疫病退散の言い伝えがあり、コロナ終息を願う象徴として話題の妖怪「アマビエ」。姫路城大手門東にある「姫路護國神社」では、その姿をかわいくアレンジして描いた2種類の護符を参拝者に限定配布しています。
神社ならではの方法で、疫病の終息を願って
姫路城の大手門東にある「姫路護國神社」では、「コロナ終息に向けて神社として何かできないか」との思いで、毎日の祈祷と合わせて、「アマビエ」を描いた護符(ごふ)を制作。2020年5月1日から参拝者に枚数限定で配布をしています。
妖怪「アマビエ」を描いた2種類の護符
「アマビエ」を描いた2種類の護符のイラストを担当したのは毎年、絵馬を手掛けている2人の女性。それぞれがイメージした「アマビエ」がかわいく、ユーモアたっぷりに描かれています。
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偶数日に配布される護符には、上部に波が描かれ、海から現れた「アマビエ」をイメージした姿が描かれています。ウエーブした長い髪や体に描かれている模様などは現代風。体全体から放つパワーで、疫病も退散しそう。
奇数日に配布される護符に描かれているのは、家でマスクを作ったり、「3密」を守って海釣りをしたりしている「アマビエ」の姿。とがったくちばし、うろこに覆われた体、3本の足など、特徴をとらえたかわいいイラストが、心を和ませてくれます。
護符は参拝を済ませてから、社務所で1人1枚配布。1日の配布枚数に制限があります。
いただいた護符は、玄関の目線より高い位置に貼るか、神棚に。「自然に対する感謝や畏怖(いふ)の念を持って参拝してもらえれば」と宮司の泉和慶さん。
※インターネットオークションへの出品や転売はNG
※枚数がなくなり次第、配布終了
※郵送は受け付けません
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■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2020年5月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。