ほっとするやさしい甘さときなこの香ばしさに、食べはじめると止まらなくなるわらび餅。黒蜜をからめるとまた違ったおいしさを楽しめます。夏のイメージがあるわらび餅ですが、もっちりぷるぷる食感のおいしさは季節問わず味わいたいもの。姫路・加古川周辺で、一度は食べておきたい絶品わらび餅のお店を紹介します。職人が丁寧に手作りしたこだわりの11選。わらび餅マニアもきっと納得の逸品に出合えるはず!?
8.わらびもち館 本家 治五郎<福崎町>
福崎町の中心地、スーパーや路面店が集まる南田原の交差点近くにある「わらびもち館 本家 治五郎(じごろう)」。本格わらび餅やわらび餅ドリンクを販売する、わらび餅専門店です。
『治五郎わらびもち 自宅用』5個入(約250g)700円、10個入(約500g)1,300円
※自宅用商品に黒蜜は入っていません
看板商品は、風味豊かな本わらび粉にこだわった『治五郎わらびもち』。素材の配合から、火加減に至るまで徹底的に管理しながら練り上げることで、品格ある風味と食感に仕上がるそう。口の中に入れた瞬間、ほどけていくとろけるような食感を味わって。
わらび餅の風味を引き立たせるのに欠かせないきな粉は、甘すぎない上品な味わい。黒蜜は鹿児島県産の純黒糖を使っていて、黒糖独特の甘みの中にほろ苦さを感じる奥深い味わいが魅力です。
『わらびもちドリンク』700円~
わらび餅ドリンクにも注目です。フレーバーは写真左から『コーヒー』(700円)、『抹茶』(750円)、『ほうじ茶』(750円)、『小豆』(750円)の4種類。店自慢のわらび餅を手軽に楽しめると人気なんだとか。
ストローを通して口の中でとろけるわらび餅は新食感!まるでおしゃれなカフェのドリンクのようなビジュアルでSNS映えすること間違いなし♪ぜひ全フレーバーを制覇してみて。
■DATA
9.六萬石 加古川駅前店<加古川市>
加古川を中心に4店舗を構える手作り和菓子の店「六萬石」。“家族団らんやいろいろな人生の節目に、幸せを運ぶ手作りのお菓子を食べてもらいたい”という思いで、夫婦で経営をしています。
『まさごわらび』540円
店頭には、和菓子職人の旦那さんが自社工場で作る新鮮なわらび餅が毎朝並びます。迷ったら『まさごわらび』をチョイスして。葛根(かっこん)のデンプンを100%使用した上質な「吉野本葛(くず)」で作られるわらび餅は、つるんとした新食感が楽しめます。きなこに砂糖をプラスして、より甘く仕上げているのがポイントです。
『珈琲わらび』496円
香ばしいコーヒーの風味がクセになる一品。子どもでも食べられる甘さで、コーヒーフレッシュを回しかけるとよりマイルドな味わいに。『まさごわらび』とはまた異なり、もっちりとした食感が楽しめます。
このほか『抹茶わらび』(518円)などのわらび餅を販売。小さめにカットしてあるので、子どもやお年寄りでも食べやすいのがうれしいですね。
店内には求肥が入った看板商品の『六萬石最中』や、夏季限定の『すいか大福』など、さまざまな和菓子がずらり。懐かしくも新しいラインアップに目移りしてしまいます。公式オンラインショップでも販売されているので、遠方へのお中元にいかが。➡︎公式オンラインショップはこちら
■DATA
六萬石 加古川駅前店
- 所在地
- 兵庫県加古川市加古川町溝之口 507 サンライズ加古川ビル1階
- 電話番号
- 079-422-2002
- 営業時間
- 月~金/9:00~19:00
日・祝/9:00~18:00
10.喫茶万葉<稲美町>
明石西インターを降りて北へ5分のところにある「喫茶万葉」。田園風景の中にたたずむ一軒家カフェです。
木のぬくもりが感じられる店内は心地よく、自家製野菜をふんだんに取り入れたモーニングやランチが豊富で、開店からにぎわいを見せます。
『わらびもちセット』(ドリンク付き) 800円
本わらび粉を使用した看板商品の『万葉わらびもち』は、そのもちもち食感とボリュームにファンやリピーターが続出。一口では食べられないほど一切れが大きく、食べごたえ抜群です。
このほか、『シフォンケーキセット』(1,080円)や『冷しわらびぜんざい』(750円)など、ホッと一息つけるメニューが多彩。
『万葉わらびもち』進物用大(15切れ入り) 1,500円
持ち帰り商品(8切入り850円〜)を求めてお客さんが列をなすことも。箱を手にしたときのずっしりした重さに驚く人が多いのだとか。ふたを開けると、たっぷりまぶされたきなこの香ばしい香りが鼻孔をくすぐります。
期限内であれば冷蔵庫で冷やしても固くならないので、暑い日にはしっかり冷やして味わいたいですね。
■DATA
喫茶万葉
- 所在地
- 兵庫県加古郡稲美町岡1162-2
- 電話番号
- 079-439-4713
- 営業時間
- 8:00~18:00
モーニング/8:00~11:00
ランチ/11:00~14:00
カフェ/11:00~17:00
持ち帰り商品の販売/8:00~18:00
11.本わらびもち専門店 小町本店 明石直売処<明石市>
2020年7月、明石市大久保町にオープンした「小町本店 明石直売処」。本わらび餅のテイクアウト専門店です。オープン間もないうちから口コミが広がり、すでにリピーター続出だとか。そのおいしさを求め、1時間待ちの行列ができることもあるそう。
『抹茶 わらび餅』小箱(250g入り) 890円
名古屋で修行を積んだ職人が丁寧に作るわらび餅。最大の特徴は、口に入れた瞬間のとろける食感です。本わらび粉を使用した独自の配合で、蓮粉(はすこ)を混ぜることにより粘り気ややわらかさをプラス。火加減にもこだわり、分単位で火力を調整しています。
『チョコ小町』(6個入り) 500円
とろけそうなわらび餅に、カカオパウダーをトッピングした新感覚のフレーバー。ビターなカカオが香る大人な味わいです。以前は期間限定で販売していましたが、好評のため定番メニューになった実力派です。
わらび餅の味は全部で5種類。抹茶やチョコレートのほか、『きな粉』(790円)、『黒ごま』(890円)、『ほうじ茶』(680円)と豊富なラインアップ。家庭用パッケージのほか、進物用の木箱で販売している商品もあるので、手土産にもピッタリです。
このほか、月替わりの限定わらび餅メニューも登場。さまざまなテイストのわらび餅16粒がセットになった『わらび餅 オードブルセット』(2,980円)もあるので、ギフトにもおすすめです。
毎年11月~4月にかけては、温かいわらび餅も販売。催事イベントでの出店や出張販売も行っています。出店や新商品の情報は公式Instagramをチェックして。 ➡︎公式Instagramはこちら
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年8月18日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。