアップで、姫路で人気の「レゾンデートル」の抹茶レモンケーキと、ピスタチオとカシューナッツの砂糖漬けが登場。和菓子ではなく、あえて洋菓子も積極的に取り入れることで、お茶の新たなペアリングの楽しみ方も提案しています。

・茶師が選ぶ個性豊かなおすすめ3種

『霧島深蒸し茶(3煎分&お茶菓子付き)』1,300円

日本茶ならではの“うま味”を味わってみたい人におすすめなのが、鹿児島県霧島市で化学肥料や農薬に頼らず丁寧に育てられた深蒸し煎茶。鮮やかな緑色からは想像もつかない、海苔を思わせるような独特の香りが特徴です。出汁のような濃厚なうま味のあとに、ほんのり果実のような爽やかさが重なり、後味は驚くほどスッキリ。緑茶の概念ががらりと変わる、変化球の一杯をぜひ試してみて。

お猪口で提供しているのは、鼻と飲み口の距離が近づくことで、香りをより深く感じてもらうためだそう。さらに、飲み口が小さいので、お茶が口の中で広がりにくく、苦みを感じにくいのだとか。

『鳳凰単叢蜜蘭香(3煎分&お茶菓子付き)』2,000円

中国・鳳凰(ほうおう)山で育てられた『鳳凰単叢蜜蘭香(ほうおうたんそうみつらんか)』は、フルーティーな香りとまろやかな飲み口が魅力の烏龍茶。ライチや熟した果実を思わせる華やかな香りが広がり、日本の烏龍茶と比べて、渋みや苦みが控えめなので、特に女性に人気だそう。夏場はアイスでオーダーすると、ライチティーのような爽やかな喉ごしが楽しめますよ。

『朝宮紅茶(3煎分&お茶菓子付き)』1,200円

日本で紅茶を作るためにできた「べにふうき」という品種を知っていますか?同店では、歴史ある茶産地・滋賀県甲賀市朝宮で育てられた茶葉を使用。ほのかにレモンを思わせる柑橘系の香りは、澄んだ空気に包まれた茶畑の風景が目に浮かぶよう。渋みは控えめで、後味もスッキリとしているので、甘いお茶菓子との相性も抜群です。



・テイクアウト限定の抹茶ラテも人気

『冷たい抹茶ラテ』800円 ※テイクアウト限定

同店では、テイクアウト限定で『冷たい抹茶ラテ』を用意。宇治の茶葉をベースに、滋賀、三重、奈良、鹿児島など、お茶の名産地から厳選した茶葉がブレンドされた一杯です。ミルクに負けないよう、抹茶はやや深めに焙煎されているので、豊かな香りと濃厚な風味をしっかり楽しめるのがポイント。さらにシロップあり・なしを選べるので、抹茶本来の味わいを堪能したい人にも、ほんのり甘く楽しみたい人にもおすすめです。時期によっては茶葉の品種や産地が変わるので、その時々の味わいを楽しんで。

テイクアウトメニューはこのほか、『冷たい煎茶』(600円)と『冷たい鳳凰単叢蜜蘭香』(800円)もスタンバイしています。

・利き茶体験や月替りのイベントも

「お茶をもっと気軽に、そして深く楽しんでほしい」との思いから、毎月第1土曜日の18:00〜、予約制の「利き茶体験」を開催しています。鎌倉時代から娯楽として親しまれてきた伝統的な利き茶遊び「茶歌舞伎」を初心者向けにアレンジした体験で、お茶の色や香り、味わいを頼りに産地や品種を探りながら、日本茶の魅力を楽しく学べます。➡︎予約はこちら

また、月替りのワークショップイベントも開催。今後は「お茶の淹れ方3種(お湯、急冷、水出し)の飲み比べ」や、「日本の緑茶・烏龍茶・紅茶の飲み比べ」などを予定しているそう。➡︎予約はこちら

お茶の奥深い魅力に触れられる「白鷺茶房」。茶師が紡ぐこだわりの一杯を五感で楽しみながら、国内外の茶産地を旅するような贅沢なひとときを過ごしてみては。

■詳細情報

■DATA

白鷺茶房(しらさぎさぼう)

所在地
兵庫県姫路市忍町19
営業時間
10:00〜18:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2026年7月8日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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