目の前で焼いている様子を見ると、その場で食べずにいられなくなる「たい焼き」。読者の声をもとに、播磨エリアの6店舗のたい焼きを紹介します。
●店舗マップ
1.鯛焼本舗 遊示堂<姫路市>
来年で創業20年。東京で食べたたい焼きの味が忘れられず、自ら店をオープン。試行錯誤を繰り返してたどり着いたのが、30分以上かけてじっくり丁寧に焼き上げる現在のスタイル。「時間をかけてもおいしい物を提供したい」とオーナー。パリパリの皮に思いが込められています。
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2.たい焼専門店 やまや本舗<姫路市>
「あんこが命です」と店長の山口昌也さん。小豆を100%使った小倉あんは、店内の専用釜でじっくりと炊き上げます。皮のパリパリ感が出るよう小麦は数種類をブレンド。美しい焼き色も自慢です。あんこがたっぷりと詰まって食べ応え十分。あんこ好きの心を満たしてくれる1匹です。
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3.鯛焼き・ベビーカステラ ひめりん<姫路市>
〝ヤマトヤシキの前のたい焼き〟として地元の人に愛され続けてきた「木村家のたいやき」が、移転して再オープン。小倉あんの羽根つきたい焼きは健在です。皮の食感を楽しめるよう持ち帰り用はしっかりと冷ましたものを、まち歩きのお供には再度焼いたアツアツを渡してくれます。
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4.鯛焼工房 やきやきや<加古川市>
皮は薄くてパリッと香ばしく、中は上品な甘さのあんこがぎっしり。生地には国産飼料用米で育てられた地元産「オクノのたまご」を、自家製あんこは減農薬栽培の十勝産小豆を使うなど、「家族3世代で食べてほしい」との思いで食材へのこだわりも強い。縁のパリパリが好きな人は「縁ありで」と注文して。
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5.たい焼き もりた<稲美町>
小麦粉にアワやヒエ、キビの粉を加たオリジナル生地。もっちり食感です。チョコやカスタード、季節限定あんなど種類が豊富でキッズにも人気。あんこの甘さは控えめ。キッチンカーで移動販売もしています。各地のイベントに出店しているので、見かけたら声を掛けて。
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6.松川たいやき<宍粟市>
松川キヨ子さんで3代目。創業時から変わらず自宅で手作りするあんこと生地は、ほっこりと優しさがあふれる味。金型は初代が使用していた物を今も大切に使っています。1匹ずつ焼くので時間が掛かるときも。「ちょっと待ってなぁ」と松川さん。世間話をしながら焼き上がりを待ちます。
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松川たいやき
- 所在地
- 兵庫県宍粟市一宮町須行名496
- 電話番号
- 0790-72-0248
- 営業時間
- 9:00〜17:00
※なくなり次第終了
※予約可(時間外も対応)
※2019年12月31日~2020年1月4日は伊和神社に出店
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2019年12月23日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。