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2021.11.18
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【加古川】古民家カフェ「楓屋」が移転オープン!野菜たっぷりランチや自家製スイーツが自慢

古き良き日本を思わせる、情緒ある古民家カフェ「楓屋(かえでや)」。2021年10月に移転リニューアルオープンしました。たくさんの季節の野菜や自家製の豆腐を使った、上品な味わいのランチが人気です。こだわりの手作りスイーツも豊富。いつもよりちょっぴり贅沢な息抜きタイムを過ごしてみませんか?

趣ある古民家カフェ「楓屋(かえでや)」

2021年10月28日、加古川市寺家町から東神吉町升田へ移転オープンした「楓屋」。新店舗も旧店同様に昭和初期の古民家を改装し、古き良き日本家屋の面影を残した古民家カフェとなっています。

店主自らリノベーションを施した店内には、畳にちゃぶ台、タンスなどがならび、昭和レトロな雰囲気。古民家ならではの趣を活かした懐かしい空間です。

日が差し込むテーブル席からは、庭の景色を眺めながら食事をいただけます。庭には店名でもある「楓」の木が植えられ、手作りの素朴なお地蔵さんが。お店の守り神のような存在です。ぜひ庭にも注目してみて。


季節の野菜がたっぷり味わえるランチ

『楓ごはん』2000

1番人気のランチは、懐石料理のように美しい月替わりの『楓ごはん』。季節の野菜をふんだんに使用し、おからを使った前菜や、手作りの豆腐をアレンジした料理など6品が並びます。ごはんは減農薬で育てられた志方産の「鹿児の華米(かこのはなまい)」。十穀を混ぜて炊くことで食べやすくした玄米です。麦みそと合わせみそをブレンドし、田舎っぽい甘さに仕上げた個性的なおみそ汁も絶品です。

取材日の前菜は、おからのもち米シューマイ、ホウレンソウそぼろ、サツマイモ揚げ煮、わけぎのぬた。さまざまな味つけでバランスよく構成されています。サツマイモ揚げ煮はバターを使用しまろやかに、わけぎのぬたには銀鮭をプラス。一つひとつに工夫がほどこされ、やさしく上品な味わいが特徴です。

試行錯誤を重ねて完成したこだわりの自家製豆腐には、富山県産の大豆と長崎県産の天然にがりを使用。沖縄料理であるラフテーと共に甘く煮込んで完成です。

メイン料理は、彩りのよい蒸し野菜とエビのサラダ。野菜はなんと11種類。一つひとつ別々に火を通し、歯ごたえを残しながらそれぞれに合ったやわらかさに仕上げています。大きなエビとともにポン酢ドレッシングでサッパリと。素材そのものを活かした味わいです。

ランチはこのほか、ほうじ茶でいただく『茶粥セット』(1,000円)や、数種類のスパイスをミル挽きして作るスパイシーな『楓屋カレー』(1,000円)もあります。プラス250円でコーヒーも付けられますよ。リピーターも多くランチタイムはいつもにぎわっているので、予約がベター。

自家製スイーツや豆乳甘酒にも注目

『抹茶白玉のあんみつ』700

できたてを味わってもらいたいと、オーダーが入ってからゆでる抹茶味の白玉。そのモチモチ食感には驚きです。大納言あずきとの相性もバッチリ。黒糖味の豆乳アイスはコクがありながらもあっさり。和の心を感じられる一皿です。

『豆乳甘酒(プレーン)』500

豆乳を使用した、まろやかな自家製甘酒。まろやかな豆乳と後味にほんのり残る糀の香りを楽しんで。甘さ控えめな黒糖生姜のおからビスコッティと一緒に。

スイーツはほかにも、オーダーを聞いてから練り上げる人気No.1の『生わらびもち』(650円)や、岡山県産の強力粉と全粒粉を使用した『おからスコーンセット』(700円)など豊富にラインアップ。

テイクアウトの焼き菓子もあります。チョコブラウニーや、発酵バターと豆腐がたっぷり入ったクッキーやなど身体にやさしいおやつです。ノンカフェインのトウモロコシ茶の販売もしていますよ。

■詳細情報

■DATA

楓屋(かえでや)

所在地
兵庫県加古川市東神吉町升田161
電話番号
079-427-7010
営業時間
ランチ 11:00~なくなるまで
カフェ 14:00~17:00 LO.16:00

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2021年11月10日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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