神戸市中央区、JR・阪神元町駅から南へ徒歩5分の場所にある「Scoop(スクープ)」。カレーの新しい楽しみ方を提案する、オシャレなスパイスカレー専門店です。豊かな香りと味わいに食欲を刺激されるスパイスカレーは、一度食べるとやみつきになること間違いなし。カフェとしても利用できるので、パティシエが作る素朴なレトロなスイーツもぜひ一緒にいかが?
・スパイスカレー専門店「Scoop(スクープ)」
神戸市中央区、南京町と元町商店街の間の路地裏に店を構える「Scoop(スクープ)」。スパイスカレーと素朴なスイーツが自慢の店です。「これがカレー?」と驚くようなメニュー開発を心掛け、味はもちろん見た目にもワクワクできる工夫が満載。時間帯を問わず幅広い年齢層のお客さんで賑わい、足しげく通うリピーターも少なくありません。
店名の「Scoop」は、カレーとプリンの共通点である“すくう”を意味します。スプーンが描かれたかわいらしいロゴと、ブルーグレーの外観を目印に訪れて。
シャビーシックな雰囲気がただようオシャレな店内。ホワイトやグレーを貴重とした、シンプルながらもセンスの光る落ち着いた空間です。ゆったりと25席が配置され、おひとり様でも気兼ねなく過ごせそう。スパイスの香りに包まれながら、ちょっぴり非日常的な時間を堪能して。
・辛さがクセになる!ドライグリーンカレー
『香草たっぷりドライグリーンカレー』1,200円(ドリンク、ミニデザート付き)
看板メニューは、『香草たっぷりドライグリーンカレー』。合い挽きミンチとタマネギを約10種類のスパイスで炒めた、タイのグリーンカレーを思わせる味わいです。複雑に絡み合うスパイスの深みを感じられ、青唐辛子のピリッとした辛味が印象的。コブミカンの葉を指すタイのハーブ「バイマックルー」は、柑橘特有の爽やかさをプラスし、素材の甘みも引き出してくれるそう。
パクチー、大葉、ネギ、フライドオニオンがトッピングされているので、好きなタイミングで混ぜながら召し上がれ。散りばめられたナッツの食感もほどよいアクセントになり、味や食感の変化を感じながら最後の一口までおいしく食べ進められます。パクチーが苦手な人は、抜くこともできるので気軽に声かけを。ライムを絞れば、キュッと味が引き締まります。
このほか『週替わりカレー』(1,200円)もスタンバイ。「ココナッツチキンカレー」や「ポークビンダルーカレー」など、東南アジア系のカレーをイメージしたメニューが登場します。選ぶのに迷ったら、贅沢に『あいがけカレー』(1,400円)にするのもGOOD。すべて十五穀米を使用しているのは、より健康的にカレーを楽しんでもらいたいという店主の心づかいです。
セットドリンクは6種類から選べます。厳選した有機栽培のコーヒー豆を使用した「ウォータードリップ珈琲」は、六甲山系の天然水でじっくり時間をかけて水出し。苦味とコクをしっかり感じられつつ、マイルドな口当たりが魅力の一杯です。単品は550円で提供しているので、ランチのセットドリンクとして飲めるのはとってもお得。
取材日のミニデザートは「紅茶のケーキ」。このほか、「杏仁プリン」や「ミルクティーのパンナコッタ」など、メニューは訪れてからのお楽しみです。
・素朴なレトロスイーツやドリンクも豊富
『プリン』500円
カフェとしても利用できる同店。パティシエが丁寧に作る『プリン』も看板メニューの一つです。限りなくシンプルな材料で、しっかり固めに焼き上げているのが特徴。甘さ控えめで卵の風味がダイレクトに伝わり、ほろ苦いカラメルソースともほどよくマッチしています。若い人には新しく、年配の人にはどこか懐かしく思え、そのレトロな佇まいがSNSでも話題になったそう。
このほか、バターの香りがリッチなしっとり食感の『フィナンシェ』(500円)もおすすめです。カレーを食べた後、そのままゆっくりカフェタイムを過ごすお客さんも多いとか。
基本的にはすべてのメニューがテイクアウトOK。おいしさはそのままに、コロンとかわいらしい瓶に入った『プリン』は、ちょっとした手土産にもぴったりです。
『ミックスジュース』600円
数種類のフルーツをミキサーにかけて作る『ミックスジュース』にも注目。とろりと濃厚な甘さが魅力です。サクランボをのせた、純喫茶を思わせるクラシックなビジュアルがとってもキュート。トップには、果汁で作ったキラキラとしたクラッシュゼリーが飾られています。
スパイスカレーとレトロなスイーツを提供する「Scoop」。洗練された空間ながら、決して気取らない雰囲気も人気の秘訣です。全てのメニューが時間帯を問わずオーダーできるのもうれしいポイント。ちょっぴり遅めのランチや、食欲がない日に甘いスイーツで心を満たすのもOK。相手やシーンを選ばず利用できるので、気軽に立ち寄ってみてはいかが?
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年3月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。