姫路市飾磨区国道250号線沿いにある、50年以上にわたって愛され続ける老舗焼肉店「焼肉ホルモン一(かず)」。3号店である飾磨店が最新の換気設備を搭載し、2023年5月10日にリニューアルオープン!煙の少ないクリーンな空間で、おひとり様や女性も気軽に焼肉が楽しめるようになりました♪同社の熟練の肉職人らが目利きした牛肉の新鮮さと味は、常連客のお墨付き。冷麺やキムチなど、自家製の一品にも注目です!
・「焼肉ホルモン一(かず)」
「焼肉ホルモン一(かず)」は、1967年に創業した姫路の老舗焼肉店。本店の「砥堀(とほり)店」のほか、「白浜店※」と「飾磨店」の3店舗を姫路市内で展開しています。
※2023年7月現在、白浜店はリニューアルに伴い休業中
2023年5月10日、「焼肉ホルモン一 飾磨店」が40周年を機にリニューアルオープン!歴史を感じる武家屋敷のような立派な佇まいはそのままに、内装の一部と換気設備が新しく生まれ変わりました。
内装は、女性建築家が監修し、黒と木を基調としたスタイリッシュな雰囲気にリニューアル。各テーブルに設置された吸煙装置や黒い天井、黒と赤のハイチェアといったインダストリアルなインテリアがアクセント。“昔ながらの焼肉店”といった古めかしさを残しつつ、カフェのようなおしゃれさもあります。
「お子様連れや女性同士、おひとり様など、これまで煙やにおいを気にして積極的に焼肉店を利用しにくかったお客様にも、安心して焼肉を楽しんでほしい」との思いで、換気設備を一新したそう。全席に最新の上引吸煙ダクトが導入されたことで、煙を気にせず肉を焼いたり、食事を楽しめるようになりました。
広々とした店内には10卓の座敷席のほか、友人と肩を並べてカジュアルに焼肉が楽しめるハイチェアのテーブル席を24席ほどスタンバイ。立ち飲み屋感覚で仕事帰りに同僚と軽く一杯交わしたり、家族そろって焼肉を楽しんだりと、相手やシーンにとらわれず、ドリンクを片手に気軽に焼肉を楽しめそう。アルコールはもちろん、ノンアルコールドリンクも豊富に用意しています。
・看板商品は黒毛和牛のホルモン
『ホルモン盛り』1,700円
同店の看板メニューは店名の通り、新鮮な和牛ホルモン!上ミノやマルチョウ、テッチャン、赤セン、ハチノスなど、9種類のホルモンがそろい、それぞれ一人前450円~660円という手ごろな価格で食べられるのがポイントです。
迷ったときは、名物『ホルモン盛り』がおすすめ。「ホルモン(小腸)」「ハラミ」「上ミノ」「マルチョウ」「キモ」の5種類のホルモンを食べ比べできる欲張りな一皿です。それぞれ一人前ずつ頼むと2,000円以上するので、盛り合わせはちょっぴりお得!今まで食べたことのなかった部位にもぜひチャレンジしてみて♪
同店の原点である「ホルモン(小腸)」は、黒毛和牛ならではの甘みとプリプリとした食感が自慢!「ホルモンって臭くて硬そう」と、ホルモンに苦手意識を持っていた人にこそ、ぜひ食べてほしい一品です。
トングで肉を持ち上げると、身の厚みと脂のりが一目瞭然。さらに、焼いてもこのボリュームがほとんど変わらず、驚きの連続です。おいしさの理由は、朝採れの肉を自社加工場で手早く下処理を行っているため、常に鮮度が保たれているからだそう。ホルモンの概念を覆す“かずのホルモン”を、ぜひ一度ご賞味あれ♪
・姫路市民のソウルフード「ホルモン鍋」も人気!
『ホルモン鍋』1,100円(注文は二人前~)
姫路ではホルモンが庶民食の一つで、昔から祭りやお祝いといった集まりごとで、よくホルモン焼きや鍋が食べられているんだとか。そんな姫路の“ホルモン文化”に根付き、同店の『ホルモン鍋』は、創業から市民のソウルフードとして親しまれてきたそう。
大きな鍋の中にそびえ立つ“モヤシの山”は圧巻のビジュアル!その下にはキャベツやタマネギ、大粒のホルモンがゴロゴロと入っています。
グツグツとスープが煮えて野菜がしんなりとし、ホルモンに火が通ったら頃合い。味付けは、自家製みそダレと野菜から出た水分のみと極めてシンプルですが、ご飯が進むやみつきの味わいです。辛さはほとんどないので、子どもの舌でもOK!野菜とホルモンをおいしくたっぷり堪能できます。
鍋を心ゆくまで味わい尽くした後は、『うどん玉』(170円)でお楽しみの〆タイム。スープが足りなくなったら無料で追加してもらえるので、スープも余すことなくごくごく味わって♪
・姫路和牛などの特選黒毛和牛もラインアップ
手前から時計回りに『はみ出しカルビ』1,400円、『カイノミ』1,000円、『かずバラ』1,050円
ホルモンのほか、日本各地から厳選した黒毛和牛も目白押し!ワンランク上の特選メニューは10種類以上あり、お皿からはみ出るほど大きな『はみ出しカルビ』、希少な赤身肉の『カイノミ』、特に上質な赤身を厳選した『かずバラ』などがラインアップ。
特に『はみ出しカルビ』は、全長25cm、厚さ数ミリという規格外のカッティングが見事で、熟練の職人技が光る逸品です。
『かずバラ』1,050円
特に美しいサシが入った上質な部分だけを厚めにカットした『かずバラ』は、キメが細かくやわらかな一品です。
ステーキで食べられるような上質な部位で、一般的な焼肉店や家庭ではなかなか味わえないそう。肉質は歯がいらないほどやわらかく、噛むたびに甘い脂がジュワッと溢れ出ます。脂を逃さないよう、サッと表面を焼いていただくのがおすすめです。
焼いたお肉はお好みで、自家製ダレや塩コショウを付けていただきます。タレは、姫路の老舗みそ屋から仕入れた手作りみそをベースに、創業以来変わらない秘伝の配合でブレンド。甘めの味付けが、お肉とご飯によく合います。
『カイノミ』1,000円 ※数量限定
特選黒毛和牛の中でもワンランク上の希少部位は、日替わりで数種類提供しています。取材日は『カイノミ』が登場。赤身と脂のバランスがよく、肉本来のうま味をダイレクトに味わえます。口当たりなめらかでとろけるようなやわらかさに、思わず心までとろけてしまいそう。好きなサイズに切り分けてから召し上がれ。
・自家製にこだわる一品メニューにも注目♪
『自家製冷麺』720円
同店の自慢は焼肉だけではなく、自家製にとことんこだわった一品メニューにもあります。キムチやスープ、ビビンバなど、さまざまなメニューがある中で、特に女性客に人気なのが『自家製冷麺』。さっぱりとした味わいで、焼肉の後の〆にぴったりです。
『自家製冷麺』の味の決め手は、黒毛和牛からとった出汁。肉をさばいた際に出る端材を使って、丁寧に出汁からとるこだわりぶりです。
見た目は澄んでいるのに深みのある味わいで、そのギャップに驚くこと間違いなし!韓国食品専門店から仕入れる本場の麺はつるんとしなやかで、澄んだスープと相性抜群です。焼き豚やキムチなどの手作りのトッピングと合わせて、目と舌で楽しみながら味わって。
姫路で愛され続けて50余年、創業から変わらぬ地元への愛と確かな目利き、そして熟練の技でもてなす姫路の老舗焼肉店「ホルモン一」。美しく生まれ変わった飾磨店で、気軽に上質な牛焼肉をお楽しみあれ♪
■詳細情報
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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2023年7月9日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。